【お悩み相談】自分のために本を買えない。 お金を使うことに心理的ブロックがあります。
こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。
オンラインカウンセリング・ココロノマルシェに寄せられたご相談へお答えさせて頂きました。
「本」に価値をみていないのか、
「自分」に投資するほどの価値を感じていないのか。
お金を使って得たい「価値あるもの」は何でしょうか?
お金には3種類あると思っています。
1つは消費
2つ目は浪費
3つ目が投資です。
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【本を買えない心理について】
冬のバラさん
最近、お金のもたらす豊さについて学んでいます。
モノもそうなんですが、本を買うことに躊躇してしまう事を抜け出す方法について教えていただければ嬉しいです。私が小さかった頃、両親は別に本を買うことを躊躇していたのではないと思いますし、教育にも熱心だったと思います。〇〇図鑑といった類や、歴史の偉人伝などや、月刊の子供向けの購読物などはよく買ってもらって家にありました。
ちなみに父親はほとんど本を読まず、母親はよく図書館で本を借りてきていた思い出があります。
(信仰していた宗教の本はたくさんありました)ちなみにお金に関しての考え方としては、
成人後、地方から東京に来て、一人暮らしをしていた時は、安月給だったので、
出来るだけ切り詰めて生活をしていました。
お金に関しての恐れは、強い方だと思います。
ですので、小さな例えで言えば、自分で自分にお花を買うとか、ちょっと良いレストランに行くとかはほとんどしてきませんでした。大人になって、お金への恐れを取り除くという事を学び始めた時、
本というのは、自己投資の一種であって、どんどん知識を仕入れたいと思うのに、
価格が気になってしまってなかなか購入してこなかった自分に気づき嫌になりました。月に数千円のことについて、経済的に困っていることもないので
購入できないというわけでもないのに躊躇してしまうのは、どんな心理状態から来ているのか、またどうすれば解消できるのか、もしお知恵を借りれたら嬉しいです。
冬のバラさん、はじめてして。スズキチサと申します。
「本」に価値をみていないのか、
「自分」に投資するほどの価値を感じていないのか。
冬のバラさんがお金を使って得たい「価値あるもの」は何なのかな、と思いました。
お金って、持っていると「安心」は得られますが
使わず、ただそこにあるだけだと
お金の本領を発揮しないものだと思うんですね。
お金には3種類あると思っています。
1つは消費
2つ目は浪費
3つ目が投資です。
1.消費とは
・生きるために必要なものに消えていくお金。
例えば、毎日の食事、光熱費、交通費など
2.浪費とは
・必ず必要ではないけれど、なんとなく使ってしまうお金
例えば、お菓子、お酒、インテリアの置物やフィギュア、バックや靴、服など
3.投資とは
・自分にも周りにも後々利益が生まれるものに使うお金
例えば、本、セミナーや講座、英会話などの習い事、人と繋がるための飲食代など
浪費と投資の区別は、人それぞれで、
例えば「本を買うこと」が役に立たない浪費と感じたり、
自分の人生を豊かにする投資だと思えたりと、入れ替わるものだと私は思っています。
冬のバラさんが「本」にお金を使うことに抵抗がある理由として、「本を買う」ことが浪費という間隔があるのかなあと感じました。
現代は、知りたい情報はスマホ一台あれば、たいがいのことは得られます。
また、お母さまがされていたように、図書館に行けば無料で何冊も永遠に本が借りられます。
それなのに、わざわざ「本」にお金を払って情報を得ることが本当に必要なのか、という気持ちがあるのかな、と思ったのですが、いかがでしょうか。
それから、冬のバラさんが「知識を得ることが自分への投資になる」ということにも実感がないのかもしれないな、とも思いました。
知識はただ得ただけでは投資にならないと私は思うんですね。
何かしらのかたちでアウトプットしたり、実際に自分の生き方や生活に反映させたりしないと、それが循環して利益を生むことには繋がりません。
【知識を得る→アウトプットをして本の代金を上回る利益を生む】
と、いう意識を持つと、
「本を買う」ことが自分への投資になる、ということが腑に落ちて、抵抗がなくなるかもしれないな、と思いました。
本の代金を上回るというのは、実際の金銭として得るということではなく、
例えば、
「今まで知り合うことのなかった人と出会うきっかけになった」とか、
「ずっと変えられなかった、生きづらい思考が変わって、すごく楽に生きられるようになった」とか
「新しいジャンルの趣味を見つけて、人生が楽しくなった」とか
そういうことも、大きな利益だと思います。
それまでの自分から「変化する」ことは、とても大きな価値だと、私は思います。
本から知識を得ることは、そういった利益を得られるという点で、私は「投資」だと思うんですね。
冬のバラさんにとって、「本を買う」ことが投資になるのか、ならないのか、
ご自分の思いと向き合ってみるのも良いかもしれません。
もう一つ、
冬のバラさんが、「自分への投資にお金を使うことに抵抗がある」ということについて、
もしかしたら「自分は、大切なお金を投資する価値のある人間ではない」という感覚をお持ちではないでしょうか?
本を購入することと合わせて、
自分で自分にお花を買うとか、ちょっと良いレストランに行くとかはほとんどしてきませんでした。
と、いう、自分を癒したり大切にする行為に、
お金を使うことに抵抗があるというところが気になりました。
その行為が自分には贅沢だ、とか、もったいない、と、感じているということは、
もしかしたら、冬のバラさんは「自分の価値」を低く見ていらっしゃるのではないかなあ、と感じたんですね。
何かリターンが見込める(期待できる)からこそ、人はお金を投資できるのだと、私は思うんですね。
もしかしたら、冬のバラさんはご自分に投資したとしても、自分が何か利益を生むということを信じてあげられていないのかもしれません。
もし、思い当たるふしがありそうでしたら、
「自分に投資する」ということに抵抗が出てくるのはそういった理由からかもしないなあ、と思いました。
仮にそうだとして、
ご相談の内容からは、なぜ冬のバラさんが、自分の価値を低く見てしまっているのかが、うかがえる内容が無いので、
いつか機会があれば、その思いが出来たきっかけを深掘りさせて頂きたいなあ、と思ったりしています。
抵抗なく、「自分に投資したい」と思えるように、
投資するに値する「自分の価値」や「自分の能力」ということにもフォーカスされてみて欲しいな、と思いました。
その場合は、たぶん、本から知識を得たり、
ひとりで向き合うことが難しいこともありますので、カウンセリングを受けてみられることも、
ご自分への投資になるのかな、と思います(*^_^*)
自分に投資することに許可が出せるようになると、
世界が変わると思います。
ぜひ、お金への心理的ブロックを解消して、
楽しい毎日をお過ごしくださいね╰(*´︶`*)╯♡
こんにちは、心理カウンセラーのスズキチサです。
自分らしさって、本当に大切なんだなあ、と、改めて感じる、今日。
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