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【レポ①】人口高齢化を重視すべき理由【ノーベルプライズダイアログ東京2019】

ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2019に参加してきました^^

テーマは『The Age to Come 〜科学が拓く明るい長寿社会〜』

シンポジウムは大きく分けて4部構成。

1.長寿化と社会
2.長寿化と科学
3.長寿社会における挑戦
4.未来に向けて

というプログラムでした。

まず今回は「1.長寿化と社会」のレポートをしますね!
このテーマでは、世界で起こっている長寿化の現象や社会への影響についてを講演、パネルディスカッション、インタビュー、対話の4つの形式で聴くことができました。

人口高齢化を重視すべき理由

導入講演の演者は、オックスフォード大学で老年学の教授をされている サラ・ハーバーさん。

彼女によると、高齢には「人口(集団)レベルの高齢化」「個人レベルの高齢化」の2つのレベルあるとのこと。今回は人口レベルの高齢化について主に取り上げられていた。

世界的に見ても、アフリカを除いた各国で高齢化がすすんでいる。現在の予測では、2050年には人口が70〜100億人になり、そのうち3分の1は高齢者になるらしい。

別の統計による予測では、
・2000〜2007年生まれの半数は107歳まで生きる
・そうなると、親の財産も80歳になるまで相続できない
・また、最後の5〜8年は病気で迎えることになる

とのこと。

寿命自体は1つの因子で決まるのではなくて、遺伝的要因や社会的要因が相互作用し変化していくものである。

また、人口高齢化が引き起こす問題も多岐にわたる。ということで、今回のダイアログでは社会、コミュニティ、文化、経済の4つの側面からの問題提起がなされていた。

 

なんかもう「1人の高齢者を2人の労働者が支える」とかでひーひー言ってる場合じゃないね(´-`).。oO
世界の人口層がこんなにも大きく変化するなら、これまで常識と言われていたようなものがガラガラと崩れていきそうだなと思った。
大学に入るのは何歳とか、結婚は何歳とか、退職は何歳とか、仕事の数はいくつとか…。ライフスタイルのデザインも見直す必要ありそう。

また、今までの私は「老化」というものについて、細胞老化とか長寿遺伝子とかのミクロレベルで興味を持って見ていたのだけど。
遺産相続や世界経済など、社会の変化についても目を向けなくちゃいけないと気付かされたよ_φ(・_・
お金の話はむずかしい〜とか思って避けてきたものの、少なくともあと50年は生きる(予定)ので、ちゃんとお金の設計もしなきゃだな!

 

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元研究者。旧帝国大学の大学院卒。大学から就職先の食品メーカーに至るまでに、脳の左右差、脳腸相関、腸内細菌、抗老化など幅広い分野での研究を行ってきた。現在は不登校やいじめに悩む子どもたちへの学習支援を行っている。
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