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パンブームを引っ張るベーカリーから学ぶ、3つの独自性!

こんにちは!

近年、高級食パンのブームや在宅時間の増加などの原因によるパンの需要が増えており、パン市場が活況しているそうです。

そんなパンブームを引っ張るベーカリーの一つが、2020年に北海道の大樹町で一号店をオープンした「小麦の奴隷」です。現在までに30店舗まで拡大しており、運営する株式会社こむぎの代表取締役の橋本玄樹さんは、「堀江貴文イノベーション大学校(以後HIU)」の会員の1人だそうです。堀江さん自身も同社の共同創業者であり、運営に参画しているそうです。

そんな「小麦の奴隷」が成功した背景をまとめた記事を見つけました。

ビジネスモデルの核としたのは、1.冷凍の生地を使う、2.地方展開、3.地域特性を生かした店舗の独自性の3つだったそうです。

1.冷凍の生地を使う

パン屋の店舗数自体は減少しており、形態としては大型チェーン化し、施設内などには出店が増えているが、個人のお店が減っているそうです。大きな理由が後継者不足によるものだそうですが、仕込みのために早朝から夜まで、立ちっぱなしの長時間労働が必要になることに加えて、利益率も低く、担い手の確保が非常に難しくなっているそうです。その仕込みの工程を省くために、独自開発した冷凍生地をOEM工場にて生産するという形式にしたそうです。

2.地方展開

データから予測すると、地方都市や人口5万人以下の小さな地域ほど、「町のパン屋」が不足しがちなため、出店が求められているそうです。地域のベーカリーが廃業してしまったエリアでは非常に喜ばれているそうで、大樹町は十勝地方にある人口約5400人の町ですが、同店は年間4000万円の売り上げを得ているそうです。

3.地域特性を生かした店舗

地域の産品を使ったオリジナルメニューの販売などで、店舗ごとの付加価値を高める工夫をしているそうです。カレーパンはルーと大樹町のじゃがいもの配合も工夫し、冷めてもおいしい味になっており、バスクチーズケーキは北海道産のフレッシュクリームチーズを、湯煎をしながらオーブンで焼きあげ、独特のなめらかな食感に仕上げているそうです。

ヒットの裏には、考え抜かれた戦略がある事がよく分かりました。今回ピックアップした3つの視点は、どの事業でも汎用できるものと感じました。自分の仕事に当てはめて実践していこうと決めました!


それではまた!

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