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【世界は誰かの仕事でできている】阪神の優勝で思い出したこと


昨日早々とシーズン優勝を決めた阪神タイガース。
私も夜勤中でしたがこっそりとDAZNで中継を見守り、その後の久々のトラフィーバーの様子をSNSで楽しみ、帰宅してから喜びの宴をひっそりと行いましたが
個人的には2005年あたりから山雅の応援に傾倒して以降は興味がどんどん遠ざかっていて、
実は今年の好成績を聞きつけてやっとチェックをしてみた、ぐらいのもうファンとは到底名乗れないレベルでしてまったく現在の選手たちのことは知らず
むしろ過去応援してた時の選手だった監督・コーチ陣の名前の方が知ってるレベルで。
『あぁ頑張ってんなぁ』と懐かしく彼らの現役当時を思い出したりしてました。



そしてそうやって過去のあれこれのシーンを思い出すにつれて
「そういや松工からドラフトされて頑張ってた、わたしと同年の御子柴は今どこで何をしているんだろう?」と検索してみたら


現在はスコアラーとして相手チームの分析をしているそうです。

リンク先の文章ではあまり好意的に書かれていませんが、
現役時代はメインのローテーションには組み込まれず、連日ブルペン入りしては当日の試合展開により随時登板する中継ぎ投手のメンバーとして活躍していました。
凄い球威の球を放るのではなく丁寧に投げて打たせて取るタイプ。
派手ではないですが堅実な仕事っぷりでファンも信頼をして見つめていたと記憶しています。

そんな彼が現役引退してすぐに請われてコーチになりずっと場所を異動しつつまだチームで仕事をしている事を知り、安堵と尊敬を覚えました。
よほど信用されているんだろうな…

「コーチ陣一覧」に出てこないようなポジションの仕事だとしても、絶対にその人たちがいなければチームは回りません。
そんな裏方の皆さんにとっても今回の優勝は報われた思いじゃないかなぁ、と想像します。

それにしてもやっぱり高卒からここまでずっとここまで勤め上げるって凄え事ですよね。

こんな風にふいに誰かの人生を知ることになるのもスポーツを見続けることの面白みのひとつじゃないかな?なんて
観てるこっちも歳を重ねてきたせいかしみじみ思います。

では!

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