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ネガティブなことも学びになる

生きていると嬉しいことや楽しいことばかりではありませんよね。

イライラすること、落ち込むことも当然あります。

ですが、ネガティブな出来事から何かが見つかることも多いと感じています。

今日は、ネガティブな出来事から気持ちを切り替えて次に繋げられた経験談を書いていこうと思います。

私には職場で苦手な上司がいます。

その上司と話をすると毎回嫌な気持ちになるのですが、ある時心の中に嫌な気持ちが残るのが嫌でノートに書いてみたのです。

すると、なぜその上司と話すと嫌な気持ちになるのか、なぜその上司は人の気分が悪くなるようなことを言うのか、自分を俯瞰して見たり、上司の立場になって考えることで、一歩引いた目線でその出来事を捉えることができました。

その上司は、立場が中間のポジションにいます。

さらに上のポジションの上司や社長に怒られることをひどく恐れていました。

怒られないために必死で考えて判断して下のポジションに指示しなければならない。

自分で考えて選択したり判断しないので責任が持てず、人のせいにしたり攻撃的になるのだという気付きがありました。

・自分のことしか考えられない
・自信が持てない
・質問しているだけなのに責められていると感じる

日々、このように仕事をしているのだと客観的に見ることができると、少し同情の気持ちも芽生え始めます。

そして、次に怒るという行為は、これほどまでに人の自由と責任、思考力、判断力、選択する力までも奪ってしまうことになるのだと感じました。

これは、子育てにもとても役立つ視点です。

ルールや規範を子どもに教える時、ルールを守る必要性や守らなければどうなるのかをしっかり伝えずに、怒ることで恐怖心を与えて従えさせる影響について目の当たりにしたような感覚でした。

ノートに書いていくことで見えてきたものは、自分自身を見つめ直すきっかけともなります。

自分は他人のせいにしていないか?
自分は自分に責任を持てているか?
自分は人を攻撃するような言動をしていないか?
自分は子どもに対して不必要に怒っていないか?

ネガティブな出来事もそこから何を回収し学んだのかを考えられるとムダなことは何一つないと思えるのでした。

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