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何度でも読みたい。noteで読ませていただいた、そんな記事をまとめています。
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2022年4月の記事一覧

イタリア発祥「アルベルゴ・ディフーゾ」を島根の温泉地で。暮らすように旅する「分散型の宿」に新たな客が集う

イタリア発祥「アルベルゴ・ディフーゾ」を島根の温泉地で。暮らすように旅する「分散型の宿」に新たな客が集う

日本の温泉地では、滞在中ほとんどの時間を宿で過ごす、1泊2食付きの旅のスタイルが馴染みがある。ところが最近はゲストハウスに宿泊して、食事は近所の飲食店で、お風呂も日帰り温泉という風に、まち全体をじっくり楽しむような旅を好む層も増えている。まち全体を宿に見立てた「まちやど」のスタイルは、イタリア発祥の「アルベルゴ・ディフーゾ」(分散型の宿)の考え方を取り入れたものだ。

島根県温泉津町にゲストハウス

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森山未來(ダンサー / 俳優) - 地域を知るなかで立ち上がってくる身体、言葉をパフォーマンスに凝縮させる

森山未來(ダンサー / 俳優) - 地域を知るなかで立ち上がってくる身体、言葉をパフォーマンスに凝縮させる

2021年3月、京都の清水寺で『Re:Incarnation(※1)』という作品を制作しました。京都にいる人たち──「人間全体が」と言ってもいいのですけれども、その場所とどのように対峙して生きてきたのかを見つめるプロセスから生まれたものです。京都には京都五山があり、三川があり、かつては大きなたまりとして巨椋池が南にありました。そういう川や山の恩恵を畏怖の念とともに享受して生きては死んでいった人たち

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心の扉をこじ開けないで

心の扉をこじ開けないで

あるワークショップで「もっと自分をさらけ出したら?」と言われたAさん。でもAさんは、心の内をさらすのは良いことだとは思いつつも、「タイミングは自分で決めたい」と思って言いませんでした。「なんだか先生にあたる人が、自分の力を示すためにさらけ出させようとしているように感じた」というのです。

「長田さんはどう思いますか?」というAさんからのご質問への回答です。

ざっくり言えば「出す」のは良いこと心に

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