名古屋めし料理家として名古屋らしい親子丼を真剣に考えてみた話 【名古屋めし日和】

おうちごはん。

一昨日NHKで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」のプロのおうちごはん第3弾を見ていたら、すごく親子丼が食べたくなりました。

「特別企画!プロのおうちごはん第3弾」 - プロフェッショナル 仕事の流儀 - NHK

で、ふと思ったんです。そういえば、名古屋めしに親子丼って無いなって。

無ければ作ればいいじゃない。

ということで、真剣に「名古屋めしといえる親子丼」を考えてみました。

真っ先に思いついたのが、名古屋コーチンの親子丼。2年ほど前になりますが、羽生竜王がタイトル戦の対局の際に召し上がっていました。

「お待たせしました」
運ばれてきた盆の上には、漆塗りの丼と椀。小鉢にはサラダ、葉野菜の浅漬けも添えられている。
ゆっくりと蓋を開けると、中から現れたのは美しい黄色の親子丼が現われた。
「これが羽生竜王の将棋めし、すなわち『竜王めし』か……」
その美しさに、私の喉がゴクリと鳴った。 pic.twitter.com/5EPbJwR1tW

— Swind/神凪唐州＠何でも名古屋めし化する作家兼料理研究家%お仕事募集中 (@swind_prv) May 29, 2018

確かにおいしい。とってもおいししい。また食べたい。

でも、名古屋コーチンを使っただけで果たして名古屋めしといえるのか？

個人的にはそれだけでは弱いと思うんですよね。

というのも、名古屋めしはそもそも「地産地消」にこだわらないんです。様々な食材や料理を組み合わせる「足し算の文化」こそ名古屋めしだなと。

それならば、名古屋めしらしくとことん足し算を考えていきましょう。

親子丼＝卵＋鶏肉の丼ならばまずは鶏肉に一工夫。さらに、卵をつかった丼で組み合わせられるものがないか探すこと数十分。

うん、これなら名古屋めしっぽい！といえるアイデアが無事に降りてきました

ということで、昨日Youtubeのライブ配信で早速お披露目です。

手羽先を使った焼き鳥Styleの親子丼に、鶏モモのどて煮とササミチーズカツをプラス。これぞ名古屋めしStyleの親子丼といえる一品が完成しました！

改めて写真をドーン！！

名古屋めしらしいボリューミーさｗ　

それでは早速頂きます。

手羽先は思ったより大きかったので1本分を半分にカットした方が食べやすかったかも？

焼いた手羽先は香ばしさ満点でさっぱりとした味わい。そこに鶏モモのどて煮が加わると一気に世界が変わります。ササミチーズカツもカツ丼っぽい仕上がりで楽しいですね。

ひつまぶしとはちょっと違いますが、三度おいしい丼に仕上がりました。

一見手間がかかってるように見えますが、案外簡単にできますのでyoutubeでの作り方を参考にしながらぜひぜひお試しください。チキンカツは惣菜で十分です(笑)

これからYoutubeのライブ配信は毎週水曜日の20時からを定例にしようと考えています。来週も同じ曜日同じ時間に配信予定ですのでぜひ楽しみにお待ちください。配信して欲しいネタも募集中です！！

ということで、今日もお腹いっぱい大満足でごちそうさまでした。

さて、明日は何を食べようかな。