生活の工夫で、子供の計算力を育てる
今日の東京は高温多湿、熱中症には気を付けましょう。マスクも、不要なら外すべきですね。
オンライン家庭教師 束進 代表の高山良輔です。
算数や数学を嫌いになる生徒の特徴として、「計算が遅い」というものがあります。
これは解決したい問題。
野菜が嫌いな子供に、気づかれないようにハンバーグに野菜を入れて食べさせる…
そんな風に、子供に気付かれないように、子供の計算力を育てる方法はないでしょうか。
ゲームを覚えさせる
車のナンバーをつかって、「10」を作るゲームが有名ですね。
これは、計算力と深く関わります。
ご存じない方向けに簡単に書いておくと、
例えば、街にこんなナンバーの車があったとします。
あ 13-45
そしたら、この「1」「3」「4」「5」をつかって「10」をつくる、といったゲームです。
つまり、 答えとしては
(1+4)×(5-3)
5×4÷(3-1)
3×5-4-1
といったものがあります。
一見難しそうですが、やってみると意外と出来ます。
特に子供は。
車をみかけたとき、何気なく子供に教えてみてはいかがですか?
これを小学生のうちに一回子供に教えるだけで十分。あとは子供が勝手にやってくれます。
これで、知らぬ間に計算力がついていきますよ。
計算力とは、楽して計算する力
なぜ、このゲームで計算力が育つのか、少し考えてみました。
そもそも計算力って何かというと
楽して計算する力
です。
全員が同じ公式で計算を習いますが、そのあとどうやって使うかは、人それぞれ。
例えば、九九もそうです。
7×6の計算を、7を6回足しても、7×6=42と覚えている人も、同じ答えが出てきますが、計算スピードは違います。
こんなことが、九九に限らず、あらゆる計算の現場で起こっています。
同じ計算でも、解き方は子供によって違う。
九九なら、丸暗記でも問題ありませんが、他の計算はそうはいきません。
頭をつかって、「どう計算したら楽か」を考える力が必要です。
その力を育てる第一歩が「10をつくるゲーム」です。
このゲームを通して、
「他の解き方がないかな」
「これとこれを組み合わせて10をつくれないかな」
…
と頭を使い、試行錯誤する練習を積むこと。
これが、自然と計算力につながるのだと思います。
ご高覧ありがとうございました!
オンライン家庭教師 束進では、計算や自主学習を、毎日徹底サポートしています。無料体験も実施中ですので、ぜひお気軽にご利用ください!!
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