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日記を書いています。

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最近の記事

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ʀᴇᴄᴇɴᴛ, ʜᴋᴅ

    • 2024_519

      昨日「ゆる言語学ラジオ」を聴きながら眠っていた。ソシュールの言説についての話まで覚えている。ぼんやりと、Ziphilさんが言語を作る目的を綴った文章を思い出していた。私はどのように私の世界を記述しようかと考えて寝た。 夢をみた。家がどうしようもない田舎にあり、子どもの足で歩いて数時間かかる小学校へ通っていた。その子どもはくたびれた靴を履き、くたびれた服を着、あせたぶかぶかの赤いランドセルを背負っていた。着く頃にはもう昼で、廊下ですれ違った先生たちは労う視線とともに「はやく教

      • 2024_517

        最近天気が悪く、ホルモン周期のこともあってずっと頭や体や気分がずんと重い。ただ、気温は冷たいもののどんどん日が長くなっており、遅めの始動でもまだ外は明るい。北海道は、心なしか空が近い。雲がもくもくとそしてでっぷりとしており、強い風に吹かれて、今日はそこそこのスピードで西の空から東の空へ流されていった。気づくと1度目の収穫を終えた豆苗もぐんぐん育っている。キッチンの光を背にしているとささやかな竹林みたいだと思う。 最近の頭の重さの奥には小さく鈍い頭痛があって、それは鎮痛剤を飲

        • 最後の「こうやって議論できて楽しい!」の言葉で実際の問題が議題として消費された気持ちなる、一歩さがる。好きな文章を読む、2歩進む。恋人の布団で眠る、3歩くらい進む。

          私はだれかの辛さを引き受けて泡のようにぷちんと消えてゆける妖精ではないので、ほろほろと泣きながらでも這いつくばって朝を迎えると、強くいられるときに決心する。

          私はだれかの辛さを引き受けて泡のようにぷちんと消えてゆける妖精ではないので、ほろほろと泣きながらでも這いつくばって朝を迎えると、強くいられるときに決心する。

          リレー

          いちやなぎさんの「思考リレー」のフォーマットをお借りして。 もう3月。あれほど待ち望んだ春が、暦だけを見ているともう鼻の先な気がする。暖かいと喜んだ次の日には寒いというのが続いており、もうやんなるわと思いつつ、生理が終わりそうとか、恋人と一緒に布団に入って暖かいとか、そういうものを蓄えて、許せる心がある。 鍋のための昆布だしをとっているとき。「昆布、多かったかしらん、きっと多い。目分量でもわかる。仕方ない。」実際食べてみると昆布が強かった。 ほうれん草をもらった。採れす

          20240209

          少し前に買った千種創一さんの詩集を読み始めた。といっても、昨日いちばんに書いてある詩をひとつ読んだだけ。今日、またひとつ読もうと思っている。題は『削肉包(シュワルマ)』。シュワルマってなんやと思って調べると、Googleには「シャワルマ」と出てきた。「羊肉や鶏肉を金属製の串に突き刺した状態で回転させて焼いた、レバノン(レヴァント。シリア・レバノン・ヨルダン・パレスチナ)近辺の料理。」とある。ケバブとの違いは肉がマリネしてあるかどうからしい。 「清潔なレストランに着いて客人を

          20240206(05)

          昼頃、まだ開き切らない寝起きの目を凝らして窓の外をみると雨ではない何かが降っており、雪だと認識するまで数秒要した。眺めて数秒、そういえば5日は雪が降る予報だったと思い出して、今日が5日であることに気づく。また布団に戻ってあたたかそうな彼の布団に潜り込み「雪降ってるわ」と言うと、彼が北陸の出身であると思い出す。 彼を見送ってから、布団を出たのが数時間後の夕方。湯を出すために元栓を開けに玄関に向かうとガラスの向こうがいつもと違って青白くて、ドアを開けなくても雪が積もっているとわ

          20240121

          案外ひとりで過ごす一日ははやく過ぎると、最近思う。起きて、コーヒーを買いに出る。コーヒーを飲むために電車で片道40分ほど喫茶店に通い詰めたあの頃の私とは遠く、近場のファミマとポーションさえ入れれば泡立ったコーヒーが飲める機械で済ます。特段うまくはないけど、紛れもなくコーヒーである。使い切らなければならない牛肉の切り落としでプルコギを作って、使い切りたい白菜とえのきとあったにんじんで味噌汁を作って食べた。12時ごろ起きたので食べ終わるころには15時をまわっていた。そこから柳瀬さ

          20240118

          きのうなんか、18時に寝入った。21時に通知を確認して「18に帰ると言ったけど19になる旨、そしてそのまま渋谷で打ち合わせが」と、頭を下げてる人間の絵文字と共に送られてきていて、返すまもなくまた寝た。今日は朝6時半に目覚めた。起きて、ゆっくり帰っておいでという気持ちを返した。そんなこんなしてたら恋人が帰ってくる日という私の入れた予定が通知されて、これだからやなんだよなあと思って、消して、東京へきて2度目の、爪を塗るために伸ばした長さを短く切った。(10:45) 映画を3本観

          20240106

          一年ぶりくらいに風邪ひいた。その一年前はコロナだった。38.5で止まってくれたのでありがたかったけど、丸二日、ポカリだけ飲んでずっと寝ていたので、久しぶりに体を地面に垂直にもってくるだけで恐ろしいくらいの疲労がある。はじめの一日はただ苦しくて、久々に苦しくて泣いた。ドアの隙間からの光だけだったけど「どう?」と聞く恋人にぜーぜー言いながら答えているとよくわからない表情で見下ろしていた。そうだろう、そうであるならその気持ちはよくわかると思った、が何も言える状態じゃなかった。そうだ

          untitled

          コンビニに行くたびに意味なく「ああ、年賀状」と呟いていた。それを拾った恋人が「年賀状を出すなんていうことをもう何年してないだろう」と返してくれた。そう、実は喪中だったなと、昨日年越しそばの材料を買いに行った帰りすがら、もう1分もすれば玄関に辿り着くので4つあるうちのひとつ、鍵を握りしめて歩いているときに思い出した。祖父の死を忘れるなんて薄情だな。時期を忘れたことに反して記憶は鮮明だ。危篤の祖父の待つ病院へ行く足が重くて百景で珈琲をゆっくり飲んだし、その電車の中で限りなく透明に

          20240101

          また年が明けた。寝正月だった。実家にいると祖母の家に行くだの、用事がなくともそろそろいい加減起きなさいと母から声がかかっていたが今年は東京で恋人と過ごしている。恋人は本当によく眠る。何か映画を観ながら「眠くなってきた」と言うその時は寂しいが、その後は続きをみたり、別のものをみたり、今みたいに日記をうったりしている。ここずっと朝まで眠れない日を過ごしているが、大晦日を過ぎ元旦に移る夜はいつもより罪悪感が薄れるのでいい。 寝正月だったのもあり、起きてすぐの情報は石川で大きな地震

          2023.12.08

          誰かに会った時、アウターを脱いで座って何を飲むか考えながら、口をついて出てくる「いや、今年も言ってる間に終わりますね」の言葉を自分の耳できいて、私は本当は何が言いたかったんだっけと考える、一瞬だけ。 夜、吉祥寺の駅を降りるとロータリーの木に光るものがぐるぐる巻かれていて、駅を一周する途中、肩を組み合う4人の男性たちがまっすぐなとは言えない歩みを進めていた。今年が終わるからなんだと思いながら、私のうつ文章の端々に回顧がにじむ。流れで昨年の年越しはどう過ごしたかという話になり、

          20231127

          あるところで私が私の存在を感じたとて、私が遠く離れたところからそれを観測はうまくできなくて、それでもなお私はここにい続けるということができるようになると私はとてもいい気がする。 私はドアと椅子の距離では彼の目の赤さが事実であるかすらままならず、そうして彼の香りを感じるまでそうして近づくまで彼の目の赤さの所以が何であるかも知らない。 わたし一人の体温ではなかなか温まらない布団の中で、ノイズキャンセリングの膜に守られた私は彼の帰宅に気づかない。新調された飲みかけのミルクティーのペ