“感謝“という言葉を辞書で引くと、 この日が出てくる。創業記念日とはそういうもの。
ご機嫌いかがですか？思考の整理家®の鈴木と申します。
普段、僕は著者としての活動や講演、研修、コンサルなど「思考の整理」をテーマにした仕事をしています。
まずは、冒頭に少しだけご案内をさせてください。
１４冊目の新刊が出ました！
というわけで、本題です。
今日は起業して22年になる創業記念日でした。
“感謝“という言葉を辞書で引くと、この日が出てくる。
なんだか、そんな気分になる１日を過ごしている気がします。
明日からは23年目へ突入。
時間が経つのは早すぎますね。。。
格好いいビジョンを熱く語るよりここからは、肩の力を抜いて靴下も脱いで、自然体でいこうと思います。
少しだけ振り返りをしてみたいと思うのです。
25歳の時、株式投資で作った600万円を元手に有限会社で起業してから、ついに23年目へと突入。
創業記念日というと多くの会社はたいてい記念行事をされることでしょう。
パーっとやらないの？と、周りからよく聞かれるし、いつも迷うけど何か違うなと思い、たいてい僕はメッセージのみとさせていただくのが例年です。
劇的に時代が変わる中で２０年以上会社が続く喜びよりも、強烈な危機感と渇望感の今、会社をゼロから作り直す心境で自分の会社とも向き合いたいからこそ。。。
２０年以上前といえば、まだ時代はISDN回線でしたね。
スマホもインスタも、AIもない時代。
斜に構えながらもどこか自分の信じる世界観で閉塞した社会に一石を投じたいと思い、自分史上最高の熱量のもと２５歳の時、大阪で起業したものです。
今とはまったく異なる事業から開始。
パソコン教室の運営と、パソコンの家庭教師の派遣事業。その後、一年半で当時の事業を売却し、なぜか新規事業コンサルに転向。根拠のない自信、空元気で上等じゃ！
自惚れこそがパワー！と豪語していました。
その後の顛末は長くなるので割愛します。
といっても多くのことは以下２つのnote記事に投稿しております(^^ゞ
↓↓↓
自分は何をこの世に残せるのか？
いや、残してきたのか？という葛藤と自問自答から様々な切り口でビジネスを試みてきました。
一つ言えることは、決して他人の生き方をトレースせず、時代に飼われることもなく「自分らしさを忘れずに」というスタンスだけは守り通してきたつもりです。
時代の波や他人に自分の運命をゆだねず、逆に時代や社会の羅針盤（コンパス）になるべく自分のアイデンティティを確立させたい。
そういう想いが、コンパスという社名に結実し、社名に込めた想いをそのまま仕事に転換してきました。
※英語表記の正しいスペルは「compass」ですが、意図的に最後の「s」を１つ抜いていますので、ツッコミはご容赦ください。(^^ゞ
この先２０年は、羅針盤でいるだけではなく羅針盤の上に人や組織の「可能性を引き出す」という想いを重ね、また一段と高いステージに上ります。
長らく会っていない方も、離れていった方もいつもお会いする方も、初めましての方も。。。
あなたがいたから、僕の今があるという事実を最大限かみしめ、２３年目にして最高の感謝の念を持って今日という日を大切に刻みたいと思います。
仕事で大切なことはご縁とパッションだ！とはどこかの本のフレーズでありました。
このフレーズに自分を重ね、より一層の精進をしていきたいと考えています。
過去１９年間は９９％が悔しさとしんどさ、弱い自分との葛藤の日々でした。
残高が１３円しかないという驚異的に食えない日々。その辺の小学生の財布よりお金がない…仕事がとれないというのはやはり惨めなものですよ。。。
自信もプライドも生活力も粉々で空元気すら沸かない日々。ストレスによる原因不明の強い蕁麻疹で全身腫れ上がり、痛痒くて発症から半年間はお風呂の湯船にも浸かれない日々。
月１万円のギャラで仕事やってくれや！と超上から目線の涼しい顔で言われる日々。
何十回提案しても数十社から却下された出版デビューできずにへこむ日々。
もっと期待していたのに、君は全然あかんなぁと言われ続け期待に応えられず嘆く日々。
早期に年収数千万円、億達成で上場していく同世代起業家に嫉妬していた日々。
せっかく新事業を立ち上げたのにリーマンショックで地獄を見た日々。
いつも涼しい顔して平静を装っているけど、なかなかダサい男でしょう？
もちろん、上記の悲劇はとうの昔にすべてクリアしていまに至るけど。
この原体験を通じ、真の心の強さとは、「絶望の中で希望を見い出す力」
であることを悟り…
感情に振り回されないこと。「コントロールできないことに嘆かず、コントロールできることに集中すること」・・・
こんな「思考の整理」の大切さを悟る。
わずかに残された１％の皆さんからいただく「気づきと勇気」という希望の光で９９％のダサい惨劇をねじ伏せてきました。
今となっては抱きしめられる９９％のダサい過去にもなり…
１％という、か弱いパワーでも沈まずに来れたのも皆さまのおかげであるという大きな、大きな事実があります。
その事実に感謝をし、今後は最高のnextステージにするべく全身全霊、この先また想いを形にしていきます。
泥水を飲む覚悟で初心に立ち返り、猪突猛進していきます。
会社は躯体だけ残して中身を変えるリノベーションレベルかな。
”イノベーションはリノベーションから”というのがコンセプトにて。
一番残念なことは、失敗することではなく悔いを残すことです。
”人生１００年時代”とは理屈の上での確率論に過ぎず・・・
いつ死ぬのかだけは、誰にも予測はつきません。
僕自身の身も、そこに例外はないでしょう。
だからこそ、後悔のない毎日を全力で生ききる。
１分１秒を悔いなくすごす。
ぼーっとしていても生きられるけど、悔いを残さないためにシッカリと
意識をして生きることが大切だと思うのです。
居酒屋で夢を語るだけで何も行動しないオッサンにだけはなりたくない。
SNSで愚痴と評論、いいね！の数をカウントだけしているオッサンにだけはなりたくない。
人はいつからでも何度でもやり直せるし立ち上がることはできる。
どこにでもいけるし、何者にでもなれる。
信念さえあればね。
これまで本当にありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いします。（noteのフォローもね）
今年に入って３か月間ずっと考え続けて数十回推敲を重ねた文章を何とか
ここに完遂できました。
これをもって挨拶文とさせていただきます。
・・・という長文を３年前くらいにFacebookに書いたのですが、結局３年経っても何ひとつ変わらず揺るぎない気持ちだったというのが証明できた今日。
コツコツとこれからも積み重ねて行こう。
長文失礼しました。。。
さて、今回の内容はいかがだったでしょうか？
少しでもお役に立てば幸いです。
それでは、また会いましょう！
著者・思考の整理家® 鈴木 進介
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