- 運営しているクリエイター
記事一覧
読み手と聞き手で、キャッチボール。
投げることばかりに気を取られず、気持ちよく受け取ってもらえるように投げてみよう。
着実に、聞き手の手の中に届くように。
(写真は、喫茶馬天使の鈴木さん、愛称すーさん)
私の勉強法③人に聞いてもらう。ひとりの稽古だと、つい自分に読んでしまいがちです。なので、お菓子と飲み物を用意して友達に聞いてもらいます。どうしても人間さんに頼めない時には、お気に入りのぬいぐるみに語りかけて稽古します。
🌀私の勉強法 ①🌀何回も黙読した後、紙に書き写す。書きながら、1文ずつを確実にしていく。作者が何を言いたくて書いたのかを読み解く。作者の気持ちで読み、具体的なイメージと嘘を言っていないか何度も言ってみる。通して録音したら、散歩に出て、歩きながら聴いてみる。おかしい箇所を直す。
台詞でも朗読でも、急ぐ人がいる。いわゆる早口な人。性格もせっかちな人が多い。次々と読み終えて、先に進む。ちょっと待って、誰かのために!をお忘れなく。自分の生理で自分に気持ちよく、自分に読むのはストップ🌀🌀
声について。穏やかな声に、人は惹かれます。それは、柔らかく豊かな響きを持っているから。ムキになると一色の固い声となります。それは説明だけの押し付けた感じになります。声の響きの中に心があります。
自分の年齢よりも、ずっと若い役をやる時のポイント。まず、身体を引き上げる。おへそを上に持ち上げ、若々しい身体を作る。緩んでいる箇所を引き締める。好奇心いっぱいの目、表情、そしてて口角を上げる。さあ、やってみよう!
生き生きと話してみよう!
最近、文章を読んだり、台詞を言う時、何もしないことを覚えた。その作品の世界に居ること、その人でいることだけ。何かをしようとしないから、変な力が入らない。心だけが動く。
朗読について
何故この作品を選んだのか、この作品のどこに感動したのか、この作品を使って何が言いたいのか、この作品を聞いてくれる人にどう届けたいのかが大事だと思います。
深く掘り下げ、自身の魂とすり合わせ、本心として語りたいです。
私達が何かものを言う時、必ず頭にその事が浮かんでいます。映像や、その場面が写真のようだったり、文字だったり。頭の中が真っ白で何もない時に話すことは、まずないです。また話したくない時は話しません。が、台本に書かれた文字は平気で読み出します。頭に一切無くても。リアルにいきましょう。