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読書日記~地球音楽ライブラリー「アルフィー」編。


 実は私、アルフィーというより坂崎幸之助さんのファンなんですよね。
坂崎さんのラジオ番組がとにかく好きなんですけど、アルフィーのCDはベスト盤を2種類持ってるだけだったりします。。
坂崎さんがNACK 5でやっている番組本についての記事のリンクを貼っておきます。

 この本がとにかく面白い。番組で実現したトークを単行本化したものなんですが、亡くなった方もいらっしゃったり、もはやプロモーションとしてラジオ番組に出演することが無くなった方もいらっしゃります。

 そして、この「地球音楽ライブラリー」シリーズもなかなか資料として役に立ったり、読み物としても面白いので、小田和正さんとサザンオールスターズのを持っています。
小田さんの本についての記事はこちらになります。

 で、このアルフィーのはとにかく分厚いです。
小田さんやサザンのと比べても倍以上です。
キャリアとしては小田さんにしても、サザンにしてもかなりの長さですから、いかにアルフィーのリリース・アイテムが多いかわかりますね。 

・地球音楽ライブラリー「アルフィー」(TOKYO FM出版)

 1999年出版ですから、今から23年前なんですね。うーむ。
リリース・アイテムで特筆すべきなのは、やはりビデオ~DVD でしょう。
ビッグ・イベントはかなりの確率でソフト化されていますから、この時点でも相当数あります。

 この本の中盤からかなりのページを使って紹介している、(学園祭出演は除く)コンサート・スケジュールは圧巻でして、山下達郎さんが坂崎さんの番組に出演した際、「スターダスト・レビューとアルフィーはこちらがツアーを回っていると、いつもポスターなどで拝見する」(大意)と話されていた記憶があります。
それだけ本数が多いわけですし、年々回数が蓄積されていくわけですからね。
あ、アルフィーやスターダスト・レビューに加えて、さだまさしさんもコンサートの本数が多い印象があります。

 本の後半にはアルフィーの別名義、BEAT BOYSや、高見沢俊彦さんの提供曲リストなど興味深い内容です。
BEAT BOYSは覆面バンドということで、まずは覆面を被って出演してから、覆面を脱いで出演し直したことがあるというのも、いかにもアルフィーらしいエピソードですね。

 私がアルフィーを好きになるきっかけのマンガ「ドリーム・ジェネレーション」について、アルフィー書籍リストに載っているだけというのはちょっと残念ですが。
個人的にはいつまでもカタログに残っていてほしい作品です。。

 にしても、アルフィーの方々はずっと活動を続けているわけですから、こうした形の資料本の続きがあるんでしたら、読んでみたいですねー。
音楽雑誌を私が読み始めた頃、1980年代に入った頃からずっと現役で活動を休まず続けているアルフィーのメンバー、スタッフにファンの方々に敬意を表します。素晴らしい。

 ではまたー。

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