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ひと息の中では、ひとつの内容。
たとえば、「昨日のテレビ見た?今日は暑いね。」と言う台詞。
これを息をしないで、ひと息の中で言ってみて下さい。
ね、ひと息では、普通言わないでしょ?
違う内容ですもの。
今日のドラマリーディングの授業で何回も言ったこと、
「〇まる(句点)がきたら、息を変える。」
たとえば、
「どうも失礼しました。あの、どなたもいらっしゃらないかと思いましたので。わたくし、清水と申します。」
これをつらつらとひと息で言ってしまいがちです。書いてあるので、もう次がわかっているので、読んでしまうわけですが、日常でそんなことはありません。
すべて、息を新たに吸って、話し出します。
どうも失礼しました、とあやまってから、次に言いたいことを言う前に息を変えます。また、新たに違うことを言おうとするために。
最後の「わたくし、清水と申します」というのも、もちろんまた息を変えて言います。そのまま、「思いましたので、わたくし、清水と申します。」とは決して言わないですよね。
でも、今日の授業でみんな続けちゃうのです。
どうしてかな。
間が空くのが怖いのかもしれません。
今日のみんなだけでなく、多くみられます。
私達は、普段、ひと息の中でひとつの内容を言います。
文章の最後、〇がきたら、そこでおしまい。
息を吸ってから、次に移りましょう。
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