手帳はなんでもありということに気づかなかった
投稿118日目
メモ魔(?)だった私
メモ魔と呼ばれる人々が存在することを,よく耳にする。
何かにつけてよくメモをする人のことをそういうのだろう。
と,なると私はきっとその中にカウントされるのだと思う。
私は今まで何かにつけてメモをよく取って生きてきた方だ。
しかし,ある時期までは,メモをとりはするものの,そのメモを管理するといった発想が一切なかった。
そのため書きっぱなしでメモをなくすなんていうことは当然のことだった。
正直,メモをとるのは覚えておくためというよりも,手を動かしていた方が話が耳に入りやすいと感じていたからだ。
そのため,後々見返しても何を書いているのかわからない,どこに書いたのかがわからないということも,メモを取った後のことに興味がなかった私にとっては通常運転だったのだ。
手帳という道具は好きだが
しかし,手帳という道具そのものは昔から好きだった。
よく買っては雑多に何かを書き,飽きては別のものに乗り換えるといったことを続けていた。
便利だから使っていたというよりは,好きなオモチャだから使っていたというのがその実際だろう。
正直,その癖が抜けていないのか,いまだに手帳やノートが気付けば増えている。
大抵,書き損じたものが気に食わず,そのページを破ると全体的に何か嫌気が差して飽きるという事がいつものパターンだ。
その後,スケジュール管理用の手帳は書き損じの取り返しがつかなくなる事が多いため,私はメモ帳を手帳として扱うようになっていった。
だが,こういったオモチャ的な使い方は変わらず,割と最近まで続いていた。
なんでもいいがどうでもよくない
こうして,手帳は好きだしメモはよくするが,使い方はどうでもいい状態が長く続いていた。
だが,次第に見つけたメモの時系列がわからないという事態や,予定を管理する必要が生じてきたため,いい加減メモの管理について考えようと思った。
とにかく一つのメモ帳にメモをしていこうとするも,早々に挫折した。
手帳に飽きてしまった事が原因だ。
半年ほど過ぎた頃,情報カードや細かいカード類の管理について悩んでいた私は,思いつきで放置していた手帳にそれらを貼り付けてみた。
すると,これがなかなかにうまくいった。
書いたものを貼り付ければページが進むのも早く,手帳に飽きにくくなる。
また,カードが時系列順に並ぶため,検索性も高まった。
なんでもいいに気づかなかった
手帳の使い方は正直なんでも良く,その人次第だ。
だが,なんでもありと言われると,なかなかに難しく,どうでもいいやとなってしまう。
どうしても手帳という特性から,なんでもありなら貼り付けるのもアリということに,なかなか気づけなかった。
手帳は,そもそも全般的な管理ツールだ。
なんでも書き込んでいいものと考え続けていたが,その実態はより広く,何に使ってもいいものだった。
私は,このなんでもありに気づく事ができず,自分に合った方法を見つける事ができていなかった。
今思うと,楽しさに主眼を置くとするならば,雑多に書き続けるような手帳の使い方もそれはそれでアリだったのだろう。
なんでもいいということほど,なかなかに気づきにくい。
皆さんの応援に私はいつも支えられています.本当にありがとうございます.