![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115213611/rectangle_large_type_2_21ad260eff4e45f4f2cd20df78582260.png?width=800)
願わくばバカだと思われませんように。
人と話す時…
特に、初めての人と話す時。
ましてや、憧れの人と話す時。
ものすごく恐怖があります。
だから、例えば(大好きな)手帳のオフ会しませんか?みたいな集まりも行くことができません。
自分の好きなモノの話をするお仲間さんの話を聞きたいけど、自分が参加するのはこわい。
こちらの記事でも、その事を書きました。
なんか、情けないなー。
自意識過剰なのかなー。
その恐怖を、ヨシタケシンスケさんが言語化してくれていました。
「雑誌のページに空白ができたから各界の著名人と対談して、そのイラストを描いてくるんだ!」と編集部に言われたヨシタケさん。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115204166/picture_pc_713adcb1757b0d5079ec77333a888c76.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115203826/picture_pc_f696dde81404ddec5d1d19b9abf492aa.png?width=800)
(あぁ、どうか
どうか、もりあがってくれ…!)
と思うところから
はじまります。
(ほぼ日手帳社長)糸井重里さん、(絵本作家)かこさとしさん……etc
各界の12名の著名人対談が行われ、「分かる!」「そうなんだ!」といった気づきをイラストにされています。
たとえテーマが同じでも、絵柄が似ていても「別のもの」として存在が許される。「表現の世界は人にやさしいのです。(P120)
翻訳家によって作品は違う形になるけれど、読んでいるのは同じ「原書」なのです。
一方、作家は「世界のありよう」をいわば「翻訳」して作品にしているわけです。
だとすれば、作品を作る人は、そのスタイルがなんであれ、ほかの人の作品、作風、品質に一喜一憂せずとも、「原書」を読んでいればいいのかと勇気づけられました。(P88)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115207634/picture_pc_28aafac13ab7fafe5808e70f682d9497.png?width=800)
誰に頼まれてやっていたわけではない、創作せざるを得なかった者たちの純粋さが、すごく美しく見えるんです。(P83)
対談の内容は共感のオンパレードだし、表現をする全てのクリエイターさんに刺さる内容です。
私は、対談後の一コマに強く共感しました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115205289/picture_pc_0b2a6155e728feb338aaa7fd040935ca.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115205368/picture_pc_f33aca223d20aceaf3a9b4b3d4b3b583.png?width=800)
えぇーーーー!わたしも!!
同じような事、ヨシタケさんも思ってるんだ😳
緊張する自分のために、対談でする質問を考えていたり…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/115206079/picture_pc_2eb9310ee6f50def5b4221e3170f1370.png?width=800)
そして、この本のあとがきに、ヨシタケシンスケさんは
「緊張したけど、(相手も)やっぱり人間なんだと思いました」
と感想を書いていました。
あたりまえだけど、恐怖は自分の幻想が作っていて、実際に会って話してみると、自分と同じなんだとか、違うところも勉強になるな、とそのままのサイズで受け取れるんだなと……
この本を読んで、ちょっと、安心したような気持ちになりました。
以上。
ヨシタケシンスケファンが最近読んだ本の話でした。
いただいたサポートは刺繍糸を買うお金にしたいと思います。サポートが活動のモチベーションになります。ありがとうございます(^^)