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『鎌倉殿の13人』

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2022年(令和4年)放映のNHK大河ドラマ第61作に関する記事。
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記事一覧

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第10回)「変態稚児と神力騒動」ー

一時的に未来が見えない時期があるのだと、頼重から打ち明けられた時行。 神の力を拠り所とす…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(幕間(1333年-1334年))「歴史」 ー

逃げて、隠れて、生き抜いて、天下を目指す鬼ごっこ。 鎌倉幕府滅亡から今日まで、本当にさま…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第9回)「わたしの仏様」ー

諏訪領の北端・中山庄へと向かった逃若党。 激しさを増してゆく瘴奸率いる「征蟻党」と逃若党…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第8回)「かくれんぼ戦争」ー

諏訪領の北端・中山庄へと向かった逃若党。 そこで時行たちが出会ったのは、吹雪という名の一…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第7回)「冬の子供たち」ー

諏訪での初めての新年を迎える時行。 全国の混乱は一応の小康状態となっているものの、小競り…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第6回)「盗め綸旨、小笠原館の夜」ー

 自在に姿を変化させ、あらゆる技で敵を翻弄する盗人・風間玄蕃。  時行は玄蕃と共に小笠原…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第5回)「決着!犬追物、そして…」ー

 武芸に秀で、驚異の「目」の良さを持つ貞宗との犬追物対決。時行は大きく点差をつけられ、負傷し、追い込まれてゆく。しかし、手綱を取り、馬を走らせ、容赦のない攻撃にさらされながら、時行は……瞳を輝かせていた!「逃げ」のなかに自らの戦い方を見いだした時行は、じわじわと貞宗に迫ってゆく。 果たして、犬追物の結末は――。 貞宗との勝負の相手に時行を指名した、頼重の思惑とは――。  そして、諏訪大社から離れた地からは、とある盗人の噂が届くのだった……。 <関連年表> 正慶2年/元弘3

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第4回)「貞宗登場!」ー

 北条時行は鎌倉奪還のため、日々剣術の稽古に励む。しかし、その太刀筋は、誰もが驚くひ弱さ…

九十九折之坂道「北條坂」之事。付北條時行之墓之事。

【お断り】 この記事は、昨日アップした記事『北条時行(『逃げ上手の若君』の主人公)と信濃…

北条時行(『逃げ上手の若君』の主人公)と信濃

「諏訪」と聞くと、室町時代戦国期の諏訪勝頼(高遠諏訪氏。武田勝頼)を思い出しますが、その…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第3回)「神の住む森」ー

 伯父・宗繁との命をかけた鬼ごっこに勝利し、見事兄の仇を討った時行。 諏訪の地に着くも、…

『英雄たちの選択』「“若君”北条時行の終わりなき戦い」

・田中大喜編著『図説 鎌倉幕府』(戎光祥出版) ・鈴木由美『中先代の乱』(中公新書) ・松…

Recoの若君語り ー『逃げ上手の若君』(第2回)「やさしいおじさん」ー

 鎌倉幕府の守護神とも称された足利高氏。 その高氏の謀反により、鎌倉幕府は驚異の速さで滅…

五大院宗繁

 五大院宗繁は、北条相模太郎邦時&北条相模次郎時行兄弟の叔父(母の兄)とも祖父(母の父)ともいう。  鎌倉幕府滅亡時、北条邦時は五大院宗繁に預けられるが、五大院宗繁は北条邦時を敵に売った。これで出世できるかと思いきや、軽蔑され、乞食になって野垂れ死んだという。 ■解説動画■『太平記』「五大院右衛門宗繁賺相摸太郎事」(五大院右衛門宗繁が北条相摸太郎邦時を賺(だま)した事)