見出し画像

うつ病カウンセラーご飯でしくじる

こんにちは、今日もうつ病カウンセラーの闘病日記を始めます。

■心と栄養

前回、お金の手続きを計画的に進めて置かなかった私は1ヶ月の療養期間中、手術も重なった事でお金の不安、残金が底をつく恐怖に怯えて過ごしていました。

それって既に、療養じゃないんですけどね😅できる限りお金を使わなくて済むように、ケチったのは食費でした。というか、削減できるところがもうそこしかなかったんですね。

新しい職場に働き始めた時も、入社して給料が入るまでどう生き延びるか、毎日がお金との戦いでした。そしてさらに「家事をするエネルギーもない」この状態が私をさらに窮地に追い込むことになります。

朝ごはん昼ごはんはまとめ買いしたカロリーメイトだけでやりくり、夜は食べれたら食べるけど無理な時はとりあえず最低限シャワーだけ浴びて寝る。このような状態を『セルフネグレクト』と呼びます。自分で自分のメンテナンスを怠ってしまう状態、という意味です。

まともにご飯が食べられない、お風呂も掃除も洗濯もままならない。体の回復手段は経たれ、心もどんどん追い込まれていく…前回お伝えした通り、ご飯をさぼると体は回復の材料が得られません。

こんな生活をする中で私の中の不安感は暴れ始めます。「こんな状態で生きていけるのか…明日のご飯はどうしたらいいのか…このまま仕事続けられるのだろうか…」

不安は新しい職場にも及びます。この職場本当にまともな職場なんだろうか?この人達の仕事ぶり大丈夫だろうか?この会社潰れやしないだろうか?

やがて不安は体調にも影響を及ぼし、体に力が入らなくなったりまともに頭が働かなくなって、ひとから言われてる言葉も頭にまともに入ってきません。ついには仕事も休みがちになり始め、また訳もわからず泣けてくるようになってきました。


『このままじゃ命が危ない』

本能がそう悟ったのでしょう。私は疎遠だった実家の母に泣きつくように電話をかけていました。「助けて!!どうしたらいいのかわからない!」心の底から魂の叫びのようなものが溢れ出た気がしました。

もともと私は実家とは距離を置いて生活していました。それは子どもの頃に母から暴力を振るわれたり人格を否定される言葉を浴びせられて、大人になってからも「ひととしてソリがあわない」と思っていたからです。でも、頼るところはそこしかありません。プライドとか相性よりも大事にすべき事があったから。

電話口で私の泣き声を聞いた母は、一緒に泣いてくれました。2人で泣きながら、どうしたらいいかを話し合いました。そして、私は入社して1ヶ月も経たないうちに、休職願いを出す事に決めたのでした…。


●今日のしくじり

・食事をさぼるとひとは回復手段を失う

・不安はさらなる不安を呼ぶネガティブスパイラルに陥る

・新しい環境はわからない事だらけなので不安を誘発する材料がいっぱい

本日のしくじり先生の授業はここまで!


みはさん、日頃から栄養バランスを意識してバランスの良い食事を心がけましょう!

もし中の人と相談してみたい、と思ってくださった方はこちらまでお気軽にご連絡ください。皆様からのご相談、お待ちしております☺️


それでは、起立!礼!

お読みいただきありがとうございました!

有資格者の心理カウンセラーが自身のうつ病経験のしくじり体験談やそこから復職にいたるまでのコツや、病気と付き合う為のノウハウを記事にしています。遠隔カウンセリングも行っておりますので、なかなか外に出るのが難しかったり直接人と会うのが苦手な方もお気軽にお問い合わせ下さい☺️