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今週の本・映画と雑感#9(2020.7.4)


社会の荒波にもみくちゃにされながらもがき苦しむ日々がとうとう約1年。

遅すぎるくらいだが本当に自分のやりたいことが少し見えてきた感覚があってそのために何をするべきなのかも追随する形で目に映る。まだまだ捨てたものではないんだろうか。

▼ザ・コーチ

この本を通じて会社がおろしてくる目標ばかりに囚われていたが、自分の中で自分なりの目標やものさしを設けてそれに向けて動くことで前に動いている実感を得ようという考えになった。
これがかなり大きな学びだと思う。

【メモ】
目標はあくまで目的に向けての目印でしかない
目的のための最終的な目印がゴールで、その通過点として目標がある。

ビジョンは鮮明でありありとしてて、その光景を頭で浮かべるだけで嬉しいとか楽しいとかドキドキワクワクするとかといった感情じゃないといけない。

夢や目的やゴールを思い描き意識している人はそれらに関する情報をキャッチできる確率が高まる。
漠然と生きている人とでは入ってくる情報の質と量が桁違い。

夢やゴールや目標は達成したかどうかがその人の価値をつけるのではなく、そこに向かう道のりを経てどんな人間に成長したか、幸せを感じることができたかが価値の本質。


▼成長マインドセット

圧倒的当事者意識は普段から意識していることで、それが自責の念につながっている。成長の機会を増やせるし器の大きい人間近づける。
あと印象に残ったのが”大きな子供”というワードだ。自己中で質の悪いプライドや執着を持ちトラウマに影響されすぎてる正しい軸がないなどの特徴を持つ大きな子供は誰しもの中にある。これは成長を阻む大きなブレーキなのでしっかりと認識し取り除く必要がある。


【メモ】
成長するというのは、とてもシンプルなことだ。
成長の原理原則を理解して、「2つのブレーキ」を「2つのアクセル」をうまく操作し、「アイスバーグの成長」を目指す。
それはなんともワクワクする作業ではないか。


成長の5原則
1.バランスの良いアイスバーグ
2.悩みブレーキを外す
3.大きな子供ブレーキを外す
4.自分理念・自分軸アクセルを踏む
5.正しく強い動機アクセルを踏む


▼コーチングが人を活かす

コーチングを行う上で注意するべき点が具体的な事例を交えながら箇条書きに記されている。
コーチングに興味を持った人が初めて読む本として非常に優秀だと思う。
「ヒトの成長を支援するという、本来ヒトがみな潜在的に持っている欲求が、コーチングという言葉の一助を得て、今以上にまっすぐに、ストレートに表に出て現されるようになることを願ってやみません。」


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