「憧れの女性」を見つけたいのに、見つけられません。
もしかしたら、
欲しいのは「憧れの人」ではなくて、
全エネルギーを注げる、大好きな何か
なのではないでしょうか?
こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。
オンラインカウンセリング・ココロノマルシェに寄せられたご相談へお答えさせて頂きました。
憧れの女性の見つけ方
ちょさん
「憧れの人を見つけて、その人を真似て素敵になりましょう」って、確かに、良く言われますよね。
自分の魅力を発見する方法のひとつとして、
誰に憧れるか、その人のどんなところに憧れるかを書き出して、
実はその魅力がそのまま、あなたの中にある魅力なんだよー、なんて言ったりします。
※自分の中にあるものしか、外の世界に発見できない、見えてこない、という、心理学でいう「投影」を使った、自分の魅力発見方法です。
だから、素敵だなと思う人や、憧れの人を見つけて、
その人を真似たり追っかけたりすることで、
自分が本来持っている魅力を引き出して育てるということにもなるので、
それはとっても理にかなってるんですよね。
なので、美味しいところだけをいろいろとつまみ食いするみたいに、いろんな人の素敵なところをちょっとずつ真似るのって、ぜんぜんいいと、わたしは思うんですね。
ちょさんは、自分の中にある魅力を投影して、
きっといろんな人の素敵なところを発見されているんだと思うんです。
そのいろいろな人の中に見つけた魅力が複合されたものが、
ちょさんだけの唯一無二のオリジナルの魅力であり、「ちょさんらしさ」になるので、
それって、めちゃいいじゃん!
と、私は思うんです。
それから、憧れの人がたくさんいるとか、
素敵だなと思うことが方々に見つけられるのって、
それは裏を返せば、自分の魅力がそれだけたくさんある、ともいえるんですね。
だから、「憧れの人」はたった1人である必要はないし、ぜひ、このまま、いろいろな人の素敵なところを発見・真似っこしていって欲しいな、と、思ったりします。
さてさて、ここからが私的には本題なのですが(えっ⁈)
ちょさんは
こんな風におっしゃっているのですが、
ちょさんが「たったひとりの憧れの人」を欲しているのは、なぜなのでしょうか?
「この人、本当に素敵!めちゃくちゃ全てに憧れる!!」っていう完璧な人を
なぜ頑張ってまで探し回るのかなって、思ったんです。
もし、ちょさんが私のカウンセリングを受けてくださったとしたら、まずはじめに
「なんで、たったひとりの憧れの人が欲しいの?」って、私はお聞きすると思います。
ちょさんのご相談文の雰囲気から、私は、
「相手がいないけど、恋がしたい!!」とか、
「出会いがないけど、結婚したい!!」とか、
「結婚する予定ないけど、子どもが欲しい!!」というような、
何か大きな欲求を持て余しているように感じたんです。
自分がただ魅力的になりたいために「憧れの人」を欲しているのであれば、先ほど書いたように、
何人いてもいいし、むしろたくさんいる方がお手本がそれだけあるので、どんどん魅力アップに繋がると思うんですね。
だけど、それでは「つまらなく」て、
たったひとりの人にターゲットを絞りたいんですよね。
その言葉から、
ちょさんはもしかしたら、自分が魅力的になるための憧れの人が欲しいのではなく、
「我を忘れるほど大好きになれる人(もしくは、ものごと)」が欲しいのではないかな、と、私は感じたのですが、いかがでしょうか?
もし、ちょさんに私のカウンセリングをお受け頂けるなら、まずはそこをお聞きしてみたいな、と思いました。
さてさて、
「憧れの人」と「恋する相手」を想う気持ちって、とっても似ていると私は思うんですね。
寝ても覚めてもその人のことを想って、
その人は何が好きなのか、どんなことに怒るのか、
何を食べ、何を着て、どんな本を読んで、何を感じて、どんな風に喋るのか。
いろんなことを知りたいし、
いろいろなことに影響を受けて、
同じような価値観やその人にぴったりの人間になりたいと思ったりしますよね。
ちょさんが「たったひとりの憧れの人」が欲しい、そして、その憧れたい気持ちを持て余している、というのは、
自分よりも大好きな人(もの)と出会って、それにありあまる愛やエネルギーを注ぎたい、という欲求なのではないでしょうか?
それは、恋なのかもしれないし、パートナーかもしれないし、もしかしたら趣味やライフワークと呼べる、無心に打ち込めるものなのかもしれません。
とにかく、
自分が一生懸命にエネルギーを注げる何かが欲しいのではないかな、
と、思ったんです。
もしそうだとしたら、
じゃあなぜ、ちょさんは、それを「憧れの人」という、
ちょっと距離のある存在に置き換えてしまっているのか、というのが、私は気になっているところです。
恋や恋人・パートナー、それから趣味やライフワークは、
自分の手に入れたいという願望が出たり、手に入らなかった時に傷つくことがあります。
もしかして、ちょさんにはそういったことへの怖れがあるのではないかな、と、私は思いました。
それは、
何かを手に入れることへの怖れなのか、
手に入れたいと願った時の苦しさへの怖れなのか、
手に入らなかった時に傷つくことへの怖れなのか、は、
探ってみないと分からないのですが、
本当は何かに本気になりたいのに、本気になることが怖い
という思いが、ちょさんの中にあるのかも知れません。
一心不乱にエネルギーを注ぐものを欲しているけれど、実際にそれが現れてしまうと困ると思っているから、
恋やパートナーやライフワークではなく、ちょっと心の距離の保てる「憧れの人」を探し続けて、
さらには、その「たったひとりの憧れの人」も、なかなか見つけられないのかもしれないな、と、思いました。
その怖れがなぜ、ちょさんの中にあるのかは、カウンセリングなどで探ってみないと、分からないのですが、
ちょさんは、もしかしたら、
ご自分に自信が持てていないのではないかなあ、とも感じました。
一生懸命に何かを欲しても、
自分には成就できないのではないか、
自分には手に入れられないのではないか、
自分には何もできないのではないか。
そんな感覚が、どこかにあるのかも知れません。
と、いうことで、ここまでだいぶ予想と予測でお話しを進めてきてしまいましたが、
「たったひとりの憧れの人」を見つけるためには、
まずはちょさんが、ご自分の価値や魅力を受け入れていくことが大切なのではないかと、私は思いました。
そうすることで、
「大好き!」と呼べるものや、「こうなりたい!」と思えるものを素直に感じることができるし、
それを欲しいと声に出すことも、
それを手に入れるために、楽しみながら頑張ることもできるようになります。
憧れの人を探し回ることと並行して、
ぜひ、ご自分の心の中の本心と向き合ってみてください。
何を欲しがっているのか、
なぜ欲しいと思っているのか、
何を怖れているのか。
そして、その全部をご自分の大切な「感情」や「欲求」として、受け入れてあげると、
「自分はどうしたいのか」
が、少しずつ見えてくると思います^ - ^
なかなかご自分と向き合うことが大変で
そこまで深掘りできないよー、と言う場合は、ぜひスズキにお手伝いさせてください(о´∀`о)
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ぜひぜひ、楽しみながら心理学に触れて頂けたら嬉しいです(*^^*)
こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。
飛行機を見ながら、あんかけ焼きそばを食べました。
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