記事一覧
テギョンについての備忘録 230202
『ザ・ゲーム ~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~』 https://video.unext.jp/title/SID0055135 を観終わった。 https://youtu.be/FZV0LndxaAM ヴィンチェンツォの…
テギョンについての備忘録 230124
テギョンのインスタ投稿から、キャプテン・コリアってなんぞや?となり、 検索したら『知ってるお兄さん』の2PM出演回にたどり着き、 https://www.netflix.com/title/801…
テギョンについての備忘録 230202
『ザ・ゲーム ~午前0時:愛の鎮魂歌(レクイエム)~』
https://video.unext.jp/title/SID0055135
を観終わった。
https://youtu.be/FZV0LndxaAM
ヴィンチェンツォのころと比べると、「キャプテン・コリア」みがまだ残っている気がする。
次になにを観ようかな~、って探してるけど、テギョンってなんか見えちゃう人の役が多くない?見えそう
テギョンについての備忘録 230124
テギョンのインスタ投稿から、キャプテン・コリアってなんぞや?となり、
検索したら『知ってるお兄さん』の2PM出演回にたどり着き、
https://www.netflix.com/title/80176842
(2021年7月3日の回)
国軍イベントの号令でふるえた。
先週の古家パイセンのK-TRACKSの放送曲のプレイリスト、最高。
HYBEアーティストの曲ばっか聴いてきた耳には、JY
読書日記 内澤旬子『ストーカーとの七〇〇日戦争』
タイトル通り、ストーカー被害にあった著者が、加害者に対してどのような行動を起こしてきたかについての約2年間にわたる体験記である。
実を言うと、著者の他の著作を、ご本人のキャラクターや文体への違和感からどうしても最後まで読めなかった経験があり、その点を危惧しながら読み始めたのであるが、本書には以前感じた違和感を超越する部分があって、一気に読み進めることができた。
本作で軽く触れられている生育
読書日記 堀越英美『不道徳お母さん講座』
サブタイトルは「私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか」である。
タイトルと表紙の印象からエッセイ本気分で手に取ったが、意外にも気持ちよく予想を裏切られる骨太な思想史であった。
本書は、2017年から2018年にかけて、媒体『cakes』に掲載していた記事をもとにしているそうである。
戦前戦後のものを中心に多数の文献を引用して、現代日本での社会通念がどのような経緯で醸成されるに至ったのかをテン
読書日記 古市憲寿『平成くん、さようなら』
単行本ではなく、文藝春秋『文學界』2018年9月号掲載の同作品を読んだ。
著者が本作についてテレビ番組で「本当はこういう問題を提起したいんだけど、テレビとかで言うと炎上すると思った内容を書いた」というようなことを語っていた通り、賛否わきおこりそうな主題ではある。
本作が世に出てしばらく経っているし、ネタバレというほどでもないと思うので概要を書くと、何不自由なく暮らしているかに見えるいかにも現代
読書日記 大崎善生『聖の青春』『将棋の子』
前者は29歳で夭逝した棋士・村山聖(さとし)の生涯を描いた作品、後者は「奨励会」でプロ棋士をめざす少年・青年たちの物語であり、いずれもノンフィクションである。
漫画『3月のライオン』が大好きなので、着想のヒントになったというこの2冊を読んでみた。Amazonレビューで軒並み「涙なくしては読めない」と書かれていたので覚悟していたが、わかっていてもやはり涙なくしては読めなかった。両方とも、読んでいて
読書日記 NHK_PR1号『中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい?』
NHK広報局ツイッターアカウントを開設当初から運営されていたNHK_PR1号さん(現在はNHKを退職して、麻生鴨さんとして活動)による、当該ツイッターアカウント開設に際しての思いや、有名アカウントになって起こった出来事などについて綴られた本である。最近文庫版が出たところだが、筆者が読んだのは単行本の方である。
NHK広報局ツイッターアカウントは、現在は80万超のフォロワー数を有する有名アカウント
読書日記 井沢元彦『「言霊の国」解体新書』
元TBS報道部記者であった作家の井沢元彦氏による著書。以下はAmazonの商品データから。
-言霊(コトダマ)の国に「言論の自由」はない。「自分の国は自分で守る」という「世界の常識」を口にすると、「平和の敵」とレッテルを貼られてしまう。「平和」を唱えていれば努力をしなくても「平和」が続くと信じられているこの国では、「有事に備えようとする者」は「戦争を望む者」とみなされるのだ。「日本は負けるかも知
読書日記 想田和弘『精神病とモザイク』
映画監督・想田和弘氏が、自身の作品である映画『精神』を制作するに至った経緯、制作に際して起こったこと、映画への反響を受けての考えや、映画の舞台になった診療所の院長との対話などをまとめた本である。
映画『精神』は、岡山県にある精神科診療所を舞台にしたドキュメンタリーである。撮影前の予備的調査はほぼなし、ナレーション・音楽なしという、著者が「観察映画」と名付けた手法で制作されている。
この著作は
読書日記 川上未映子『きみは赤ちゃん』
芥川賞作家の出産・育児エッセイである。前半(出産編)はウェブ連載されていたもの、後半(一歳までの育児編)は書きおろしであるらしい。
芥川賞を受賞したときに随分話題になったように記憶しているので、もちろん名前は知っていたし、作品の一部をどこかで引用として読んだことはあったが、著者の作品を一冊まるまる読んだのは初めてであった。
本作を読んで一番強く思ったことは、「プロだな・・・」ということであ
読書日記 高野秀行『アヘン王国潜入記』
かつて『ゴールデントライアングル』と呼ばれ、世界のアヘン製造量の半分以上を生み出していたミャンマー・タイ・中国の国境地帯に潜入し、現地住民と一緒にケシを栽培しながらそこで暮らした日々を描いた体験記。大学で探検部在籍当時に執筆した『幻獣ムベンベを追え』でデビューした著者ならではの、体当たり冒険記でもある。
複雑な背景の上に成り立つ政治的緊張状態にある地域の当時の実情を読み取ることができ、こんな世
読書日記 伊藤氏貴『奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち』
いまは誰しもが名門と認めるであろう灘校の創成期から、中学校三年間の国語の授業すべてを費やして、教科書も使わずに薄い文庫本一冊を題材とする異色の授業を続け、灘校が押しも押されぬ名門校となる過程に大きな影響を与えたであろう、奇跡の教育について取り上げた本である。
この本と「エチ先生」(橋本武先生)の奇跡の授業について、刊行時(2010年)から相当話題になっていたようだが、私は恥ずかしながら最近初めて知
読書日記 フランクル『夜と霧』
この本は、私にとってはライフハックである。
生きていくために必要な技術が書かれている本。
この本に最初に出会ったのは、学生のころ、いま出版されている新版はまだ出ていなかったので、旧版を読んだのだと思う。自分が生きていていい理由が理解できず、右にも左にも進めなくなっていた私には、「あなたは自分の生きる意味を問う立場にはいない、あなたが生きる意味を、人生から問われているのだ」というフランクルの言葉は
読書日記 長田悠幸『キッドアイラック!』全三巻
ひとことで言えば、大喜利をモチーフにした漫画。
ケンカが強いだけが取り柄の男子高校生が、とある事件のせいで傷ついて心を閉ざしてしまった幼馴染の女の子を『笑い』で救うために、大喜利に挑戦する、というようなお話である。
泣いている人を笑わせよう、とすることは、小さな子供でもやることで、人間にとって結構プリミティブな行動なのかもしれない。
このお話が清々しく感じられる理由は、主人公が大喜利の
読書日記 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
この本は、1935年から1937年にかけて刊行された『日本少国民文庫』のうち、最後に出版された1冊である。
中学二年生・15歳の少年である主人公が、日々考えたこと、学校で起こった事件や悩みについて、哲学者である叔父に相談し、その叔父が、交換日記のような形で自分の考えを主人公に伝える、という形式で、物語が進んでいく。
主人公は、叔父の考えを受け止めて、行動に移して実践し、そして受け止めた考えをさ