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得意ってどこからなんだろう

料理が得意?

最近,何人かから「料理ってどこから得意なの?」と聞かれる事があった。
話を聞くと,料理をする上で,自分は料理が得意な部類なのか否か,料理が得意な私に聞いてみたという事であった。

確かに,私は料理を得意としているが,何か基準があって料理を得意と言っているわけではない
作ろうと思ったものはある程度美味しく作る事ができる,そのためおそらく得意な部類だろうという程度だ。

では,得意とは一体なんなのだろうか。

私の特技

聞いてみたところ,得意かどうかわからない理由には「完璧じゃないから」というものがあった。
では,完璧でなければ得意ではないのだろうか

私は,特技としてカメラや料理,短歌やかな書道を挙げる事が多い。
これらは,私の中ではある程度得意なものだ。
しかし,プロからみれば大したこともないようなレベルなのだろう。
完璧などは遥かに遠いものだ。

しかし,プロ並みではない,完璧ではないものの,私にとって料理や写真といったものは得意なものである

得意なら得意

おそらく,得意なものとは,絶対的に周囲よりも優れているものだけではない。
そのため,相対的に見て平均よりもうまくできていることや,自身の中で他のものよりも比較的容易に行う事ができること,これらは得意に含まれるのだろう。

すなわち,他者と比較して相対的に上手く出来るものと,自身の中でそれをする事へのハードルが低いもの,この二つが一般的な得意の基準になる。

そのため,ある程度自信で得意かな?と感じれるものは基本的に得意でいいのだろう。
好きなもの,得意なもの,そう捉える上でのハードルをほんの少し下げてみることが,より得意になる上でも重要な気がする。

なぜなら,周囲に得意と伝える事ができる人は,自分を除いては多くはないからだ。

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