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未完成、でも、いい【5日目_アドベントカレンダー】

小学校のときから、図工やら国語やら、宿題やら、なんでも「完成」させることを求められていたような気がする。未完成(中途半端)だと、宿題であれば怒られたし、図工であれば展示までできなかった。

ただ、学校教育においては、致し方ないことだったかもしれない。何十人もの生徒が同じことをする、誰がどのくらいできるのか見る、遅い子も早い子も、できる子もできない子も無造作に収められている。

私は創作活動が好きなほうだった。文章を書くことや絵を描くこと、漫画を描くこと、ものをつくること。いつだって、自分が終わってもいいと思うところまでやった。中には終わらずに、そのままになったものもある。「未完成」だって、とがめられない。

息子は最近パズルにハマっている。完成させると、「見て〜〜〜」と持ってくる。私たちも完成できるように、やってみせたり促したりする。完成させたときの達成感やそれまでのトライアンドエラーも大事だと思う。でも、「完成」させなければならないわけでは、ない。

義務になってしまうと、楽しさは薄くなり、期待や「べき」論になりがちだ。息子にはそんな重圧をかけたくないし、楽しんでほしい。だからこそ、「未完成」でも、いい、と思う。

次回は

歴代で好きだったゲーム機(き)」→「休日の過ごし方(理想と現実)(つ)」→「積読(く)」→「クリスマスの過ごし方(た)」→「体重(う)」→「鬱(つ)」→「つまみ(み)」→「未完成(い)」→「異世界転生(い)」

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まだ1歳前のやーつコーナークッションを愛用

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