澄山シン

松本で生きてます。 twitter: https://twitter.com/sumi…

澄山シン

松本で生きてます。 twitter: https://twitter.com/sumiyama_sin

最近の記事

2009年の松本山雅の軌跡を今さらだけど暑苦しく語ってみる。

【はじめに】 松本山雅FCの試合会場に行くとホームでは必ず目にする一番大きな段幕 「雷鳥は頂を目指す」 それは国の特別天然記念物であり長野県の県鳥でもある高山帯に棲む雷鳥は、通常は歩いて移動するという生態が知られており、そこから「一歩一歩山頂(Jリーグ)へと登っていこう!というサポーター発のスローガンです。 現在試合ごとに活動しているのは三代目で、この写真のが初代になります。 頂の字のへんにJリーグのロゴを当てているのが当時の私達の目指している「頂」がJリーグそのものだった

    • 2005年のターミガンズ〜Jリーグという夢への第一歩(再録)

      先日行われた株式会社松本山雅の定時株主総会で正式に代表取締役社長に就任した小澤修一さんや神田前社長が現役選手として活躍していた街クラブの面影を残した山雅の雰囲気を知るひとりのサポーターとして、上記のようなツイートをしたのですが、現在の山雅だけを見ているみなさんには「そんなのいくらなんでもオーバーじゃない?」とちょっと嘘くさく聞こえるかもしれんなぁ、と思いまして 「そういや以前ウェブアーカイブからサルベージした吉村さんの書いたスポーツナビのコラムがHDDに残っていたはず」と掘り

      • 【世界は誰かの仕事でできている】阪神の優勝で思い出したこと

        昨日早々とシーズン優勝を決めた阪神タイガース。 私も夜勤中でしたがこっそりとDAZNで中継を見守り、その後の久々のトラフィーバーの様子をSNSで楽しみ、帰宅してから喜びの宴をひっそりと行いましたが 個人的には2005年あたりから山雅の応援に傾倒して以降は興味がどんどん遠ざかっていて、 実は今年の好成績を聞きつけてやっとチェックをしてみた、ぐらいのもうファンとは到底名乗れないレベルでしてまったく現在の選手たちのことは知らず むしろ過去応援してた時の選手だった監督・コーチ陣の名前

        • 空で星々が繋がっている星座のように、地上の道はアルウィンに通じているのだ。

          こんにちは!松本山雅のサポーター澄山シンです。 ご存知の方も多いと思いますが今シーズンちょっと珍しい、というか 現在国内では唯一無二の記録として『全てのJリーグクラブと対戦した』ことが話題になりましたね。 かなり珍しいニュースなのですがその時あまり喜ぶサポーターは見かけなかったですねぇ 数年前にはJ1にいたので、その頃の記憶もまだ鮮明でそれに比べると・・・ というちょっとネガティブな部分は否めないところではあるのですが 「とはいえ」ですよ? 勝利を重ねて昇格したからこそ、

        2009年の松本山雅の軌跡を今さらだけど暑苦しく語ってみる。

        • 2005年のターミガンズ〜Jリーグという夢への第一歩(再録)

        • 【世界は誰かの仕事でできている】阪神の優勝で思い出したこと

        • 空で星々が繋がっている星座のように、地上の道はアルウィンに通じているのだ。

          いつもの店にラーメンを食べに行ったら新しいラーメン店が誕生した話

          わけわかんないタイトルでごめんなさい笑 でも読んでくれれば「なるほど」と言って貰えるかと思いますので。 私の住む松本市とその周辺も全国の例に漏れずラーメン店は多い。 外食の中でやはり人気のあるジャンルで、地元情報を気にかけていれば新規開店も絶えず目に入ってきます。 私も生来の麺好きとはいえ評論家ではないので目の色変えて毎日回って全部試す!とは行かず、 好みに合いそうなら 『近くに行く用事があれば味見してみっか』なんて程度の気持ちで悠長にしてると一年続かず閉店してたなんて事

          いつもの店にラーメンを食べに行ったら新しいラーメン店が誕生した話

          夏只中、32℃の「ホーム」アルウィンで

          「あぁ、こういうのいいな」と感じる出来事がいくつかあった土曜日の記憶がまだ鮮明なうちに残したいと思い書き始めます。 2023シーズン中で一番クラブ側からイベントとして仕掛けただろう「ヤマガフェス」と銘打った第19節ヴァンラーレ八戸戦。 ここ数年のうちでもここまでイベント色を強く出した日は久しぶりで私個人もとても楽しみにしていました。 その中でもなんといっても目玉はロックユニット・GLIM SPANKYのライブ。 魂のこもったパフォーマンスにスタジアム中が乗せられましたね!

          夏只中、32℃の「ホーム」アルウィンで

          PK戦の思い出 short

          7月12日水曜日、ミッドウィークに各地で天皇杯3回戦が行われて3試合がPK戦までもつれ込み当事者のサポーターのみならず野次馬の私たちも大いに盛り上がりましたね。 松本山雅は残念ながら今回代表権は得られず、今年の天皇杯はもう見る形でしか参加できませんがやはり独特の高揚感がありますよね。 そんな山雅の過去の戦績の中で何度か経験したPK戦、その中でもとりわけ印象に残っているのは天皇杯でではなく2009年全国社会人サッカー大会の3日目・準々決勝日立栃木ウーヴァ戦でのPK戦です。

          PK戦の思い出 short

          僕の家の話・1971

          とタイトルを決めたものの、さてどう話したらいいものか…とりあえず書き残してみます。 今回は普段名乗っている「澄山シン」というよりも本名の「住山修次」として書きました。 特にオチはない話だし、そもそも「誰に向けて」の話なのか今は未定だけどとりあえず『こんな事がありまして』ぐらいの日記に毛が生えたものとして読み飛ばして頂けたらと思います。 この4月に行われた全国地方統一選挙・後半戦、松本市では市会議員の改選が行われました。 普段なら頼まれた地元の候補者の名前を書くまでで終わり

          僕の家の話・1971

          あるおじさんサポーターの独白〜傷は傷として・前編

          ■はじめに なんだかぼわっとしたタイトルで申し訳ないのですが、これから書きたい僕のささやかな人生の一部を端的に書くとこうなっちゃうんです。 そういうプライベートな内容になりますが、どうしても文字として残しておきたい記憶がありまして、このnoteを書き始めた次第で このタイトルは正直まだしっくりは決まってないけどとりあえずは話を先に進めたいと思います。 改めて「僕」はハンドルネームを澄山シンと言います。 この名前は「”サッカー旅”を食べ尽くせ!すたすたぐるぐる信州編」という

          あるおじさんサポーターの独白〜傷は傷として・前編

          あるおじさんサポーターの独白〜傷は傷として・後編

          ↑の続きとなります かなちゃんはとにかく無防備に笑ってくれる人でした。 笑ってくれるとそこに花が咲いたようにパァッと明るくなるんです。 だから僕はいつも「つぎはどうやって笑わそうか」と思ってばかりいました。 平日、おはようからおやすみまでずっとメッセンジャーで話をしてるのに週末の車の中ではまだ僕に話したい事がありすぎて頭の中が渋滞してしまって「んーまた後で思い出すね」と言ってはすぐに全然違う事で笑い転げながらランチの店へ向かいます。 2人のいくつかあるお気に入りの店のいつ

          あるおじさんサポーターの独白〜傷は傷として・後編

          信濃国の片隅、兎田から始まった物語

          今年の大河ドラマ「どうする家康」によって再び徳川家康や家臣団、英傑たちの物語に注目が集まりますね。 やがて私たちの地元である松本のお殿様になる松本藩初代藩主・石川数正も大いに活躍することでしょう! でも他にもこの松本の地には徳川家そして江戸幕府と縁が濃い場所があるんです。 里山辺にある広沢寺と千鹿頭神社の間にポツンとある「兎田」がそれです。 市街地から離れた山裾の細い道にあり、石碑と立看板が無ければ誰も気づかないでしょうが、この場所で室町時代にあったとされる「ある出来事」

          信濃国の片隅、兎田から始まった物語

          田中隼磨というプロフェッショナルの言葉を聞いて。

          凍てつく雨をものともせず、引退セレモニーのプログラムにはなかっただろうピッチからゴール裏まで上がって来てまでして直接自分の言葉を伝えに来てくれたのがちょうど目の前だったので撮れた動画。 後日の記者会見で自分の現役生活を振り返って語った 「サッカーに失礼のないように、サッカーに真摯に向き合ってきた」 そのサッカーの中には僕達サポーターだったり、運営に携わるボランティアといった直接は関わりのない層まできっと含まれていたんだと思う。 だから現役最後のこの日、ためらいなく言葉を伝えに

          田中隼磨というプロフェッショナルの言葉を聞いて。

          2022信州ダービーウィーク点描

          これから書くのは基本、個人的な活動日記で特に何かを訴えかけたい!とか何かの参考にして欲しい!とかそんなもんじゃないです。 なんですが、それでも公開で書き残すのは些細な出来事も何年かのちになれば意味が出てくる…事もあるからです。 内容的には時系列で残したTwitterのつぶやきの貼り付けが主になります。 繰り返しになりますが大した内容じゃないので読んでつまんなくても怒らないように。 ここまで言っても読むのなら自己責任ですよ?笑 10月29日(土) 遠足や発表会の前にエネ

          2022信州ダービーウィーク点描

          点なんて1分ありゃ入る。

          【暴論かもしんないけど】 明治安田生命J3リーグ 第14節 松本山雅FC-いわきFCの上位対決、というかこの試合を山雅が負けると昇格戦線から一歩遅れてしまう。 いわきFCにとっては勝てば更に上げれるビッグマッチ。 前半39分にいいミドルを決められ1点リードで迎えたATに山雅が同点に追いついたそのシーンがこのタイトルです。 46分39秒 いわきのゴールキックを受け自陣中程でパス回しを経て常田ロングパス (この時点でゴールを決めた外山は自陣のパス回しからセンターラインを超え

          点なんて1分ありゃ入る。

          信州ダービーという果てなきサバイバルの物語

          2週続きの信州ダービーを過ぎてちょっと虚脱感を覚えつつなんか残したい、と書いてます。 おぼろげながら文章としてのイメージはあるんだけどうまく伝わるかどうかは未知数で、とりあえず紡いでみようかと思います。 シーズン序盤の頃は北信越リーグ・JFL そして時を経てJ3で対戦する事になってから 『このダービーに経験がある者として今はどう向き合えばいいのかな?』とずっと考えていました。 なんせしつこいようですが11年振りの直接対戦ですので【それ以降】の仲間の方が大半です。 ドキュメ

          信州ダービーという果てなきサバイバルの物語

          11年の時を経て迎えた信州ダービーの日アルウィンで思ったこと。

          過去の対戦を経験している一サポーターとして何もしないで当日を迎えるのは嫌だ、という思いで書いた記事が私の書いた中は珍しく好評だったので、そのアンサーというか答え合わせみたいな事を書き残したいと思います。 こちらやTwitterでいいね、を押していただいたり共有して下さった皆さま改めてありがとうございます! 普段絡みのないアカウントの方にも広がっていくのを感じて『山雅のサポーターが増えてった過程もこんなだったよなぁ』と思い出していました。 「オラもサッカーはあまり詳しくない

          11年の時を経て迎えた信州ダービーの日アルウィンで思ったこと。