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あまのさくや / はんことことば
2024年10月18日 12:00
あまのさくやです。実は令和6年10月1日付で、紫波町図書館の館長に着任しました。図書館の館長。館長。・・・・・・・・・。えっ、館長!?!?!? いやいや、私もともと、絵はんこ作家だったんですよ。 東京の雑司ヶ谷手創り市の一角で、片膝立ててはんこ彫っていたのが、2011年の私です。絵はんこ作家からはじまった 新卒で入社した会社を、2年半で退職した2010年。その後
2024年1月9日 17:13
地域の偉人というのは、「町民性」を表す顔だな、と思う。ふるさとや郷土を知るには、その土地の偉人の人柄から学ぶと、奥行きが出る。紫波町の名誉町民を知る、今回は「巽聖歌」編です。一度は口ずさんだことがあるでしょうか。この童謡の歌詩を書いた方の名前は、巽聖歌(たつみせいか)。岩手県紫波町で生まれ、 晩年は東京の日野市で過ごした紫波町の名誉町民です。巽聖歌は自分の文学の才能を信じ大正・昭
2023年7月5日 23:03
朝の身支度をしながら薄目で見ていた朝ドラ「らんまん」。今日は、学歴のない牧野富太郎(モデル)が、自分の名前で研究を発表するのではなく、教授の助手にならないかと打診されるシーンでした。要潤扮する教授は、牧野を説得するため、ある人を引き合いに出しました。「マキシモヴィッチがなぜあんなにも日本の植物を手に入れられたと思う?助手がいたからだよ。彼の手足となって植物を採集していたのが、長之助とい
2022年9月11日 14:20
岩手県にある紫波町図書館(しわちょうとしょかん)が2022年8月31日、ヤサイの日をもって10周年を迎えた。2012年8月31日に紫波町で開館した図書館。この図書館で感じる魅力についてはこちらの記事に書きました。紫波町図書館の質の高い企画展については、以前こちらの記事でも、獣害対策をテーマにした展示について書きました。町の人が必要としている情報を、司書さんたちが自ら訪ねてとりにいく。
2021年11月5日 17:18
紫波町図書館には今、クマがいる。岩手県・紫波町には、図書館らしくない図書館がある、と以前書きました。2021年秋の紫波町図書館では、鳥獣害対策についてのコーナーを展開していました。農業従事者にとっては頭を抱える問題であり、町中で目撃情報も増えている"鳥獣害”は本当に身近に迫る問題。"図書館で鳥獣害対策を取り上げる”と聞くと、一見とっつきにくい印象を与えてしまうもの。そんなわけで、紫
2021年7月1日 16:59
「図書館=本を借りられる場所」のみとするならば、岩手県にある紫波町図書館は、私が今まで出会ってきた図書館というもののイメージをくつがえしてくれる存在だ。だからそんな敬意を込めて、紫波町図書館は「図書館らしくない」とあえて書かせていただこう。そんな大好きな図書館のおはなし。紫波町図書館に一歩足を踏み入れると、ふわっと暖かい感じがした。なんでだろう。「こんにちはー」と、目が合ったスタッフさ