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少年Bのエッセイ・コラム

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少年Bがnoteで書いたエッセイやコラムです。
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#ライフスタイル

【リレー企画】わたしがnoteを書く理由

【リレー企画】わたしがnoteを書く理由

先日、友達を通じて知り合った、竹鼻さん主催のお花見会にお邪魔してきたところ、参加者の遠山さんというかたからお題をいただいた。

遠山さんの存在はたまたま自由ポータルのおなじ回に掲載されていた「沖縄の名物おばあ」で知った。おお、すてきな文章を書くかただなぁ、という印象。あと、こういうまじめなテーマで載ることもあるんだなぁ、というのは新鮮な驚きだった。よかったらどうぞ。
ちなみにこの回、わたしは焼きそ

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「 この中だったら誰が好き?」

「 この中だったら誰が好き?」

「なぁなぁ、この中だったら誰が好き?」って話、たまにあるだろう。

こういう話がきわめてにがてなのだ。たとえばアイドルグループの写真を見せられても、ああいうのってだいたいみんなかわいいし、このひとどういうひとなのかわかんないしなぁってなる。

好みのタイプ、というものがないのだ。そりゃあ、誰でもいいってわけではないけど、たぶんひとの外見にそこまで興味がないのだとおもう。話しててたのしい、ノリが合う

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神さまには、なれなかった。

神さまには、なれなかった。

神さまになりたかった。

とかくこの世は生きづらい。この世に生を受けてそれなりに時間が経つが、いままでずっと、そんな想いを抱えて生きてきたのだ。気付いたら、そんなわたしの周りにいるひとはみんな、生きづらそうなひとばかりだった。

どうしてこうなんだろう。いいやつなのに、やさしいやつなのに。そういうひとにかぎってどうしてみんな、こんなに生きづらいんだろう。神さまは不公平だ。器用な人間だけがするするっ

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思考の「外注化」について

思考の「外注化」について

便利な世の中になった。

ひとたびネットにつなげば、おいしいお店や話題のニュース、いろんなひとたちの意見や反応など、なんでもかんたんに知ることができるだろう。これはありがたい。電波さえあれば、どこでもひとりでも、そうそう退屈することはない。なんという科学の進歩であることか。
とくに、知識人の意見や、インフルエンサーの思考が流れてくるTwitterのタイムラインを見るのはとてもおもしろい。ついつい「

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あなたが書くのは、誰のため?

あなたが書くのは、誰のため?

ブログやnoteを始めたら、何ヶ月かは毎日欠かさず更新しなさい、とかそういう話があるだろう。申し訳ないけど、うるせぇ、とおもう。あほか。わたしのような、中身のない薄っぺらい人間は、そんなに書くことがない。

じゃあどうするかって、煮つめていくしかないわけだよ。書きたい話についてかんがえて、時間をかけて形を整えていく。だって、職場が遠いとか、お風呂場のドアの建付けがわるいとか、そういう「知らんがな」

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100万人のために唄われたラブソングなんかに、僕はカンタンに想いを重ねたりはしない

100万人のために唄われたラブソングなんかに、僕はカンタンに想いを重ねたりはしない

インフルエンサーとか、アルファなんちゃらってひとたちが。

そういうひとが、いるだろう。よくTwitterのタイムラインで見かけたりして、おお、すごいなぁ。いいこと言うなぁこのひと、ってなんとなく好感を持つようなすげーひとたちだ。ついつい気になって、色々見てしまったり、フォローしてしまったりしないか。

申し訳ないのだが、わたしはそういうひとに対してまったく興味が持てない。いや、「いいこと言うなー

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