2022年7月の記事一覧
森岡毅『苦しかったときの話をしようか』読了?。高校生くらいの頃に買って途中で止まっていた本。期末試験に森岡さんが出てきたことで再読。大学生には読んでほしいな。個人的には「企業は貴方の強みにお金を払う。弱点克服より強みの強化。」になるほどな、と思った。
佐藤多佳子『明るい夜に出かけて』読了。新潮社文庫の100冊で見かけて、なぜか心に残って読むことにした一冊。私が追い求める「夜明け前の暗い部屋にカーテンの隙間から陽の光が差し込んでくる」ような、おもしろい、というよりも、あたたかい物語だと感じた。なんか、好きだなぁ。
松浦弥太郎『毎日読みたい365日の広告コピー』読了。大好きな言葉がたくさんあったので、改めて羅列します。たった一言なのに、なるほどと思わされたり、ハッと大切なことに気付かされたり、感動させられたり。思わず ですます調になるほど、人の心を揺さぶる言葉を綴れる人になりたいと思います。
浅倉秋成『九度目の十八歳を迎えた君と』読了。どちらかというとミステリーよりも青春小説味が強い印象。複線もミステリーのための伏線というよりかは、という感じ。まさかのゼミの教授が担当してる授業のテスト直前に1:00まで読んでしまいました。
伊岡瞬『代償』、読了。今日は実は数日前に買った大好きなシリーズの最新刊も読んで7月は4冊目、『本性』に引き続き、伊岡作品を2作読んだ月になったけど、個人的には本作が抜群におもしろかった。視点が変わらないから集中力が続いて1度開いたら手が止まらなくなる。まさに名作。
伊岡瞬『本性』読了。ずっと読もうと思っていた伊岡作品の扉を開いてしまった。久々にミステリ読めて満足。章ごとに視点が変わり、切り替わった瞬間はハテナだけど、徐々に繋がっていく感じがたまらない。サトウミサキ、おそるべし。またしばらくミステリブームになりそう。
町田そのこ『宙ごはん』読了。「ただの家族の物語じゃない。人はいつからでも変われると教えてくれる、あたたかい物語。」数週間前に本屋で見かけて頭から離れなくて、読み始めたら手を止めるのが惜しかった。本屋大賞だと思う。どう言葉にして良いかわからないけど感想がつぶやきだけなんて惜しい。