フィンランドが幸せな国であるのには理由があったんだ。
こんにちは、すがどんです。
この間、テレビ番組の世界一受けたい授業でフィンランドが特集されていました。
フィンランドが世界の幸福度ランキングで2018〜2020年まで1位なんですよね。その1位たる所以が特集されていたんです。
テレビを見る前から僕もフィンランドに対してはとてもいいイメージを持っていて興味深かったので、普段あまりテレビは見ないのですが、今回は食い入るように見てしまいました。
僕の中でフィンランドといえば、やはりかもめ食堂です。
群ようこさん原作で映画化されたかもめ食堂を、普段家にいるときにBGMのようにして再生しているんです。その穏やかな映画の雰囲気やフィンランドの街並みにしばしば癒されています。
そんな風に僕にとって身近なフィンランド。テレビを見たら、そりゃあ幸福度上がるよねといった内容がいくつもありました。ここで、フィンランドが幸せな国である所以を書いていきたいと思います。
図書館がすごいから幸せ
ヘルシンキにある図書館がとにかくすごいです。
外装・内装のデザインがおしゃれでずっと勉強していたいと思えるような図書館です。音楽スタジオも無料で使えたりして、本以外の面でも大変充実しています。カフェレストランさえあって、毎日来たくなっちゃいますね。
こんな素敵なところで本読んで勉強したら、そりゃあ学力上がっちゃうだろうと思います。
参考URL: 進化するヘルシンキの図書館が「天国」と言われる理由|フィンランド幸せ哲学 vol.3
学費が無料だから幸せ
フィンランドでは、小学校から大学まで学費が無料です。
消費税が24%で高い分、教育費に充てられているのだと感じます。こうして教育費がかからないなら、子供を産もうかと思いやすいのではないでしょうか。
お金の面で進路を変えざるを得ずに子供の可能性が潰れてしまうということも少ないはずです。
参考URL:「フィンランド教育」の特徴とは? 「教育費無料」にとどまらない、教育大国のシステム
子供が生まれたらマタニティーボックスが国から送られてくるから幸せ
子供が生まれたら育児に必要なマタニティーボックスが国から無償で送られてきます。
随時、育児セットを実際に使用してみた家族からフィードバックをもらいつつ改良を重ねているそうです。このように制度が整っているなら尚更、子供を産んでもいいかなと思いやすいのではないでしょうか。
中身としては、ボックス自体がベビーベッドとして使えて、シーツやマットレス、毛布なども入っています。その他たくさんのベビー服やよだれかけ、靴下、おもちゃなど中身も大変豊富です。
参考URL: フィンランド政府の出産祝い 衣類やオムツ全員に
女性の社会進出が進んでいるから幸せ
フィンランドの現首相はサンナ・マリン氏(34)で若い女性なんです。
加えて、構成する閣僚も若くて男性より女性の方が比率が高いです。(女性12人・男性7人、平均年齢47歳)
政治に女性の視点が反映された男女平等の世界がフィンランドにありそうです。フィンランド発のファッションブランドであるマリメッコに至っては女性社員の比率が9割を超えます。女性の社会進出がとても進んでいます。
参考URL: フィンランドで「世界最年少34歳の女性首相」が誕生…それでも“若さ”と“女性”が注目されないワケ
残業が少ないから幸せ
早くて16:00には退社するそうで、フィンランドの会社では残業が少ないです。本当日本とは真逆だなーと思います。
残業が減ったら、プライベートの時間が出来て家族も大切に出来ます。何より、自分の気持ちに余裕が出来るのではないでしょうか。自分に余裕があるからこそ、家族や他人に優しく出来ます。
仕事は大切ですが、人生の一要素でしかありません。参考で、僕の仕事に対する価値観は下記記事の感じです。
参考URL: フィンランドの労働時間が日本より圧倒的に短い理由
コーヒー休憩が義務付けられているから幸せ
フィンランドでは勤務中にコーヒー休憩出来ることが法で定められています。
4〜6時間の労働ならコーヒー休憩1回。6時間以上ならコーヒー休憩2回といった感じで法で定められているので、会社内でもあの人サボっているななんて見る人は少なそうです。
きっと適度にコーヒーでも飲みながら休んだ方が効率的なんですね。
参考URL: フィンランドのコーヒータイム「カハヴィタウコ」
会社の飲み会が無いから幸せ
早くて16:00には退社して、会社の飲み会もほとんど無いそうです。
会社の飲み会が得意ではない僕からすると、これが一番嬉しいことかもしれません。会社での人間関係って、本当働いている時間だけで十分だなと思います。
毎日8時間以上一緒にいて、家族よりも一緒にいる時間が長いような不思議な関係です。これに加えて、飲み会も頻繁にあったら会社関係の時間が多過ぎかなと感じます。
参考URL: フィンランドの労働時間が日本より圧倒的に短い理由
事実婚・同性婚がありだから幸せ
フィンランドでは、事実婚・同性婚が法的に認められています。
20代では7割が事実婚を選ぶくらいに事実婚の制度が広まっています。
確かに、実際に同居してみて相性が合わなかったということは全然ありますもんね。
盲目的にならずに、もし別れた方がお互いのためだと感じた時を想定して事実婚にしておくというのは寂しいところもあるかもしれませんが、現実的で大人な選択肢なのかもしれません。
事実婚でも婚姻関係に相当する保障も受けられるようです。
参照URL: フィンランドの事実婚事情、税金は?社会福利は?(Common-law relationship) 5分でわかるフィンランド
おわりに
ここまでフィンランドに住んでいる人が幸福度が高い理由について見てきました。ざっとおさらいです。
・図書館がすごいから幸せ
・学費が無料だから幸せ
・女性の社会進出が進んでいるから幸せ
・残業が少ないから幸せ
・コーヒー休憩が義務付けられているから幸せ
・会社の飲み会が無いから幸せ
・事実婚・同性婚がありだから幸せ
日本人にとっては、無い要素だらけでフィンランドが魅力的に感じるのではないでしょうか。国が違えば、幸せな暮らし方も違うんですね。フィンランドから日本が学べること、多い気がします。
番外編として、フィンランドは18万を超える湖があるんですよねー。フィンランドの湖のほとりにあるホテルに泊まってぼーっとしてみたいです。ぼーっと。
それではー
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