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ADHDを隠して働くための対処法(文章のケアレスミス)

僕はADHDである。しかし誰にも明かさずに働いている。
そのためには、薬の服用も重要だが、特性を自分なりに誤魔化さなければならない。なので、一応改善に努めてきたつもりである。
ふと書き連ねたくなったので、今回は文章を入力するときのケアレスミス対策を投稿する。
※下記の記事の続きです。

ADHD特徴の一つ ケアレスミス

ADHDにとって、もっこと多い特性の一つはうっかりミスだろう。少なくとも、僕は散々悩まされている。

注意力は、ちょっとだけマシになれど、人並みには決してなれない。僕はなまじ気にしているだけに、ケアレスミスすると余計に落ち込む。そもそもADHDと事務職の相性が悪いのだろうけど、隠しているのだから仕方ない。

(隠してる理由は、過去にいくつか投稿した)

特に多いのは文書、つまりライティングのミスである。誤字脱字は勿論のこと、宛先のミス、添付ファイルの誤り・漏れが本当に多い。

その度に人からは、
「よく見ろ」
「印刷してチェックしろ」
「音読しろ」
といったアドバイスを幾度となく受けてきた。

確かにありがたいのだけど、いずれも不注意のプロである自分には通用しない。
とはいえ、発達障害だとバレないように働くためには、多少なりとも改善しなくては疑われてしまう。
そこで、あるときに僕は、何故ミスをするかを考えてみた。

ミスの原因は手入力?

「そもそも手で入力することが、ミスに繋がるのだ」という結論に至った。
入力中に別のことが気になりだすし、ぼやぼやしてるときの集中力の無さは、常人のそれではないのだから。

極端な話、毎回同じ文章や宛先なら、送信や投稿をクリックするだけである。やれ宛先だの、日付だのを入力しようとするから、間違ってしまうのだ。

なのでこれから、紹介するのら、メールや文章の入力において、できるだけ手入力を避ける方法を紹介する(中には超当たり前の方法もあるかもしれない)。

できるだけ手入力を避ける方法

・テンプレートを作成する

同じような文言を投稿・送信する業務は多い。例えば請求書や、日報を提出するときの宛先や本文なんて、大体同じだろう。
なので同じ文章を使うチャット、メール、送付状は、テンプレートを保存すれば良い。使うときはコピペして、相手方の氏名など、変更するところだけ入力すれば良い。
特にメールは宛先も含めて保存すると、手入力を避けられるので間違った人に送らないで済む。

・ユーザー辞書機能を使う

「ユーザー辞書」とは、Google 日本語入力の機能の一つだ。
特定の文字を、好きな文字に変換できるようになる。
例えば、「いつもお世話になっております」「よろしくお願いいたします」みたいに、よく使うフレーズは「いつも」や「よろ」と入力したら、表示されるようにすれば、変換ミスのリスクを減らせる。
・画面右下の青いアイコンを右クリックし、「単語登録」を選択
 ※何故か僕のPCだと、工具を左クリックしたら表示された
・「よみ」の欄に、どの文字を入力したら変換したいかを入力
・「単語」の欄に、変換したい文字を入力
例えば、よみを「いつ」に、単語を「いつもお世話になっております」と登録することで、「いつ」と入力するだけで、「いつもお世話になっております」と変換できるようになる。

・日付を使った表現を避ける

良かれと思って日付を入力すると、大体ミスる。決まって、昨日か明日の日付になるのだ。
なので、いっそ「本日まで」や「明日中」と日付を使わないことである。やや不親切だが、誤解を招くよりは、よっぽどマシだ。

それでも日付を入れたいときは、「今日」「昨日」「明日」と入力すると、西暦で変換できるので、よく使っている。

他にもExcelなら関数やマクロを使う方法もあるが、肝心のセルの列や範囲を誤ることがある。また、複雑過ぎると属人的になるので、VLOOKUP関数くらいの難易度に留めている。

また、前提として、医師と相談して服用することは必須だろう。僕は薬を飲んだ上でもちょくちょくやらかすので、上述の対処方に取り組んでいる。

もし、音声技術がもう少し発展したら、言葉で話すだけで入力できるので、ミスも減るんだけどなぁと思ったり。。。

また思いついたら、書こうと思う(肝心のことの記事でタイポしてそう・・・)。
※他の方の役に立たないかもしれません。何卒ご容赦ください。

このシリーズの記事です

ADHDを隠して働くための対処法(説明力)
https://note.com/summaset_roumu/n/n0b0493d6f028

ADHDを隠して働くための対処法(タスク管理)
https://note.com/summaset_roumu/n/nb61b25efd097


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