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【願えば叶うはウソ】成功できる目標実現の4ステップ

皆さんは目標を持っていますか?

・デザインの勉強をして転職したい
・好きな子と付き合いたい
・あの大学に受かりたい

など人それぞれ違う目標を持っていると思います。

けど、「いろんな障害があってモチベーションが続かないよ」っていう人多いのではないでしょうか?

・勉強したいけど見たいテレビがあるから欲求に負けてしまう
・twitterが気になってデザインの勉強が捗らない
・好きな子にアプローチしたいけど怖い

達成した目標はあるけど、モチベーションが続かなかったり、誘惑が多くて負けてしまったりと様々な障害があります。

その障害を乗り越えるのに失敗しているのは目標の立て方が間違っているからかもしれません。

立て方が間違っていると打たれ弱く、障害があるとスグに諦めてしまいます。

科学的に達成しやすい目標の立て方があります。それを実践すれば障害があってもモチベーションを高く保って行動することができます。

なので今回は正しい目標の立て方を紹介します。この方法は数十分ほどでできますし、効果は絶大です。

あなたも実践すればやる気が上がり、行動したくなるはずです。それでは具体的に見ていきましょう!

ポジティブシンキングは目標を遠ざける

「目標達成は簡単に達成できる」と楽観的に考える人は達成しづらくなるということが分かっています。

脳は空想と現実を区別することができません。そのため、目標だけを思い浮かべると脳が「達成した!」と思い込み行動しなくなります。

たとえば、好きな人と付き合いたいという目標を立てたとします。すると、楽観的な人は頭の中でいろいろな妄想が思い浮かびます。

・好きな人の手料理こんな感じでしょうなー
・遊園地にいって一緒にはしゃぎたいなー
・同棲したらこんな生活をしたいな

このような頭の中での想像は目標というよりもただの願望です。その人の脳の中では「やったー!好きな人と付き合った!」ということになります。

そのため、脳は「願いは叶ったし満足!」と感じ、行動するエネルギーが減少するのです。

血圧は行動力の源

目標を達成するには行動力が必要です。この行動力の源が血圧です。血圧が上がれば行動しようというモチベーションになります。

血圧が行動力を高める分かりやすい例に「怒り」があります。

たとえば、自分の意見が否定されて「イラっとして、つい勢いで言ってしまった。。」っていうこと多い思いですよね。

これは、怒りを感じたときに血圧が上がり、体が行動できる態勢を作ったから、つい言ってしまうのです。

日本語に血が上るという表現がありますが、実際に体の中で起こっているわけですね。

ポジティブなイメージをすると血圧が下がる

この行動力の源である血圧は、ポジティブなことを考えると下がるということが実験で明らかになっています。

その実験では、164人の女子学生に素敵なハイヒールを履いている場面を想像してもらい2つのグループに分けました。

・ポジティブなイメージをする(自信たっぷりに歩ける)
・ネガティブなイメージをする(歩くと足が痛いなど)

この想像の前後で血圧を測ると、ポジティブなイメージをしたグループだけが血圧が下がる結果になりました。

つまり、願望を頭の中で想像したときに行動力の源である血圧を下げるので、目標から遠ざかるのです。

ポジティブシンキングが働く場面

楽観的に考えることは積極的に動いて目標を達成するには悪です。しかし、今いる環境で耐えるなど我慢する場面では役立ちます

たとえば、単純作業が多く嫌な作業が振られたときに「この仕事嫌いなんで他の仕事ください。」と言っていては職場で嫌われてクビになるかもしれません。

与えられた仕事はこなさなくてはなりません。で、そのときに役立つのがポジティブシンキングです。

・休日は何をしようかなー
・今日の晩御飯どうしよー
・給料は言ったらゲームに使おー

など、目の前の作業に集中しておらず、空想に浸っている状態を作って、その状況に耐えるのです。

ギャラップ社の調査では熱意を持って仕事に取り組んでいる人の割合は6%という結果が出ています。

なので、空想を思い浮かべて現実逃避を経験したことがある人多いのではないでしょうか?

このように自分ではコントロールできない現状を耐えるにはポジティブシンキングが役立つのです。

達成率を高める目標の立て方

それでは、目標を叶えるにはどうすればいいのでしょうか?

ここで使えるのがWOOPの法則です。

WOOPとはガブリエル・エッティンゲン教授が提唱した目標達成フレームワークです。各ステップの頭文字をとって名付けられています。

・願望(WISH)
・成果(Outcome)
・障害(Obstacle)
・計画(Plan)

このWOOPを使うことで目標を達成しやすくなります。では、具体的それぞれのステップを見っていきましょう。

1.願望

まず、すべきなのは願望のステップ。ここでは目標を決めます。ポイントとしては、実現可能な目標を掲げることです。

たとえば、現状年収400万円の人が「年収1億円を目指す!」となっても達成できそうではないですよね。

これでは、ポジティブシンキングになり、行動しなくなります。

そうではなく、「副業で月1万円を稼ぐ」のように「自分が頑張ればできそうだなー」と感じる目標を掲げるのが大切です。

そうすれば、行動力につながるはずです。

2.成果

次のステップが成果。願望を達成したときに得られるものを思い浮かべます。具体的には、

・月1万円稼げるとそのお金で半年に1回旅行に行ける
・文章を書いて稼げると文章力が上がる

など願望のステップで思い描いた目標を達成したときに得られるものを書き出します。

ここで大切なのは、「どんな気分になるか?」を考えることです。

たとえば、文章力が上がると「前よりも書くスピードが上がってきたなー」と感じることができ、達成感につながるなど。

その目標を達成したい気持ちが強ければ強いほど行動に変換します。実現したときの気分を味わうことで「達成したい!」という意欲を生むわけです。

3.障害

続いてのステップが障害。目標を達成するための足かせになるものを書き出します。

願望・成果のステップではポジティブな理想を描いていましたが、ここからは現実を見ていきます。

障害を書き出すポイントは2つ。

・具体的に書き出す
・自分でコントロールできるものに絞る

具体的に書くことで壁にぶち当たった時に事前に対策を立てることができます。たとえば、次のようなものです。

・文章を書く気力がなくなる
・文章のネタが思い浮かばない

また、自分でコントロールできるものに絞りましょう

自分でコントロールできないものに、こだわってもエネルギーを無駄にするだけです。変えられる部分だけに集中したほうが割り切れます。

4.計画

最後が計画です。障害を乗り越えるために事前にできる計画を書き出します。

「もし○○なら××をする」というフォーマットに落とし込むと習慣化されて行動しやすくなります。

たとえば、仕事から帰ってきてダラダラする障害があるなら、「もしご飯を食べ終わったらパソコンを開く」のような計画を立てておきます。

そうすれば、食事が終わった時に自動的に頭の中に思い浮かべることができます。

また、環境を変えるのも効果的です。人間の意志は移ろいやすいですが、環境さえ変えてしまえば勝手に行動できます。

「パソコンを立ち上げたら自動的にエディターを開くようスタートアップに設定する」のように自分が行動しなくて済むように環境をカスタマイズしましょう。

まとめ

この記事ではWOOPの法則という、目標達成しやすくなるツールを紹介しました。

・ポジティブシンキングでは脳が「実現した!」と思い込むので行動するエネルギーを奪い取る
・願望と成果を思い浮かべることで行動するエネルギーになる
・障害と計画を立てることで実際の行動に落とし込める

冒頭でも言いましたが、このWOOPは数十分で完了します。なので、一度試してみることがおススメです。

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