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198.学校教育に「エンタメ」が必要だと思う理由。


「明日、学校だよ」と言った時、お子さんはどんな反応をするでしょうか。
「学校行きたくない、朝起きたくない、勉強したくない。」
といった言葉が返ってくるのではないでしょうか?
反対に、「やったー!楽しみー!」ってなる子供の方が少数派だと思います。




では、一体どうすれば子供が学校に行きたいと思うようにになるのか。



答えは日常生活に隠されています。



その前に、この記事を読んでくださっている皆さんは明日が待ち遠しくなることって何ですか??
僕は、一番は彼女とのデートですね。まだ行ったことのない場所に二人で行って現地の良さや現地でしか味わえない美味しい食事をするのがすごく楽しいです。
あとは、映画鑑賞とかゆっくり読書をするとかですね。



これは人それぞれ違いますので何が正しいとかはありません。
重要なのは、明日が楽しみ、わくわくすることに含まれているのは「エンタメ」だということです。
冒頭部分で日常生活に隠されていますよとお伝えしたのは、「エンタメ」要素が必要だということです。




子供も同じで学校に行きたくない、嫌だとなるのは楽しみではないからです。もし明日、学校で任天堂switchができるとなれば飛び起きて学校に行くのではないでしょうか。任天堂switchに興味がない人からすると、効果は薄いかもしれませんね。
もっと言うと、体育祭や文化祭の前日って次の日が来るのをわくわくしたじゃないですか。他には遠足や修学旅行もそうですね。
人によっては好きな人に会えるから早く学校に行きたい!!と思っている子もいます。
これらに含まれているのは「エンタメ」です。
楽しい、面白い、恋愛、等。



学校と聞くと、「勉強する場」とイメージしがちですが「エンタメの場」とイメージを持ってもらうために企画を考えたり、授業のやり方を変えたりと様々なアプローチをすれば子供が学校に行きたい!!と思うようになるのかなと僕は思っています。



最後に僕のエピソードをお話しします。



僕は居酒屋で4年間アルバイトをしていました。
店舗スタッフの年齢はバラバラ。割合は学生がほとんど。
3年間、アルバイトリーダーとしてスタッフ達をまとめたり店舗の運営も任されていました。店舗運営は問題なくやっていたんですけど、他のスタッフをまとめることが結構難しかったです。やる気の無いスタッフがいたり、遅刻するスタッフがいたり、一時期大荒れでした。



子供が学校に行きたくないと同じように、店舗スタッフの中に、「働きたくない」と思う人がゴロゴロいました。
「明日もシフトが入っている、行きたくないなー」と僕に伝えてくる人もいました。
僕は、アルバイトで過ごす5時間と遊びで過ごす5時間、同じ5時間なのであればどっちも有意義に楽しい時間を過ごした方がいいのになと思っていたのでスタッフ達が「働きたい、シフトに入りたい!」と思ってもらう仕組みを考えました。


たとえば、一人一人がやりたい仕事を任せてみる、アルバイト終わりにご飯に連れて行ってあげる、業務中に雑談の時間を設けるであったり。
アルバイトの時間が楽しくなる企画を考えて実行、考えて実行をずっと繰り返していました。



その行動が功を奏したのか、今まで働きたくない、アルバイトに行きたくないと言っていたスタッフ達が「シフト入りたいです!翔太さん次いつ入っていますか!」「アルバイトに行くの楽しみになりました!」と言ってくれるようになりました。
スタッフ達からその言葉を聞いた僕は、少し泣きそうになりました。
続けてよかった。。。


現状がすぐに良くなる、変わることは無いです。
環境を変えるってそれほど難しいです。
だけど諦めずに今の現状、環境を変えたいという気持ちを持ち続け行動すれば結果は後から付いてくると思います。
最初は一人で動いていたかもしれませんが、協力してくれる仲間が増えるかもしれません。
続けていれば何かが起きます。あなたの行動と想いがムーブメント起こすきっかけとなるのです!!


皆様の仕事は人を教育するだけではないことは重々理解しています。
忙しいのも理解しております。


ですが、教育を受けにくる人達があなたの行動を待っています。
楽しませてくれるのを待っています。
現状、既に楽しい環境を作れているのであればいいと思いますが、そうではないのであれば変えていきましょう。


キーポイントは「エンタメ」です。


応援しています。

明日からも頑張りましょう。

おやすみなさい。

では、またね~。


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