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エッセイ

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2023年10月の記事一覧

裸の付き合い/エッセイ

裸の付き合い/エッセイ

裸の付き合いと言う言葉も

今はあまり聞かなくなった

これは共にお風呂に入る仲というわけではなく

心の衣を脱いで嘘もお世辞も壁もなく素直になる

という意味だ。

だからといって乱暴に何を言っても

良いわけではなく人を傷つける事でもない。

相手を慈しむ心を持って接する

そんな心の裸の付き合いが出来たらとても嬉しい

と思っている。

昨今は人の弱みにつけ込み暴力や殺し

騙して洗脳させた

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祈り/エッセイ

祈り/エッセイ

演奏をし祈る

それが微々たる力だというのは

百も承知、一人の音楽の力で

大きな事を成すとは思っていない

だけど

今自分が出来る事をしていく

それが平和への第一歩

一歩ずつ一歩ずつ

刺激ばかり求める昨今/エッセイ

刺激ばかり求める昨今/エッセイ

現代の求めているものは利便性や刺激

新しい流行り、承認欲求

便利で楽しくて刺激的で退屈しないもの

即ち欲を満たす事を中心に心が動いている

だから本来持つ優しさや心の温かさ人と人との

心の触れ合いがおざなりになり冷徹な部分が多いと思う。

そういった優しさや温かさなどは刺激が
あるわけではないから何か物足りないと
感じてきてしまうのが今の現代ではないか。

欲とは谷が欠けると書くけれど

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待ち続ける/エッセイ

待ち続ける/エッセイ

何事も思い通りに行かず

何も出来ない時がある

病で床に伏せる時もある

今までの仕事が出来なくなってしまう時もある

離別による悲しみで心が動かなくなる時もある

急に迫害を受け人生を邪魔される時もある

そんな時は只々終わるのを

待ち続けていくしかない

人生にはそんな時がある。

そうすると、人の痛みや悲しみが

少しずつ分かって来る

この世の理が少しずつ分かって来る

この少しずつと

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忍辱とは寛容な心/エッセイ、仏教

忍辱とは寛容な心/エッセイ、仏教

文字であろうが音であろうが

同じ人が表したものなら

それは同じものだと私は思っている。

ミュージシャンの矢野顕子さんは

音も人なりと言っていたが

本当にその通りでその時の心模様が必ず音に

表れ性格までわかってきてしまう

それぐらい音には心が表れていく。

だから音に表そうが文字で表そうが

結局つまるところ同じなのだ

それを違うというのならそれは

偏見と呼ぶのではないだろうか。

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