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今週の本とその雑感#18(2020.11.29)

久々の投稿。前回の投稿が9月とかなので約3ヶ月経っていることにになる。

理由は3つあって、一つ目が読みたい本が見つからなかったこと、二つ目が仕事に集中していたこと、三つが初めての転職活動を行っていたこと、だ。人生止まっていたわけではなくむしろ前に進むための3ヶ月間だったので後悔はしていないが、今後とも読書はコンスタントに続けて行かなきゃだめだなと思った場面があったので再開しようかなと。

お時間ある人はこのシリーズ見ていってモラマスト幸いですmm

▼人生は、運よりも実力よりも、「勘違いさせる力」で決まっている

社会人として働き始めて日々感じていることとものすごくシンクする内容が多く、読んでいておもしろかった。
結論、成果を出していると言われる人が実力でその成果を手にしているかと言われれば答えはノーという話。もちろん全く関与しているわけではないが学生の頃と比べると非常に小さい割合とな。その分この本でも主張されていた「錯覚資産」がものをいう世界。いわゆる「見せ方」が重要っていうことなのかなと。
人が人を判断・評価するときに生じる認知バイアスがどのように起きていてなぜ起きるのかという内容も知れるから、それを利用しない手はないなと感じた。

▼世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方

「やりたいこと」=「好きなこと」×「得意なこと」×「価値のあること」

”本当の意味での「成功」は何か大きな目標を達成することではなく、自分らしいと感じられる今この瞬間を活きることこそが「成功」である。”
そんな成功を掴むため、自分らしく生きるため、そのために内省を繰り返しやりたいことを見つけて行動するきっかけとなる良書であるなと思った。


▼働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

印象に残ってるメインの内容が二つ。
キャリアの進め方と成長について。

キャリア形成は、「意図的につくりにいくキャリア」と「結果的にできるてしまうキャリア」の2種類にわけることができる。
この2タイプの間を揺らぎながら進んでいく。意図的につくりにいくキャリアが絶対正しいとは限らない、なぜなら強い想いに固執しすぎると他の選択肢が目に入らなくなり自分の可能性を限定してしまう恐れがあるからだ。
とはいえ、ただ闇雲に目の前の仕事に取り組んで目の前に転がってるチャンスに手を伸ばしているだけだと、それこそ自分の進みたい方向もわからないもっといってしまえば自分の人生を歩めなくなってしまう。このバランス超大事。

成長を「伸びていくこと」と捉えるなら、その方向には3つが考えられる。自分を「広げる」「高める」「深める」だ。
この3方向に自分を伸ばしていく過程で、自分という「器」が大きく、強くなっていく。
どの方向の成長にせよ、成長するために最も大事なものが「好奇心」である。やはり「have to」よりも「want to」の方が夢中に行動できるので気づいたら後から成長がついていく理想の形となるのだ。


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