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『鎌倉殿の13人』

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2022年(令和4年)放映のNHK大河ドラマ第61作に関する記事。
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2022年1月の記事一覧

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第4回)「矢のゆくえ」の復習「『吾妻鏡』…

1.NHK公式サイトより  脚本の三谷幸喜さんが「これが原作のつもりで書いている」と話さ…

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2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第4回)「矢のゆくえ」

   英雄がいない国が不幸なのではない。    英雄を必要とする国が不幸なのだ。  ド…

第3回の再放送を観た。

第3回の感想は、晴野未子さんと完全一致!!! 源頼朝の挙兵については、俗説から新説まで諸説…

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2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第3回)「挙兵は慎重に」の復習「源頼朝は…

1.源氏とは? 清和天皇━貞純親王━源経基━満仲┬頼光【摂津】━頼国┬頼綱【多田】    …

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第3回)「挙兵は慎重に」

   都に激震が走る。    平清盛は、後白河法皇を幽閉。    自分の孫を、帝に即位さ…

第2回の再放送を観た。

『鎌倉殿の13人』(第2回)の再放送を観た。 視聴率は2.6%減とのこと。 <視聴率の変化> …

『鎌倉殿の13人』(第3回)の予習 「なぜ源頼政は「以仁王の乱」の時に以仁王を支援したのか?」

 少し予習した。  あさっての『鎌倉殿の13人』(第3回)で扱われる「以仁王の乱」は、以仁王と源頼政によるクーデーターであるが、実行前に発覚したため、準備不足で、奈良へ逃げ込む途中、宇治平等院で源頼政は自害し、以仁王も討たれた。 「以仁王の乱」の謎は、 「なぜ以仁王がクーデーターを起こそうとしたか」 というより、 「なぜ源頼政はクーデーターの中心人物になったか」 である。  以仁王の動機は「自分が天皇になれず、若い安徳天皇=傀儡天皇の即位への怒り」、源頼政の動機は「傀儡天

式内・石徳高神社(伊豆国田方郡)

『延喜式』「式内帳」伊豆国田方郡(24座(大1座 小23座)) 石徳高神社 『伊豆國三ヶ郡神明…

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第2回)「佐殿の腹」

   平家を恐れる伊東と、    それに抗う北条。    坂東の片隅で起きた、    一族…

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(第2回)「佐殿の腹」の復習「八重姫と江間…

1.入水自殺した八重姫 ━━八重姫(ガッキー)を偲んで伊東市へ行く人が増えていると聞いた。…

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歴史探偵「武士の都・鎌倉」

■歴史探偵「武士の都・鎌倉」 「鎌倉殿の13人」の舞台、鎌倉。武士の都、誕生の秘密を徹…

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再放送を観た。

・日曜18:00~19:00 視聴メモを取りながら『鎌倉殿の13人』を視る。 ・日曜19:00~20:00…

伊東家の人々

藤原維職━伊東家継┬先妻の子:長男・祐家〔狩野/伊東〕━祐親〔河津〕          ├…

『曽我物語』「伊東氏と北条氏の差」

■原文  そもそも、兵衛の佐殿、御代を取り給ひては、伊東、北条とて、左右の翼にて、いづれ勝劣あるべきに、北条の末は栄え、伊東の末は絶えける由来を詳しく尋ぬるに、頼朝十三の年、伊豆の国に流されておはしけるに、かの両人を打ち頼み、年月を送り給ひけり。  しかるに、伊東の次郎に、娘四人あり。一は相模の国の住人三浦の介が妻なり。二には工藤一郎祐経に相具したりしを取り返し、土肥の弥太郎に逢はせけり。三、四は、いまだ伊東が許にぞありける。中にも、三は、美人の聞こえあり。佐殿聞こし召