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日常で、子どもが「認めてもらえた」と感じる機会を増やしていく

【1分で読めて意味のある情報】

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「認めることの大切さ」について書いていきたいと思います。

主に小学校での子どもとのやりとりを想定していますが、大人にも言えることだと感じますので、ぜひ目を通していっていただきたいです!

目次は、以下の通りです。


①認められたと感じるとやる気がUPする


✅日常で、子どもが「認めてもらえた」と感じる機会を増やしていく

これは、大人から子どもへの声かけだけでなく、子ども同士の声かけにおいてとても大切なことだと思います。

自分がしていること、自分がそこにいることを認めてもらえたと感じられる瞬間は、生活していく中で感じられれば感じられるほど、物事に取り組むやる気や気力が湧いてくるように私は感じています。

思い返してみると誰かに声をかけてもらって、やる気が出たり、気力が湧いてきたりした経験はないでしょうか。

きっと多くの人の記憶の中に、そうした経験があると思います。





ちょっと極端かもしれませんが、逆のことを考えてみます。

自分がしていることをちっとも認めてもらえない気がする。

自分がいてもいなくても変わらない気がする。

このような気持ちを抱いていたら、ものすごくやる気や気力が削がれる気がしませんでしょうか。

私は、やる気や気力を通り越して、もはや何のためにそこにいるのかわからなくなって、嫌な気持ちがすごい勢いで湧いてくる気がします。





こうしたことからも

✅子どもたちが、自分で自分の力を磨いたり、友達同士で高めあったりしていけるような環境にしていくためには、互いに認め合えるような雰囲気がとても重要

だと思います。

教員は時として、モデルの一人にもなります。

そのため、教員が相手を認める声かけや行動を見せていくことで、子どもたちがやる気を出して活動する雰囲気づくりのきっかけを作っていくこともまた大切だと思います。




②認められることが目的にならないように気をつける


✅認められることが目的にならないように…

これは、子どもたちにもよく話していますし、自分自身も気をつけています。

自分でやってみたいことや〇〇のためと考えてやっていたこともいつの間にか誰かに認めてもらうためにやっているということに変化しがちです。

目的が変わっちゃうというやつですね。




誰かに認められることはとても嬉しいことだと思います。

その嬉しい気持ちは、自分を前進させるための良いエネルギーになります。

ですが、

✅認められることが目的になってしまうとちょっとしたきっかけで途端にエネルギーを失ってしまうということが発生してしまう可能性が高くなってしまう

ということがおきます。




認めてもらうために頑張ったのに…

もうやりたくない。

やっても意味ない。

そんな気持ちが湧いてきてしまうわけです。




こうなってしまっては、何だかとてももったいない気がします。

なぜなら、やっていることは「自分のため」や「誰かのため」になっていることが多いからです。

認めてもらうことが目的に置き換わってしまい、やる気を失った。

これもまた多くの人の経験の中にあることなのではないかと思います。

子どもたちには、ぜひそうした経験と向き合いながら、自分なりに、「自分のためになること」「周りのためになること」について考えていってほしいと考えています。




③自分の行動を振り返ることで見える「大切なこと」


時々、自分がしたことを振り返ると

✅「自分が大切にしていたこと」や「自分が大切にしていきたいこと」が見えていくる

ということがあると思います。




もしも、それが認められるためだとしてもそのことに気付いてどうしていくか考えることは、子どもにとってとても良い経験になると思います。

また、これからどうしていくか、どうしていきたいかを自分で考えるということを繰り返していくことは、「自分」を培っていく上で、とても大切なことだと思います。




今回①で書いた通り、認められることでやる気がアップすることは多いです。

ですが、

✅本当に大切なことは、そうした経験を繰り返しながら、自分がどうしていきたいか、何を大切にしているのかということを考える経験を積んで成長していくこと

のように思います。





ついつい学校ではたらいていると子どもの様子や目に見える行動に意識がいきがちです。

ですが、子ども自身の考え方や経験といった内面にもしっかりと目を向けていくことも忘れないようにしたいところです。

✅大人の都合の良いように子どもを育むのではなく、その子の成長や変化を一緒に考えながら、力を育んだり、経験を培ったりしていく。

この当たり前のことかもしれませんが、大切なことをしっかりと心に留めて子どもと接していきたいと思います。





今回は、以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てば嬉しいです。

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