長田英史(おさだてるちか) / 生き方開発lab

NPO法人れんげ舎代表。「場づくり®」を通して、新しい生き方・コミュニティを創る仕事を…

長田英史(おさだてるちか) / 生き方開発lab

NPO法人れんげ舎代表。「場づくり®」を通して、新しい生き方・コミュニティを創る仕事を四半世紀。この分野のパイオニア。自分らしく生きたいあなたをサポートする情報を発信中。Voicyパーソナリティ。著書『場づくりの教科書』☆メルマガ→https://ld-lab.io/mail/

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  • 感じることは武器になる─五感を駆使すれば自分らしく生きられる

    普通に生活しているだけで、忙しい社会生活に流され、自分を見失いがちです。自分らしく、満足感のある生活を送るために本当に必要なのは何でしょうか。お金? キャリア形成? まずは、「自分自身を落ち着いて感じ取ること」ではないでしょうか。「感じること」は、この生きづらい社会で、あなたが自分自身を守り、自分らしく生きるための強力な武器になります。

  • ことばの灯台(自分に帰ろう)

    【マガジンをフォローして灯台の光をキャッチして✨】あなたがあたな自身に帰れる言葉をお届けする「ことばの灯台」です。長年「ありのままの自分で世界とつながること」に取り組んできた長田英史が、自分らしく歩むあなたの道を照らす「言葉」をお届けしていきます。

  • 主要記事まとめ

    長田英史の主要記事まとめです。

  • 生き方実験ラジオseason2|いまこそ本当の話【完結】

    嘘っぽすぎるこの世の中で、自分らしく生きるためにはどうすればいいのか? FM西東京で1年間放送された人気番組『長田英史の生き方実験ラジオ そろそろ本当の話』が切れ味鋭く戻って参りました。シーズン2にあたる本シーズンでは、あなたと一緒に様々なテーマを掘り下げながら「本当の自分を生きるためのヒント」を見つけていきます。 *2021年10月6日の#077をもちまして、シーズン2は終了いたしました。またシーズン3でお会いしましょう!

  • 生き方実験ラジオseason1|そろそろ本当の話【完結】

    FM西東京で1年間限定で放送された人気番組「長田英史の生き方実験ラジオ そろそろ本当の話」のアーカイブです(2018年)。   様々な新しい生き方、働き方、コミュニティが生まれて来ています。社会やたまたま所属したコミュニティに無理して自分を合わせるのではなく、自分らしく、ありのままの自分として生きることためにはどうすればいいのか? この番組では、そのためのアイデアを紹介したり、それを阻む「常識」や「社会通念」というものを楽しく疑っていきます。   ☆season2「いまこそ本当の話」はこちら https://note.com/osdt/m/m8f0622b0c5fd

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  • 固定された記事

嘘っぽい希望より絶望を 前に進みたければ絶望力が必要です

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    • 志を持てばうまくいく 野心よりも志の時代

      小学生の頃、「もっとハングリー精神を持って」と大人たちから言われた。おとなしい子どもだった僕に、「もっとしゃんとしてがんばって!」くらいの意味合いだったのかもしれないけれど、「ハングリー精神」という言葉にはいつも引いていた。 たとえ恵まれない環境でも努力を重ねて成功をつかむ、そういう大人がいることも知っていたし、小学生にもそういう片鱗のある子もいた。でも、野心だとかハングリー精神だとか、そういう状態でがんばる自分は、もう自分ではないように思えた。 野心への違和感「野心を持

      • 怖い思いをした後に

        心の根っこに据えられているのが「怖れ」なのか「喜び」なのかで、人生は大きく変わってしまう。「怖れベース」の人生に"楽しい出来事"があったところで、まもなくそれは「怖れ」に飲み込まれてしまう。怖いことだらけの世の中で、「怖れ」ではなく「喜び」を生き方・在り方の根に据えるために、必要なことは何だろうか。 風邪をこじらせた夏風邪をこじらせて、半月ほど寝込んだ。咳がたくさん出る症状で、夜もあまり眠れず、苦しい思いをした。さらに悪いことに、身近な人たちが次々と新型コロナに罹患した。

        • 居心地の悪い場所から抜け出す3つの方法

          あなたは「居心地の悪い場」で我慢なんてしなくていい。あなたにふさわしい居心地の良い場で、人生の時間を過ごしていい。当たり前のことなのに、日本社会では「居心地が悪いのがスタンダード」みたいになってしまった。 今日は場づくりの専門家として、「居心地の悪い場所から抜け出す3つの方法」について伝えたい。具体的な対策を一緒に考えられたらと思う。 1. 見切りをつけて我慢するひとつめは「見切りをつけて我慢する」という方法だ。紹介するうちで、もっとも消極的な方法になる。でも、ただ無期限

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        • 生き方実験ラジオseason2|いまこそ本当の話【完結】
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        • 生き方実験ラジオseason1|そろそろ本当の話【完結】
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        • こんにちはわたし からだをめぐる冒険
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          小学生の頃、「もっとハングリー精神を持って」と大人たちから言われた。おとなしい子どもだった僕に、「もっとしゃんとしてがんばって!」くらいの意味合いだったのかもしれないけれど、「ハングリー精神」という言葉にはいつも引いていた。 たとえ恵まれない環境でも努力を重ねて成功をつかむ、そういう大人がいることも知っていたし、小学生にもそういう片鱗のある子もいた。でも、野心だとかハングリー精神だとか、そういう状態でがんばる自分は、もう自分ではないように思えた。 野心への違和感「野心を持

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          幸せの型に負けそうな時

          何を幸せと感じるのかは、人それぞれに違う──よくそう言われます。でも同時に、日本社会には「こういうのが幸せだ!」という「幸せの型」が存在しています。自分なりの幸せを追求しようとしている人の中には、テンプレート化された幸せの型に、負けてしまいそうになった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。 この稿では、2つの「幸せの型」を扱います。 進学して就職して結婚して…という類の人生のレール(イラスト左) 男女や家族などの幸せそうなシルエット(イラスト右) 前者は、いまでも日

          不安に負けるな 思考や言動を「恐れベース」から「喜びベース」にシフトする

          不安や恐れを感じやすい人も、そうでない人も、等しく不安や恐れを抱きやすい──そんな社会だと思う。 「貯金しないと苦しみが待っている」「結婚して子どもをつくらないと孤独で悲惨な老後になる」「健康診断を受けて予防しないと病に苦しむ」──こうした「脅し」のバリエーションは本当にたくさんある。SNSに珍しい雲の写真を載せて「大地震の前兆でなければいいのですが」みたいなことを書く奴までいる。脳が不安と恐れに犯されているのだが、本人は無自覚だ。 不安や恐れから思考や行動をスタートさせ

          不安に負けるな 思考や言動を「恐れベース」から「喜びベース」にシフトする

          「バランスを取る」という言い訳

          「バランスと取ってやっていきましょう」──そう誰かがいいだすと、みんなほっとしてそれ以上は考えなくなる。そんなことだから、ずっと暗闇が続くのだ。 「バランスを取る」で思考停止する日本人って「バランスを取る」という話に弱いと思いませんか? 会議などでせっかくいろいろと突っ込んだ議論をしても、誰かが「そこはまぁバランスを取りつつ…」なんて言い出すと、お茶を濁して終わってしまう。 どこに行っても同じような店しかなくてつまらないと言いながら、自分のことになるとその「つまらないバ

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          「怒り」は悪くない、むしろ気高い

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          陶酔したら負け

          僕は陶酔に否定的だ。陶酔した自分に気づけるよう、注意深くありたいと考えている。もっとも、陶酔できるような瞬間との出会いは、人生の彩りだろう。それでもやっぱり、陶酔は避けたいと思うのだ。 夏休み的陶酔の無意味性について

          家がひとつだけって誰が決めたの?多拠点生活のすすめ

          僕は、仲間と一緒に「生き方開発lab」という拠点で生活している。 拠点には、僕のようにそこを「メインの住居」にしている人たちと、一応の"自分の家"はありながら「もうひとつの家」にしている人たちとがいる。一時はふざけて前者を出家、後者を在家などと呼んでいたが、皆に共通するのは「The 家」というものを持たない点だ。 生き方開発lab(東京都中野区)は、オフィスであり、30人ほど集まれるイベントスペースであり、スタジオであり、仲間と暮らすオープンな住居でもある。運営しているの

          家がひとつだけって誰が決めたの?多拠点生活のすすめ

          他人の不倫を許せない理由─ロマンチックラブイデオロギーによる支配

          有名人が不倫をすると、大勢が腹を立てたり攻撃したりする。 自分の配偶者がその有名人と不倫したならまだしも、当事者でも関係者でもない一般の人たちが腹を立てるのは、考えてみればおかしなことだ。自分に損はないのに、怒るのはなぜだろう。 僕は「本当は不倫をしたいのに我慢している人が大勢いるから」だと考えている。 あなたの中のロマンチックラブイデオロギー恋愛関係の男女が結婚をし、子どもを産み育てながら生涯添い遂げる──これを礼賛する考え方を「ロマンチックラブイデオロギー」と言う。

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          仕事はつらいもの?それって呪いですよ

          日本社会には「仕事はつらいもの」「お金を稼ぐのは大変なこと」という社会通念がある。どちらもただの呪いであり、人々に文句を言わずに働かせるための方便だ。この呪いを解くことは、自分らしい生き方の扉を開くことにつながる。 「お金を稼ぐのは大変」という教育楽器を買いたくて、高校生になってすぐにはじめたアルバイト。くたくたになって帰宅した僕にむかって、母が言った。 「お金を稼ぐのは大変なことなんだよ」 安い時給だったし、肉体労働だったし、人間関係も劣悪な職場だったので、言われなく

          仕事はつらいもの?それって呪いですよ

          自分らしく生きたいあなたの居場所|Voicy「生き方開発lab」プレミアムリスナーのご案内

          Voicyで音声配信を始めてもうすぐ2年になります。「自分らしく生きる」をテーマに、毎日配信しています。少し前に「基準を超えたので、プレミアムリスナーを始められますよ」という案内がVoicyから届きました。課金した人だけが聴ける、特別な放送枠のことです。 「課金? う〜ん、そういうのはいいかな…」 最初なそんな風に考えてスルーしていました。ここで利益を上げたいわけではないですし、僕は芸能人でも有名人でもありませんから、ファンクラブみたいなのは関係ないやと考えていたのです。

          自分らしく生きたいあなたの居場所|Voicy「生き方開発lab」プレミアムリスナーのご案内

          「帰省しないと親がかわいそう」は本当か

          https://rengesha.com/n/n7732b4ce644cお盆休みが近づいて「帰省しようか、どうしようか」と迷っていたり、「出来れば帰省したくないな…」と気がすすまなかったりする人も多いのではないでしょうか。 帰省しない! なんていうと、親不孝みたいに言われたりしがちな日本社会ですが、よく言われる「帰省しないと親がかわいそう」って、本当なのでしょうか? 親孝行とか親不孝とか日本社会って、「親を大切にするのは善いこと」という価値観が根強いですよね。 核家族化

          「帰省しないと親がかわいそう」は本当か

          利益ではなくワクワク感から物事を始める

          僕が代表をしているれんげ舎というNPOは、この夏で設立27周年を迎えました。ずっと独立独歩で活動してきて、「取引先」は多くても「コラボ先」はほとんどありませんでした。 でも、コロナ禍のあたりから、この先の時代に本当にやりたいことをやっていくためには、「自分たちの力だけで取り組むのではなく、もっと色々な人たちに助けてもらいながら、良いコラボしながらやっていく必要があるという思いを持つようになりました。 1+1はいくつになるの?ずっと独立独歩でやってきた僕にとって、コラボって

          利益ではなくワクワク感から物事を始める

          「教える人」ではなく「当事者」として話してみては?

          こんなにも「教える人」が多いのは、日本の歴史上、はじめてのことではないでしょうか。組織に属さずに、「個人として何かをしたい」という人が増え、またSNSなどの発達が「個人ブランディング」や「個人発の活動」を容易にしました。 それって、すごく楽しいことだと思うのですが、無理して「教える人」を やろうとして、嘘っぽくなったり自分らしさを発揮できなくなったりしている人が多いなと思います。 「教える人」の条件って何だろう?僕自身も、「教える人」として仕事をすることがよくあります。僕

          「教える人」ではなく「当事者」として話してみては?