あっという間に過ぎる3学期だからこそ、大切にしたいこと
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こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「あっという間に過ぎる3学期のこと」について書いていきたいと思います。
今回の記事は子どもに関わる方に特におすすめの内容です。
そうでない方も昔懐かしの気持ちになるかもしれませんので、ぜひ目を通していってみてください。
目次は、以下の通りです。
学校の1〜3月はあっという間に過ぎ去っていく
3学期は学期の中で1番短い
3学期は全部で、約11週しかありません。
前期後期の2期制を採用しているところではあまり感じませんが、3学期制の所ですと1番短い期間になります。
自治体によって多少の差はありますが、日数は50日前後です。
期間が短い上に、卒業式などのイベント毎も重なるため、余計にあっという間に感じる期間になります。
短いからこそ、一日一日を大切に
短いことは、残念なことでもありますが、良い点もあります。
それは、終わりが見えやすいからこそ一日一日を大切にしやすくなるということです。
この学年の間にできることなど、マイルストーンとなる小さな目標を設定して取り組みやすくなります。
期限が決まっているからこそ、前向きに取り組めることもありますよね。
こうした経験は、学年が変わっても子どもの中に残り、力になってくれることだと思います。
短いからといって、ただただ流すような時間にするのではなく、短いからこそ充実させるという気持ちで過ごすと子どもにとって良い時間になるのではないかと思います。
あっという間に過ぎる3学期だからこそ大切にしたいこと
最後に、3学期だからこそ大切にしたいことを書いて終わりたいと思います。
主に2点あります。
子どもにとって、ためになる集団の解散の経験をする
一つ目は、子どもにとってためになる集団の解散の経験です。
子どもたちは学校で4月から集団として生活を送ってきていることが多いと思います。
当たり前のことですが。集団として生活を始めたなら、集団としての生活の終わりが訪れます。
学校では、「集団としての生活の終わり=クラス替えや担任の交代」と言えます。
集団として過ごしてきた時間の終わりをどのように迎えるか。
これは、学校生活だけでなく、社会にでて組織に属したり、プライベートで何かの集団に所属したりした時に生かせる経験になると思います。
集団の解散は、自分にとって、周りにとって良い影響があるのかということを考えたり、体験したりする良い機会になると私は考えています。
残り30日前後と終わりが見えてきた今の時期は、自分たちなりに「終わり方」を考える良いタイミングと言えるのではないでしょうか。
「集団の解散をどのように迎えたいか。」
子どもに関わる方は、ぜひ、この機に考えるきっかけとなる声をかけてみると良いと思います。
進級に向けての橋渡し
2つ目は、進級に向けての橋渡しです。
学習面、生活面と大きく2つの面があると思いますが、私は生活面を重視しています。
生活面の中でも、特に、コミュニケーションに関することは大切だと感じています。
4月、集団のスタートで新たな環境になかなか馴染めないという人も少なくありません。
そのため、3学期には少しずつ、4月の新しいスタートのために助走をつけていくと良いと思っています。
具体的には、4月から少しずつコミュニケーションをとって関係を築いてきたことを振り返ったり、どんなことに気を付けていたらうまくいったかということを改めて考えたりするといった取組です。
ちょっとロールプレイをしてみても良いと思います。
新たな出会いの練習みたいなものですね。
そこまでしなくても…と思われるかもしれませんが、こうしたコミュニケーションのスキルは成績には表れませんが、生活していく上でとても役立つスキルだと思います。
次への橋渡しという側面以上に、子どものこれからのためになるのではないかと考えて取り入れています。
次の学年への橋渡しというより、未来への橋渡しというイメージを持って行っています。
あっという間に過ぎてしまう3学期が子どもたちにとって、より良いものになるように、関わって行けたらいいなと思っています。
もしも、子どもと接する機会があったら、今回の内容を話のネタにしてみてください。
成長のきっかけになるかもしれません。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
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