チャンスを逃す残念な人「5選」を発表!
この人はチャンス逃しているなぁって思う人に遭遇することが、ちょくちょくあります。自戒の念を込めて少し整理しておきたく投稿してみました。
あなたのまわりには、こんな人はいませんか?
あなたは、このようなことをしていませんか?
チャンスを逃すというのは遠回しの言い方で、率直に言うと単純に仕事がデキない人と言い換えてもいいのかもしれません。
でも、仕事のできるできないとは決してスキルのことではなく、基本を徹底できるかどうかです。もちろん、基本というのは僕の解釈であって、基本の定義によって捉え方は全て変わりますけどね。
というわけで、あくまでも僕自身が感じる「チャンスを逃す人≒仕事ができない人」のワースト5について書きました。(※偏見に満ちているところは主観ですのでご容赦ください<m(__)m>)
1.常に5W1Hが抜けている人
5W1Hとは、説明するまでもなく仕事で必要な基本情報の6要素のことです。(Why/What/When/Who/Where/How to)
つまり、なぜこの仕事を行うのか?(目的・動機)に始まり、どのように進めていくのか?(手段・方法)まで、必要な6項目を抜け漏れなく確認しながら進めないと仕事は前進しないか停滞してしまいます。
ところが、なにかにつけて仕事の連絡の際に、どれか一つばかりか半分以上抜け落ちている人が一定数います。
多いのが、What(何をするか?)とWhen(期限は?)だけが明確で、そもそもの目的となるWhy(なぜするか?目的は?)が抜けているパターン。
Whyなくして、WhatやHowなどは導き出せません。またWhyによって、WhatやHowは変わってきます。それにもかかわらず、「とりあえず急ぎです」「上司が言って来たから」「今まではこうだったから」という極めて合理性に欠けるノリや空気感で、仕事や作業の依頼をしてくる方々。
違和感あるんです!
仕事を反射神経だけでこなし、場当たり的な対応をする人だなと思ってしまいます。いったん俯瞰してWhyに立ち返ってみる、時にはWho(誰が担当するか?)に目を向けてみる。こうして5W1Hを頭の中で整理するだけで、抜け漏れを防ぎ、互いに”不必要な確認作業”のメールのラリーが減るのです。
挙句の果てには、こちらがその確認作業に時間をとられてしまうこともあります。この時間にコストが発生していることに気づかないのは残念です。もし、ご自身が主体となって動く仕事があった場合、ご自身の生産性が圧倒的に”下がり”、あらゆるチャンスを逃がしてしまうことでしょう。
2.既読スルーがクセになっている人
既読スルーとは、LINEのこととは限りません。仕事における正式なPCメールなどを主にさします。
大切なことであっても3日以上、返信しないことが常態化している人ってまわりにいませんか?とってもイラっとくるポイントです。
※わざとスルーする場合、本当に連絡ができない状況にある場合(病気や事故など)一部例外はあります※
おそらく、あらゆる点で余裕があるんでしょうね。お金もポジションも家庭も王様的で、全てのことはまわりが段取りしてくれて、上げ膳据え膳で何もせず、ドンと構えていられる立場なのでしょうか?(←皮肉ですよ)
違和感あるんです!
普通の人は、待っていても誰もサポートや段取り、身の回りの世話などしてくれません。待っていても、チャンスなど降らしてくれません。常に自分から動き、速いスピードでチャンスをつかんでいくものです。
僕はたまにレスが遅すぎる人に苦言を申し上げることがあります。すると、9割の人が同じセリフで返してきます。「忙しかったから・・・」
いいんじゃないですか、忙しいなら。でもね、忙しいと言いながらアクションを起こさなければ、そのまま歳を取って老けるだけです。ていうか、あなたより忙しい人は五万といるのですよ!と、心の中で絶叫している自分がいます。
僕は自分のポリシーとして24時間以内にレスすることを心がけています。僕のまわりでも、できる人は例外なくレスが超速です。しかも、相当多忙を極めている人でも同じなのです。
忙しいからと反応する方は、例えば「了解」という二文字書くことにどれだけ時間がかかるのでしょうか?
チャンスをつかむ時って、スピード感にあふれる、”行動のリズム”みたいなものがあって、ジャンプする感覚でつかんでいくことが多い。レスもアクションもない人って、そもそもの行動リズムが発生しないから、前途は多難になるだろうなとは思うのです。
行動リズムとチャンスをつかむ確率って、相関関係があるように思えてなりません。
3.急がせる割にはお礼をしない人
これは、前述した「2」の項目とつながります。「至急で〇〇お願いします!」と依頼事をしてくる人がいます。
その多くは、状況確認して自分のtodoリストの中でも優先順位を上げて対応していきます。ただね、いつも虚しさに襲われる瞬間があります。頑張って相手の要求に応じた(もしくは前倒しでして差し上げた)のに、お礼の一言もない人。
違和感あるんです!
もう、その人の頼みは聞くかい!って思いますよね。「2」で前述しましたけど、「ありがとうございました。」のたった1フレーズでいいのです。これを書いてメールするだけでもいいのです。この作業に何時間かかります?1分以内でできますよね?
「依頼がある→ご対応する→お礼をもらう」
このサイクルを高速に、多頻度で繰り返すからこそ信頼関係ができ、互いにチャンスを持ち込めると思うのです。
やり取りには、ある種のリズムが発生し、リズムに共鳴したチャンスが近づいてくる。どこか、互いのコミュニケーションのやり取りにはリズムに関する原理原則があるように思えてなりません。
このパターンに多いのは、圧倒的に大企業サラリーマンです。
どこかで、一業者向けには気を使わなくても大丈夫(上司だけには気を使うけど)という心理があるのかもしれませんね。でも、僕は何のためらいもなく、いつもこのような担当者がいる企業のオファーは、プロジェクト途中でも断っております。気持ちよくないもん!
結論をシンプルに言ってしまうと、仕事って気持ちよくコミュニケーションがとれるかどうかだと思うのです。文章にしてみると当たり前すぎることも、改めて優先順位を上げた方がいいなと思う今日この頃です。
4.仕事を丸投げしてくる人
互いに協力しながら仕事を進めていく上では、相互協力の姿勢を持つことが大切です。時には人の力を借りるべく、仕事を振ることもあるでしょう。
ただし、大切なことは「しっかりと考えて振る」場合と、「”とりあえず”振っておこう」という場合の違いです。
後者を問題視しているのですが、たとえばこんなシーンです。
あるプロジェクトにおいてクライアントから連絡がきます。「〇〇をお願いしたいんですが・・・」、よくある依頼ごとの風景ですね。
でも、そのタスクを吟味してみると、「それって、僕がやるべきことかい?本来はあなたがやるのをこちらに丸投げしてね?」という内容の依頼事にはほとほと困ります。
確かに外部委託して動かす仕事もあるため、流れとしてはおかしくありません。しかし、その質はどうかといえば、単に外部委託という名のもとに自分がやりたくない作業を代行させているだけの無価値な丸投げではありませんか!
とっても、違和感あるんです!
依頼する限りは、丸投げせずに、どのようにコトを進めればよいのか”プロデュース”(全体の方向付けをして価値を生み出すように流れをつくること)すべきだと思うんですね。
また、「どこまでは自分でやって、どこからは自分では〇〇という理由で難しいので、手を貸してほしい」というスタンスを持つ必要があると思うんですよね。何もやらずに”取次屋”のようなことを平然としていては、その人自身の存在価値はありませんよね。
きっと、深層心理の中で”面倒くさいから、一層のこと丸投げしてしまおう”というよこしまな気持ちがあるのでしょう。
いくら外部委託するといっても、パートナー企業はあくまでもパートナーであって、作業の代行屋ではありません。
※もちろん作業の代行を本業にするアウトソーシング業も存在します※
立ち位置を明確にして、自分でやるべきことと他社に振ることの線引きはすべきだと思うのです。
何でもかんでも丸投げして、うまくいかないとこちらの責任にしてしまうような状況。こういう方って、自分自身が成長しないし、自分の頭で考えないので結局、いつかどこかでチャンスを逸してしまうと思うのです。
繰り返しますが、単なる”取次屋”は付加価値がないため、チャンスはめぐってきません。
そして、よくよく確認していくと、「とりあえず上司に言われて、自分では考えることが苦しいから」や「目の前の仕事が逃げたいから」という本音が見え隠れしております。
仕事を任せる相手は、あなたの召し使いでも弟子でもありません。あくまでもパートナーとして位置付けるからこそ、互いの相乗効果も見い出せ、自身の成長にもつながるのではないでしょうか?
任せるが、無意味(無価値)な丸投げになっていることには注意が必要ですよ。
また、相手にどれだけ無駄な時間を使わせているのかという視点が欠落しています。「時間=お金」「時間=命」という概念がない方ほど丸投げ癖がありますが、もし自分が自立して生きていく際に、どうチャンスをつかんでいくのでしょうか見ものです。
丸投げタイプの人は、自分の成長にならないこと、相手へのリスペクトに欠けること、最後に時間に対するコスト概念がまるでないこと。この3点において、チャンスを逃がすタイプといっても過言ではありません。
5.後だしジャンケン仕事をする人
”後だしジャンケン”とは、僕が勝手に命名しているだけです。
たとえば、もう契約書も出来上がった状態なのに、後になって「もう少し値段が下がりませんか?」と、”事後交渉”してくる人。
もう〆切を大幅に過ぎているのに、「これを付け加えることはできませんか?」と平気な顔して”事後依頼”してくる人。
違和感あるんです!
分かりますよ、仕事ですから突発的なことやイレギュラーなことが発生することも。いつも、期限通り、ルール通りに仕事はいかないことも。そんなことは百も承知です。
ただし、それには状況の見極めが必要です。
多くの場合は2パターンです。
①強い立場の顧客による上から目線
②仕事の不出来さを他人へ押しつけ
大企業クライアントが多い私は①をよく経験します。
価格に限らず話がまとまった後で、新たに着任してきた上司が思いつきで言ってきた内容をこちらに押しつけるなど。で、「どうせこちらが断れないだろう」という前提で平然とした顔で依頼してくるあり様。
イレギュラーなことにもできるだけご対応はするのですが、ただ、それが常態化していることや、依頼するときの態度というものは大事ですよね。
②は、何を意味するかと言えば、自分の何か仕事の確認不足なのに、抜け漏れをこちらに押しつけるように、タスクが終わった後に依頼してくるパターン。
これも前述してきましたが、時間に対する価値という概念が欠落してしまっています。
後だしジャンケンが常態化する人は、結局、信頼をどこかで落としてしまいます。あの人は、いつも後になって何か言ってくるから面倒くさい。そんな心の中のつぶやきを、周りの人がしている可能性を視野に入れておきたいものです。
こうなると、いざとなったら誰も手助けしてくれないばかりか、それがクセになると、スピーディーな仕事もできなくなってしまいます。
すなわち、やっぱりチャンスを逃がす人になると思うのは、僕の偏見なのでしょうか。
6.まとめ
今回は、チャンスを逃がす人ワースト5をダラダラと書いてきましたが、ご不快に思った方がいたらすみません。はじめに謝っておきます。
※僕の偏見が入っているかもしれませんし、自身の経験の範囲内におけるお話ですから※
世間には仕事ができる人は山ほどいます。スキルが高くて、そこそこ実績も出している人。それでも、その人がいつまでも良い状態が続くとは限りません。また大きなチャンスが近くにあるのに、逃してしまう可能性もあります。
どうしても、世間でもてはやされる新しいノウハウなど目先の飛び道具に目が移りがちになることもあるでしょう。
それでも、ワースト5に挙げたような仕事で避けるべきダメパターンを忘れず、時には初心に戻って仕事をしたいものです。
というわけで、この投稿は23歳時分の僕自身に向けて書かせていただきました。
人の振り見て我が振り直せ、初心忘るべからず、凡事徹底、Back to the basic・・・。
著者・思考の整理家 鈴木 進介
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