まだ、この世は終わらないらしいから、安心して。


タイトルが怪し気…笑

いや、寒かった…昨日。

今も、ヒートテックインナー+トレーナー
+裏起毛のパーカーの上から毛布被って暖房付けて文章を書いています。

ここ一年で、暑がりから寒がりに急激に変わった私。

甲状腺ホルモンの値の関係もありそうだねーとは主治医の先生も仰っていたのですが(というか前が異常な暑がりだったのでは…と)

何が辛いって、上半身が寒すぎる!

筋肉つかないんです、上半身…
過去の運動経験と骨格の問題でしょうが…
(骨格ウェーブです)

下半身にしかつかない筋肉(というか下半身にしか栄養行ってないのでは?とさえ思う上下の差)

悩みと言えばこれも悩みなのですが…ばっちり前置きが長くなってしまった🥲🥲


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まだ、この世は終わらないらしいから、安心して。

この世が終わる/終わらない

これは、説明がないとわからない表現ですね。

自閉症スペクトラム障害(ASD)と発達性トラウマ障害を併発しているっぽい私は、
先が見えないことが苦手かつ、先の予測も苦手です。そして、失敗が何より怖い人。

この間、久々にシェルターにいた時からお世話になっている心理士さんと対面で面談することになったんです。

面談場所に向かう道中で、この世が終わりかけました。


その前に色々と手続き的な面を終わらせてから、面談に行こうとしていた。

手続きを、終えた。面談する場所に向かおうとしていた。その前日、私にとっては命の
イヤホンが壊れてしまっていたので、どこかのコンビニで買い直そうとしていた。

コンビニでイヤホンを探して買い直そうとしていたら、まさかの25分も経っていた…
面談場所まで、徒歩30分はまだかかりそう。

面談、遅刻確定。


「うわああごめんなさい、ごめんなさい」と心の中で大パニック。「なんでできないんだああ」、「もうだめだ、迷惑かけた、死ぬしかない(これがこの世が終わりそうなテンション、パニックという訳です。)」

すぐに対処行動をとるのは難しく…

心の中で泣き叫びながらなんとか表ヅラは泣かずに面談の場所まで歩きました。
なんとか、途中で連絡を入れました…(対処行動)

約束の場所に到着後

優葵:「遅れてごめんなさい!」

心理士さん:「大丈夫だよ、顔真っ赤だけど、凄い沢山歩いてきた?」

優葵:「かくかく云々…でした。ごめんなさい!」

心理士さん:「大丈夫だよ、この暑い中長旅だったね〜」

…息を整えて

優葵:「遅刻がわかった瞬間に、この世が終わるテンションになりました」

心理士さん:「そっか、この世の果てだったのね。でも。優さん、大丈夫!今も続いてるよ、この世!終わらなかったよ!」

パニックを乗り切ったことを認めて下さってありがとうございます、という気持ちと
同時に、時間のマネジメントでミスして遅れてしまったのに…というか子どもじゃないのに…という申し訳無さも。


なんで、こんなことでこの世が終わりそうなくらい混乱するの?と思われる方もいらっしゃると思います。

実は、私も何故この思考に突入するのかはわかれていなくて、抑制出来るものでもないんです。この思考が発生すること自体を。

その後、起こりそうな2次的なこと(自己破壊的な行動など)を食い止める対処は出来ても、思考自体を無くすことは難しくて…

どう考えても、21歳の行動や思考には見えないと思います。

特性、症状、その言葉を当てはめることになると思います。もしくは、思考の(自分では簡単にはコントロール出来ない)クセという言い方もあるかもしれません。

自閉症スペクトラム障害(ASD)などの
発達障害は先天性の脳(恐らく前頭葉)の機能障害です。

発達性トラウマ障害は、幼いときに受けたトラウマ(心的外傷)によって、後天的に脳に傷が出来る疾患です。(診断基準もまだ確立していないらしいことと、適切な言葉選びが難しいので、敢えてなるべく柔らかく書きますね)

どちらも、簡潔に言うと、自分ではコントロールできない、怠慢が引き起こすものではない、障害です。

周りで支えている方も、当事者の方も苦しいはずです。パニックに陥るときは、本当に。

だから、「もしかして、この子(人)は抑えきれない感情にのまれているのかな?」(パニック中かも?)と思われたら、

どうか、「しんどいやろうな、お疲れ様」と心の中で苦笑いしながら通り過ぎて下さい

周りで支えている方も、当事者の方も超絶しんどい瞬間の一つです。

勿論、何か援助が必要、という訳ではなく、

ただ、
哀れな目、同情的な目、差別的な目を直接向けないで下さると嬉しいです。

私は、「あ、人前でやらかしてもた」という気持ちもバリバリありつつ、強い視線はやっぱり悲しいので…

「え、ちょっと、なにこの人?」と思うことはあると思います。

それは、そうだと思います。

でも、「なに、この人?」という、人を否定するのではなく、

「なに、この(人の)行動?」と突飛ではありますが行動的な部分に目を向けていただけるだけで、一当事者としての私は救われます。

そして、その行動が起こる背景に興味を持っていただける、これ以上に嬉しいことはありません。

でも、何より、

人としての存在を否定されない、それが、
一番、嬉しいです。


自分とは異なる考え方や行動を取る人がいてもいい。障害がある人、ルーツがある国や地域、文化が違う人、ご高齢の方、若者、子ども、考え方や行動は誰もが違うはず。

でもその行動や考え方の全てに理解や賛同することはしない。私は私の考えがある、他者には他者の考えがある。

わたしは、わたし。他者は他者。
上手くやり抜かないといけないこともある。でも、みんな一つに、仲良くなんて無理だよね。

人としての存在、それは否定しない。

でも、心からわかりあえないことがあってもいい。むしろ、それで大丈夫、みんなそうだから。

自分の考えはしっかり持つ。
でも他者の考えに批判や横やりばかりをいれても仕方ない。

みんな、違う人間だから。

「みんな違って、みんないい。」

いえいえ、

「みんな同じじゃ、困っちゃう。」

それが、多様性なのかな?とも私は思います(笑)


私はこう思える人になりたいな〜

利己的でもなく、逆に利他的さだけを重視するのではなく、自分の気持ちを否定しない、
でも色んな人がいてオッケーな世界を
息のしやすい世界を、生きやすい今を
私も一緒にいてくださる人たちと創っていけたらいいな、と思います。

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私が私のパニックについて、事後的に振り返って思うことは、
とりあえず、道端で過呼吸起こして他所様にご迷惑をおかけしなかったから、いいや。

後に落ち着いて事情を理解してくださる人に伝えられたから、いっか。

好きでもない、えげつなく厄介な特性だから。
私(当事者)にしかわからない、しんどさだから、誰にでも理解してもらわないといけないものではないから。

未然に防止出来ることと、出来ないことがある。防止を試みても起きる時は起きてしまうのがパニックなんよ。
遅刻を良しとは言えないよ。

一口に遅刻と言っても、
上記のように私の時間の管理の苦手さが原因のこともあれば、電車が遅延した、とか、原因を変えられないこともあるから。

起きたものは仕方ない。

原因を変えられるものは、対策を講じていく。でも、対策を講じてもうまく行かないこともあるから、対策だけじゃなくて、対処方法も身につけておく。失敗やパニック自体に怯え過ぎないように。

理由はなんであれ、パニックになったら、
これ以上の2次的な爆発を止めるために対処するしかない。

乗り切ればとりあえずOK。

見知らぬ他者を驚かせず、なるべく、自分を傷つけず乗り切る。

乗り切った経験を一つ一つ積み重ねる。

乗り切ったあとは、もう笑うしかない。

ネタになると思えば、ちょっと楽だな(笑)

「今週だけでこの世が3回くらい終わりかけましてね…自爆案件もあるのですが…
ドラゴンボールのフリーザ様みたいな力がある訳じゃないんですけど…よくこの世が終わりかけるんですよね、私」

あ、ネタじゃなくて、ただの怪し気な言葉でした😇

難しい!

でも、自分の中でネタになれば充分かな(笑)

最後までお読み下さってありがとうございました☺

最後の最後まで本人至って真剣に書いてる!(つもりです笑)

上記は、私個人の考え方です。
同じ障害を持つ方でも色々な考え方があります。だから、21歳の自閉症スペクトラム障害(ASD)と発達性トラウマ障害(DTD)の要素が強い、
でも、明日の朝ごはん何食べようか、この時間からあれこれ考えてる、なりより食い意地強めの女子の言葉だと思ってくださると嬉しいです!

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