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しくじりうつ日記

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#うつからの回復

うつ病カウンセラーふたたび働きはじめる

うつ病カウンセラーふたたび働きはじめる

祖父の死後から3ヶ月後。

■Reboot私は就職活動を始めました。この頃には自転車で1時間程度移動したり、脳トレ、ヨガ等の習慣によりメンタルも体調も随分と落ち着いてきていました。就職活動をするにあたって、私は絶対に譲れないポイントをいくつか決めていました。

・土日休み

・極力残業無し

・通勤30分圏内

これらはいざ働き始めた時に無理の無いように、決まった生活リズムで働くことそのものが体調

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うつ病カウンセラーの親戚付き合いとモーニングワーク

うつ病カウンセラーの親戚付き合いとモーニングワーク

■前回までのあらすじ祖父の入所をきっかけに、そして様々な当事者作品を家族と共有することをきっかけに徐々に家族からの理解を得られるようになりました。

その翌週の事でした。

■訃報は突然に訃報は、突然やってきました。

入所していた祖父が施設内で誤嚥性肺炎で心肺停止となり救急車で運ばれたとの連絡がありました。朝、出勤支度をしていた母が電話を受け、私もそのただならぬ様子に覚悟を決めました。直ちに父

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うつ病カウンセラー、実はうつのことよくわかってなかった事を識る

うつ病カウンセラー、実はうつのことよくわかってなかった事を識る

■改めてうつを知る

前回、お薬の副作用で苦しんでいた時期に、改めて色んな事を調べて見ることにしました。

というのも

「私心理士だしうつの症状くらい知ってるし」

と心のどこかで知ったかぶりして、おかしなプライドが邪魔をしていた自分に気がついたのです。

私が知っていたのはただの診断マニュアル上の文言と薬の名前であって、実際に薬の働き方も知らなければ症状から回復する手立てや流れ、症状が発症する

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うつ病カウンセラーお薬でしくじる

うつ病カウンセラーお薬でしくじる

前回までのおさらい。

■これが副作用か!虐待を受けていた疎遠の家族に無くなく助けを求めて一緒に暮らす事になったものの、やはり家族との相性は悪く、追い討ちのように祖父の認知症状によって家族のイライラがピークに達してました。

さて、そんな中私は引越しに伴い通院先が変わります。死んだような表情で満足に話をすることもできない為、初回は母が付き添ってくれました。

もちろん前の主治医から紹介状は貰ってい

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うつ病カウンセラーご飯でしくじる

うつ病カウンセラーご飯でしくじる

こんにちは、今日もうつ病カウンセラーの闘病日記を始めます。

■心と栄養前回、お金の手続きを計画的に進めて置かなかった私は1ヶ月の療養期間中、手術も重なった事でお金の不安、残金が底をつく恐怖に怯えて過ごしていました。

それって既に、療養じゃないんですけどね😅できる限りお金を使わなくて済むように、ケチったのは食費でした。というか、削減できるところがもうそこしかなかったんですね。

新しい職場に働

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うつ病カウンセラー勉強してたのにお金でしくじる

うつ病カウンセラー勉強してたのにお金でしくじる

■転職とお金こんにちは、今日もうつ病カウンセラーの闘病日記を始めます。

さて、うつ病を押して1年無理して働いたものの限界を感じて退職したあの日から、遡る事数ヶ月前。私はとんでもない次なるしくじりを密かに始めていました。それは、、、

転職活動!!

一般的によく言われます、「うつ病等のメンタルが落ちている時には大きな決断は避けた方が良いでしょう。」

はい、皆さん1度は聞いた事あるでしょう。私も

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うつ病カウンセラーのしくじり日記

うつ病カウンセラーのしくじり日記

■発症私は心理士資格を持つ心のプロ。そんな私がうつ病になったのは5年前の事でした。

頭の中で考えがまとまらなくなって、感情もコントロールができなくなって毎日大泣きしながら出勤、死んだような顔して低空飛行で仕事をどうにか続けるも、睡眠の質も悪化して寝不足なのでお客さんの前であくびをすることもしばしば…

「死にたい!」「殺してくれ!」

って口癖がとまらなくなるくらいの希死念慮。休みの日には全く体

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