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うつ病カウンセラー勉強してたのにお金でしくじる

■転職とお金

こんにちは、今日もうつ病カウンセラーの闘病日記を始めます。

さて、うつ病を押して1年無理して働いたものの限界を感じて退職したあの日から、遡る事数ヶ月前。私はとんでもない次なるしくじりを密かに始めていました。それは、、、

転職活動!!

一般的によく言われます、「うつ病等のメンタルが落ちている時には大きな決断は避けた方が良いでしょう。」

はい、皆さん1度は聞いた事あるでしょう。私も頭ではわかっていたのです。だからこう考えてました。「今までも働いてきたし、1ヶ月くらい休めばなんとかなるさ。」

そして仕事の休みの日や有給消化を利用して転職活動をしていたわけです。しかしまだこの時闘病真っ只中。コンディションが優れない事だって当然あります。そして、死んだような顔してやつれてエネルギーがない状態の中で面接に行く………もちろんその状態を見て採用したいと思ってくれる会社はありません。でも、調子が良い時にはうまく話もまとまるもので、退職前には内定も何社かいただいた上で退職。1ヶ月の療養期間を置いて、仕事を再開する…

そんな心づもりで退職を迎えました。ところが。

このタイミングで見つかる甲状腺の腫瘍…!

幸い簡単な手術と1週間程度の入院で済みましたが、これがメンタルに堪えました……

この状態で新しい職場で働けるのか、不安が増します。体調の不安に加えてさらに、お金の心配。私は大きな過ちを冒していたのです。たかだか1ヶ月とたかをくくって、傷病手当も失業手当も申請していなかった。

というよりそんな制度自体も知りませんでした。いやいや、本当は福祉の勉強をした時点で制度としては頭に入っていたはずなんです。でも、それを実際に活用する為の細かい要件も手続きの手段も知らなかった。

今だったらベストの選択肢はこうなるはずです。まずは休職して傷病手当の申請。手術も休職期間中に受ける、その後退職して引き続き傷病手当で生活し、途中で失業手当に切り替えて療養する。そうすれば焦って転職活動をする必要も無かったはずです。そう、私は「心理士でありながらうつ病にともなう環境変化の影響を省みず転職し」「社会福祉士でありながら、制度をきちんと理解していなかったが故に活用もしなかった」だからこそ、このあとにさらなる災厄が門を叩くこととなったのです……。

そのお話はまた次回。

●今日のしくじり

・環境変化が与える脳への負担を甘く見ていた

・制度についてわかってるつもりになっていて結局理解していなかったが為に利用しなかった

・その結果お金の事で不安感が増しうつが悪化

本日のしくじり先生の授業はここまで!


みなさん、休職や退職の際にはお金の事で余計な心配をしなくて済むように傷病手当金や失業手当等の制度について事前に調べて理解を深めておきましょう!


もし中の人と相談してみたい、と思ってくださった方はこちらまでお気軽にご連絡ください。皆様からのご相談、お待ちしております☺️


それでは、起立!礼!

お読みいただきありがとうございました!!


有資格者の心理カウンセラーが自身のうつ病経験のしくじり体験談やそこから復職にいたるまでのコツや、病気と付き合う為のノウハウを記事にしています。遠隔カウンセリングも行っておりますので、なかなか外に出るのが難しかったり直接人と会うのが苦手な方もお気軽にお問い合わせ下さい☺️