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伝えたいことがあるなら謙遜しちゃダメ

日本社会って「謙遜は美徳」みたいか感覚がありますよね。社会人になると、みんな当然のように謙遜しまくります。でも、もし心から伝えたいことがあるのなら、謙遜なんかしていちゃダメです。

無批判に謙遜しまくる人たち

けっこう若い人たちが「させていただく」を連発するのを、最近はよく見かけるようになりました。芸能人なんかでも、舞台挨拶的な場面なんかでよく見ませんか? どんだけさせていただくんだよ、と思えてきます。

社会人になると、例えば「いつもお世話になっております」みたいな常套句がすっと出るようになる人が多いですが、それと同じ感覚で、謙遜するようになる人が多いです。

謙遜することに人間関係を円滑にするなどのメリットがあるのは言うまでもありませんが、謙遜しまくる姿をみると、なんか逆にこの人の本心はどこにあるのかな…と思えます。

本当に伝えたいことがあるのなら

あなたには、心から伝えたいことがありますか?

それは商品の良さからもしれないし、社会活動の価値かもしれません。上辺だけ、そう言わなければいけないからそう言うのではなく、その良さや大切さをよく知って納得しており、それを伝えたいと思っているとします。

そんな時、謙遜すると、伝わるものも伝わりません。

1.ただの素人
2.ただの経験者
3.ちょっと詳しい人
4.専門家
5.権威

どんな内容であったとしても、数字が小さければ小さいほど伝わりませんし、大きければ大きいほど伝わります、身も蓋もない真実です。客観的には4のレベルにあるのに、「いえいえ、私なんて2くらいです」なんて謙遜すれば、そもそも話しを聞いてもらえるかどうかすら分かりません。

怪しい詐欺師と本物はどこが違うのか

信じていることを伝えたいなら、自分を小さく見せてはいけません。実際よいも大きく見せるのは難しいので、等身大で構いません。でも、「胸を張って背筋を伸ばした等身大」である必要があります。

一方で、自分が信じていないことを信じているかのように話したり、良いと思っていないものを良いと主張したりすると、もれなく人には「あやしさ」が出てきます。不思議ですねぇ。でも、そうなのです。

怪しい詐欺師みたいな人と、本物の差は、当人が伝える内容を心から信じ認めているかどうか。それは自分で分かります。

心から伝えたいことがあるなら、謙遜せず、自信を持っていきましょう。

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