萩宮凛

本棚の隅に生息する大学院生。

萩宮凛

本棚の隅に生息する大学院生。

マガジン

  • 迷月記:思う・感じる・考える

    私が思ったこと,感じたこと,考えたことのログ

  • レンズと思考と日々の風景

    私のレンズを通して見えているものや考えているものを,風景と共に散文調でお届けするエッセイと日記の中間のようなものです.

最近の記事

最近はずっと自分を削っていく感覚がある

身を削っているのか堕落してるのか気づけば大学院受験が終わり,大学の卒業式も終わり,入学からはすでに半年が経過していた。 流石にぼんやりとはしていられないとは思いつつも,意外とぼんやりと過ごしてしまっている気はする。だが,睡眠時間は到底足りていないし,日々の習慣なんてものは遥か昔に破綻してしまっている。 そんな些事に気にかけるほどの余裕もないほどに,毎日身を粉にして一意専心何かに取り組んでいる!と言えればいいものの,正直そんなことは一切ない。 毎日,ぼんやりと目を覚まし,何

    • 習慣って難しいと思う

      「当然のルーティン」毎日目を覚ましては,顔を洗い,歯を磨き,朝食をとる。 日々の営みの大半は,このような「当然のルーティン」の連続であるように思える。 食事や水分補給,睡眠をとることといった生理的な習慣 通勤通学やゴミ出しといった社会・生活的な習慣 日記や体重測定といった個人的な習慣 ルーティンはルーティンである時点で,その人にとっては当然のことのように行われる。 そういう意味では,ルーティンとは,全て「当然のルーティン」であるのだろう。 だが,それを当然のことにするに

      • Evernoteから移行することを決意

        • ウルトラマンって桃太郎なんじゃない?っていうことを考えてみる

          久しぶりの更新気づけば更新をしなくなり,何かと忙しいようなそうでもないようなよくわからない日々を過ごしている。 とりあえず,最近はAI関連のツールが面白い。 飽きる前に新しいおもちゃが現れてくるので何かと楽しく生きている気がする。 しかし,人と会話をしなさすぎることも今の時点ではあまりよろしくない。そのため,シン仮面ライダーが公開されたということもあり,知人とヒーローについて分析してみるなどをしてみた。 何かと面白い話はできたように感じるものの,個人的に最大の気づきに感じ

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        • 迷月記:思う・感じる・考える
          2本
        • レンズと思考と日々の風景
          26本

        記事

          理想の青インク

          青色が好き好きな色を聞かれると,迷いなく青色と答えることができる。 そのため,手帳やカバン,ペンケースなどは青色を選ぶことが多い。 その中でも,万年筆のインクは特に青色ばかりを使っている。 青い文字でメモを取ることが多いため,私のノートやレジュメはいつも真っ青になっている。 今回は,理想的な青色である朝顔というインクを見つけたので,そのお話を。 ちょうどいい青とはまず,青といっても色々とある。 青々とした青なのか,深い紺色よりなのかなど,私の好きな文字色はどれかを,ある程度

          理想の青インク

          図書館が苦手な本好きの話

          図書館という空間図書館と聞くと,一定の温度に保たれ少し暗い,本の匂いがする場所を思い出す。 大きな本棚に,分類ごとに大量の本が整理されて並んでいる。 こうした図書館という空間は,私の好きな雰囲気の場所だ。 本が好きな,また少し暗い場所を好む私にとっては,図書館はある種一つの理想形だろう。 しかし,本を読む空間としては,どうしても苦手に感じてしまう。 昔はよく通っていた昔,特に小学生の頃には,頻繁に学校や町の図書館へ足を運んでいた。 興味のある分野や図鑑,辞書など好き勝手に

          図書館が苦手な本好きの話

          得意ってどこからなんだろう

          料理が得意?最近,何人かから「料理ってどこから得意なの?」と聞かれる事があった。 話を聞くと,料理をする上で,自分は料理が得意な部類なのか否か,料理が得意な私に聞いてみたという事であった。 確かに,私は料理を得意としているが,何か基準があって料理を得意と言っているわけではない。 作ろうと思ったものはある程度美味しく作る事ができる,そのためおそらく得意な部類だろうという程度だ。 では,得意とは一体なんなのだろうか。 私の特技聞いてみたところ,得意かどうかわからない理由には

          得意ってどこからなんだろう

          割と十人十色でどうでもいいと思う

          書いていて感じることnoteで文章を書いているときに,たまに感じる事がある。 それは,正直どうでもいいと言えばどうでもいいな,という事である。 文章の8割ほどを書いた時点で,この話をどう閉じるかと考える。 すると,ふと「別にこの話がどうというわけでもないんだよな」という考えが頭をよぎり,投稿する必要性を疑ってしまう事がある。 この,どうでもいいという感覚は,どこからくるのだろうか。 私にとっての視点なんとなく,書いた文章を読み返すと,どうでもいいなと感じる。 文章が上手

          割と十人十色でどうでもいいと思う

          写真を撮るってなんだろう

          写真が好き,カメラが好き私は写真を撮ることや,カメラを触ることが好きだ。 おそらく,趣味が何かと聞かれれば,読書かカメラと即答するだろう。 特技も,写真を撮る事が真っ先に思い浮かぶ。 写真やカメラと言うのは,趣味であり,特技であり,私の重要な表現の一つだ。 時には作品とて,時には記録として,またある時にはプレゼンや広報の資料として,私は写真を活用している。 これらは私を表すトレードマークの一種と言っても良いかもしれない。 誰でも写真を撮れる時代しかし,そう言いながらふ

          写真を撮るってなんだろう

          6冊目の手帳は何に使おうか

          使い切った手帳先日,また一冊の手帳を使い切った。 使っていた期間は今年の4月1日から6月20日まで。 気づけば,次は6冊目の手帳だ。 今回は,後半になるにつれて書き込むことが減り,ほとんどが情報カードを貼り付ける場所になっていた。 京大式カードの台頭実は最近,B6の情報カードを使う事が増えている。 そのため,気づけば手帳に触れる時間が徐々に短くなっているのだ。 メモは手元にあるカードにする事がほとんどだ。 5×3サイズなら手帳に貼り付ける。 B6サイズなら,持ち歩く必

          6冊目の手帳は何に使おうか

          結局は自分なりの方法が落ち着く

          投稿120日目 ミニマリストには程遠い私には,若干収集癖の気がある。 本やペン,メモ帳など,気づけば色々と物が増えている。 そのため,よく耳にするミニマリストも,興味は持っても,結局は自分には縁遠い物だという結論に落ち着く。 物が散らばっていると気が散るため,整理整頓はこまめにする。 しかし,作業中はどうしても物が机の上に散らばるため,イライラすることも。 学校が始まってからは,部屋にいる時間も減ってしまうため,ついつい机の上に物が平積みにされていく。 几帳面なのか

          結局は自分なりの方法が落ち着く

          手帳はなんでもありということに気づかなかった

          投稿118日目 メモ魔(?)だった私メモ魔と呼ばれる人々が存在することを,よく耳にする。 何かにつけてよくメモをする人のことをそういうのだろう。 と,なると私はきっとその中にカウントされるのだと思う。 私は今まで何かにつけてメモをよく取って生きてきた方だ。 しかし,ある時期までは,メモをとりはするものの,そのメモを管理するといった発想が一切なかった。 そのため書きっぱなしでメモをなくすなんていうことは当然のことだった。 正直,メモをとるのは覚えておくためというよりも,

          手帳はなんでもありということに気づかなかった

          お茶を買った日に鉄瓶を発見/2022-3-25

          先日,鹿児島の仙巌園にて,紅茶を2つほど購入し,濃茶アフォガードを食べた。 これがなかなかに美味しかったため,久々に抹茶を飲みたいなと思い,帰宅途中に茶筅を購入。 転居前は茶筅も自宅にあったのだが,転居時に紛失していた。 そのため,自宅には抹茶だけが残っている。 帰宅してすぐにその抹茶と茶器をを発掘し,早速抹茶を点てる。 その後,道具の一式をすぐに使えるように出しておこうと思い,ちょうど良いお盆はないかと押入れの中を探していると,新品の南部鉄器を発見。 早速使える

          お茶を買った日に鉄瓶を発見/2022-3-25

          私と読書術と集中力/2022-3-13

          続かない集中力ふと,集中力の低下を感じる時がある。 時計を見ると,それほど時間は経っていないにもかかわらず,ついつい集中の糸が切れてしまう。 私にとって,集中力を感じる身近な機会は,主に読書だ。 そのため,さまざまな集中力を高める方法や読書術などを検討してみるも,どうにもピンとこない。 しかし,ここ最近は読書に限っては集中して読み進めることができている。 そのため,今回は自分なりの読書の方法を備忘録として整理してみようと思う。 私の読書の前提条件そもそも,私の読書

          私と読書術と集中力/2022-3-13

          X-Pro3を使ってみて—隠された背面モニターによって気づいたこと/2022-3-4

          今日もカメラのお話。 先日購入し,少しずつ使い始めているこのFUJIFILM X-Pro3は,通常時は背面モニターが隠されている。 Hidden LCDと呼ばれるこの機構は,デジタルカメラの普及によって皆々様に条件づけられている撮影直後に自身が撮った写真を即座に確認するという行為が大変し難い。 それもそのはず,このカメラ自身がフィルムカメラのように,撮った直後に写真を確認することを前提としていないカメラであるからだ。 そのため,この使いにくさは敢えて,わざわざ設けられ

          X-Pro3を使ってみて—隠された背面モニターによって気づいたこと/2022-3-4

          ユクスキュル『生物から見た世界』を息抜きに読みながらカメラを触っていた一日/2022-3-3

          気づけば3月になり,気づけばカメラとレンズが増えていた気づけば三月になり,光陰矢の如しという感覚を早くも感じながら,この文章を打っているこの瞬間に誕生日まであと1ヶ月を切っていることに気づいた。 もう二十歳になるとは,というか二十年も生きていたことになるとは。 早いような遅いような,とにかく密度の高い人生を歩めている気はするし周りからもそう言われるのでよしとする。 実は3月1日に注文していたカメラとレンズが届き,昨日今日とは家の周りや書店に行くついでにカメラの試し撮りを

          ユクスキュル『生物から見た世界』を息抜きに読みながらカメラを触っていた一日/2022-3-3