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「聴く」シリーズ

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2022年6月の記事一覧

【聴く】#05相手になりきってみる

人の気持ちを考えよう
と、日本ではよく言われます。

私も子どもの頃
そうやって育てられました。

日本では周りの空気を読むことはしても

本当の意味で「相手の気持ちを考える」ということが出来ている人は少ないように思います。

外国も同じかもしれませんが

自分の視点で相手の気持ちを想像しているからです。

そうではなく

相手の立場に立ち

もし自分が相手だったら、どのように世界を見て
どんなふ

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【聴く】#06心理的安全性が担保されているか

前回、話を聴くときに

「相手になりきってみる」ということを書きました。

もう一つ大切なのが

相手にとって、「心理的安全性が担保されている」かどうかです。

要は「この人には話しても大丈夫」と思われているかです。

頭ごなしに否定される

話したことを他でもペラペラ話される

なんて、もっての他ですが

こんなことを言ったら馬鹿にされるんじゃないか

と相手が思っていたら

聞き手にそのつもり

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【聴く】#07理解と共感

相手の話を聴くときに

「相手になりきってみる」という話をしました。

そのときに

頭と心の両側から捉えてみてください。

相手の考えを「理解する」

相手の気持ちに「共感する」

これが混同されていることがありるので分けて考える必要があります。

感情的になると

共感できないものに対して反発してしまい

耳に入ってこない人もいます。

ただ

共感はできないけれど理解はできる

ことはあるの

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【聴く】#08相手が話したくなる関係をつくる

話すこと、伝えることに意識がむきがちですが

聴くことは、それ以上に大切です。

集中を途切れさせたり

他に興味がいったり

別のことを考えていたり

気を抜くと「聴けていない」状態になりやすいのです。

「聴く」ためには努力が必要です。

また、相手が心を開き

話したいと思ってくれることも重要。
#06心理的安全性が担保されているか でも書きましたが
信用と信頼の関係を作ることが大切です。

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