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【採用Part9】応募者をファン化する面接の方法

採用定着士 及川進です。

今回は
【応募者を「ファン化」する面接の方法】
をお伝えします。

前回は、

なぜ「ファン化面接」が重要なのか、
についてお話しいたしました。

ざっとおさらいしておくと、

現代は口コミで評判が広まるので
「圧迫面接」といった時代に合わない
対応は避ける必要があること

採否の結果に関わらず
応募者がファンになる面接は
人材の獲得において優位性があること

業種によっては
業界内での会社の評判にも関わり、
有資格者の獲得において特に重要であること

などについて
お伝えいたしました。


今回は
ファン化面接の具体的な方法について
見ていきましょう。

面接の進め方がわからない、
というお悩みにお応えできるように、
流れに沿って個別にご説明したいと思います。


============
流れの確認の前に
============

ところであなたは、
面接の練習をしたことがありますか?

練習なんてしたことない、
という方が多いかもしれませんね。

ですが、
前回もお伝えしたように今は売り手市場。

事前の準備をせず、
ましてや進行方法も決めず、
なんとなく面接していたらどうでしょうか。

応募者に準備不足を見抜かれて、
良い人に来てもらうことはできませんよね。

今から、
「ここで仕事がしたい!」
と思ってもらえる面接の流れをお伝えします。


応募者に「ファンになってもらう」のですから、
ぶっつけ本番ではなく、
以下の流れを踏まえて準備してみてくださいね。


ちなみに、
大体60分くらいのシナリオになっています。

1:アイスブレイク

アイスブレイクというのは、
緊張をほぐすための時間のことを言います。

前回、
応募者が「いつもの状態」で
面接を受けることの重要性をお伝えしました。

つまりアイスブレイクは、
応募者の「素」を引き出すために必要な
「つかみ」になります。

「今日は暑いですね」
「こちらには電車でお越しですか?」
「少し場所がわかりにくかったですかね」
「お飲み物を用意しますね」

などといった、
軽い雑談で「異様な空間」である
面接の場を少しでも和ませましょう。

時間は3分くらいが目安です。
あまり長いとだらけてしまうので、
注意してくださいね。

この時、

「実は私は面接担当じゃないんですが、
今日は人手不足でピンチヒッターなんですよ」

などと内輪の暴露話をしてしまわないように、
話題には気を配りましょう。

応募者に
「この会社大丈夫なのかな」
と不安に思われてしまいます。

何より、
応募者を軽んじているようで失礼ですよね。

応募者がうちとけて、
積極的に話してくれるような時事ネタなど、
事前にピックアップしておくのもオススメです。


2:面接の流れを説明する

応募者は今から自分が何を聞かれるのか、
どういう風に進行していくのか、
不安な気持ちで面接にのぞんでいます。

安心して受け応えしてもらえるように、
2分くらいで面接の流れを簡単に説明しましょう。
このとき実は、多くの企業が
大変重要なポイントを見落としています。

今から質問する内容を、
ざっと説明してから面接に入る、
といったことは実施しているかもしれません。

ですが、
「面接のスタンス」を伝えていない
ケースがとても多いのです。

例えば、

「弊社は面接官も自己紹介をしております。
少し長くなりますが、お互いを知った上で
フェアな面接を実施したいからです。」

など、
「自社が面接で大切にしていること」
をしっかり伝えるようにしましょう。

そうすることで社内文化が伝わりますし、
企業側の欲しい情報を吸収しやすくなります。

具体的な質問に入る前に、
自社の面接のやり方を
説明してあげてくださいね。


3:面接官の自己紹介

得体の知れない人に質問されるのって
気分が良くないと思いませんか?

それなのに、
面接官の情報を開示しない企業は
意外に多いのです。

応募者は何もかも開示しているのに、
面接する側が何も情報を提供しないのは、
フェアじゃありませんよね?

相互理解には、
雇用のミスマッチを防ぐ効果もあります。

面接官もしっかり自己紹介しましょう。

ポイントは、
「いかに熱く語れるか」です。

本気の相手には本気で返したくなるもの、
応募者の本音を引き出したいなら
面接官も情熱を示しましょう。

経歴の羅列ではなく、
仕事に対する思いなど
共感できる「感情」が入ると良いですね。

それに、
ほんの少しの情報であっても
「知っている人」の方が話しやすいです。

応募者が素直に話せるように、
面接官から歩み寄ってあげてくださいね。


4:会社説明・募集の背景の説明

自社はどんな会社なのか、
企業理念などについてもしっかり伝えましょう。

立派な理念なんて作ってないよ、
と身構える必要はなく、
「社長の思い」といった内容でかまいません。

大事なことは「自社の価値観が伝わり」、
「その価値観とマッチした人材を獲得できる」
ことです。

面接の場でお互いに価値観を共有する、
という点を意識してミスマッチを防ぎましょう。

また、募集の背景について
応募者はかなりシビアに見ています。

実はブラックで人の出入りが激しいのでは?
と疑念を持たれてしまわないように、
人を募集している理由も伝えましょう。

具体的には

・募集職種の業務内容
・なぜ募集しているのか
・採用後に求めること

などをセットで説明してあげてください。

なお、所要時間は前項3と合わせて
20分〜30分くらいが目安です。


今回はここまで。
次回は
5:応募者への確認
6:応募者が自社に貢献できる理由を聞く
7:応募者のビジョンや目標を確認
8:応募書類で気になった点を確認
9:ビジョンを共有(採用見込み者のみ)

についてまとめます。

【採用関連記事アーカイブ】

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