多様な行動からアイディアが広がるんだなぁと感じ、反省した学校での出来事
こんにちは、旅人先生Xです。
今日は、「多様な行動とそれに伴うアイディアの広がり」について書いていきたいと思います。
お子さんに関わっている方もそうでない方もアイディアを広げるきっかけになるかもしれませんので、ぜひ目を通していってもらえたら嬉しいです。
目次は、以下の通りです。
①多様な行動から気付かされること
・自分ではやらないことに触れると…
先日、面白いなと感じることがありました。
授業でものづくりのアイディアを出し合った後に、計画を立てていたのですが、その時、何やらリスト?のようなものを作っている子がいました。
本来でしたら、「計画を立てるんだよー」と一声かけて行動を変えてもらうところですが、とても熱心にやっていたため、少し様子をみてみることにしました。
すると、「やっとできた」といった類のことをつぶやいていたので、「何を作っていたの?」と聞いてみました。
すると、「使えることを全部並べてみた」と教えてくれたのです。
そこには、授業で活用するもので、できることのリストのようなものが作られていたのです。
なんて根性なのでしょう。
私はやろうとも思わなかったことでした。
他の子も誰一人やっていなかったことです。
計画を立てる時間ではありましたが、その子だけが熱心にリストを作成していたのです。
その子は、リストを学級に共有してくれました。
おかげで、子どもたちのアイディアが広がるきっかけとなったのです。
「あの時、止めないでよかった。」
そう思うと同時にあることが頭をよぎりました。
・授業で子どもの行動を制限しすぎていないだろうか。
そこがリストを共有してくれた後、私の頭をよぎったのは、
ということです。
今回は、たまたま気付いて上手くいったのでよかったのですが、他の場面で見逃して、素敵なアイディアのタネを潰しているんじゃないかと感じたのです。
授業を進めていく立場上、すべての事柄に寄り添うことは難しいのですが、少なくとも今回のように、少し待ったり、受け入れたりすることで生かせるタネはきっとあったはずです。
反省しました。
アイディアの広がりについて、今回のような感覚を常日頃持っていれば、もっと子どもの発想を生かすことができた。
これは、私にとって大きな反省点であるとともに、アイディアのタネでもありました。
「これからはこうしてみようかな?」という考えをしやすくなったからです。
この反省、生かさずにおくのは勿体無いと思い、noteでも共有したいと感じたので、今、記事を書いております。
②多様な考えに触れることの面白さ
何事においても、新しいアイディアってなかなか出にくいと私は感じています。
ですが、今回の一件のように、
そんな風にも感じます。
普段、生活していると同じような考えの人たちで集まりがちですが、違う意見や考え方の人たちとの交流は自分の世界や視野を広げる面白さがあるのではないでしょうか。
自分とは違うから変。
そう考えずに、「そんな考え方もあるのか」とおおらかに受け止めたり、見守ったりすることができれば、もしかしたら、もっともっと日常は面白くなるのかもしれません。
子どもたちには、いつも大切なことを教えてもらっているなと感じます。
私がこの仕事が好きで続けている理由の一つです。
今回は、以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。
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