昔の記憶
馬鹿みたいな話だけど、
わたしは中学生の頃の記憶でずっとずっと引きずってることがある。
当時のわたしはあまり周りの友達と合わなくて(他クラスに仲良くしてた子がいた)、どこか心の中で「わたしの場所はここにはない」と思っていたことがあった。
人からしたら些細なことかもしれないし、
きっとわたしがそう思うきっかけを作った人たちもそんなに大した意味はなかったのだと思う。
今思えば、許せてしまうし、きっと今のわたしならタハハっと笑い流せてしまうことだ。
でもその頃のわたしにはどうも難しかった。
思春期だったからとか、中学生だったからではなく、そこに「本当のわたし」がいたからだ。
その「本当のわたし」は「わたし」でいるために、人と同じでいることを選ばなかった。
〜〜
高校一年生の頃、「中学生のあなたに声がかけられるならなんて声をかける?」とある大人に言われたことがあった。
わたしはなにも言わなかった。
でも心の中では「馴染んで」って言いたかった、と思ってた。
だけど今のわたしの答えは違う。
「そのままでいて、自信を持ってて」
あの時の自分にそう声をかけたいと思う。
もしあの時「わたし」が「わたし」じゃなかったら、きっと今のわたしは「わたしじゃない誰か」になっていたと思うから。
もしも、馴染んでいたら、「わたしじゃない誰か」は好きなってほしかったみんなと仲良くできたと思う。
だけどきっと望んでいたのは「今」のわたしだ。
「わたし」を好きになってくれたみんなに感謝している。
今日も「わたし」はここで生きている。
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