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変かなわたし

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2019年8月の記事一覧

私は今雲の上

私は今雲の上
誰が飛べると思ったろう
誰が飛ぼうと思ったろう
雲が後ろに走っていく
誰が飛ぶと決めたろう
そうして確かに誓ったことは
そうして確かに祈ったことは
必ず 必ず真実となって
魂のもとに帰ってくる
私は今雲の上
自分で飛んではないけれど
自分が飛べる もないけれど

私の心は雲の上
風に乗って
光の中を
未知の世界へ
突き進む

言語

或る国にある言葉が、
他の国には無い。と云う

当たり前と言えば当たり前の事が
初めて意識の中に上ってきます。

何故 あ り が と う なのか。
何故 この順に配列される文字の塊が
感謝の思いを伝える 音声になるのか。

そして、何処の国にも
何処の人にも

賛同と否定の言葉があり
祈りと感謝の言葉があるのか、

考えてみると不思議です。

もう 不思議を通り越して
不可解な 想像を絶する様な

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旅支度2

立つ鳥跡を濁さず。と 言いますが、

旅から帰って
雑然とした、
散らかり放題の部屋を開けるのは、
何より嫌な事なので、

或る程度スッキリと、
片付けて行きたいと思っているのです。

そして、旅行鞄に持参品を詰め込みながら、
あれも片して、此れも片して、
と し始めると、

倍の疲れと気忙しさと、
胃が痛くなる様な緊張感が続きます。

そんな時に限って、
何で今こんな事が起きるの?
と云った事態

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フリー ハグ

「フリー ハグ」を知りませんでした。

路上に立って、目隠しして、
誰かとも判らぬ人々と

無差別に、ハグする。

勇気の要ることです。
冗談で出来る事ではありません。

人への全くの信頼が無ければ
出来る事ではありません。

しかも、デモ隊の過ぎる道、
混雑する繁華街など、

何が起きるか、
何が帰って来るのか、

全く予想も付かないその時に、
その場所に、

立ち続けている事が、
私には 出来

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旅支度

旅の支度を始めます。

何処に行って何をして・・・と
飽く事無く情報を収集します。

図書館に行き、ネットをサーフィンし、
何となく似た感じの作者さんの言葉に耳を傾け、

作者さんの目を通して垣間見る
ご当地のイメージを創り上げ、
mymapを書き記していきます。

必ず其処には、ご当地スーパーが記入されていて、
品揃えや配列の仕方、

店内の雰囲気やスタッフの応対など
その違いや一致するものを

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しぶとい私

どうしてこんなに、あれも此れもと重なって、
思い描いた様に身動き出来なくなる時があります。

そんな時、これ程 あれも此れもと大きくなって、
困難に思える、壁の様に立ちはだかる、
超えて行けないハードルの様に感じる事があります。

でも ひょっとして
それ程大きな変化をしようとしている。
と云う事なのかと、思える様になりました。

よく “ピンチをチャンスに”とか
“逆境があったからこそ”成功に辿

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フェイクの中で

フェイクニュースが報じられます。

いとも簡単に声も、動きの癖も
其のまま編集し、人物を偽造してしまえるそうです。

何が事実で何が虚構なのか、
何の判断基準も持ち合わせていなければ、

唯 そんな虚構の世界で
踊らされているだけです。

ぶれない自分の判断の、
選択し決定できる礎を
しっかり持っていなければと思います。

自分の信頼できるツールの様な、
正直で単細胞な、

明らかな活発な
人とな

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弱み

お昼時になると
何処の飲食店の駐車場も満車になりそうな気配です。

スーパー コンビニはもちろん、
昼食の算段に余念がありません。

煽り運転 と云う言葉もありますが、
煽られて、自分の通常の運転が出来なくなるのは

運転以外にも思い当たる事は沢山あります。

メディアに煽られて
買わなくても良いものまで買ってしまったり、

人の勢いに煽られて、
しなくても良い行動をとったり、話したり。

兎に角

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突破口

速読とか速記とか、
記憶術、暗記法等々、

右脳開発から始まって、
その技術開発は
多種多様です。

その人にピッタリの
方法に出会う事さえ奇跡の様ですが、

コツをつかむ事が出来れば、
独自の糸口を見つける事が出来れば、

後は楽しく
ゲーム感覚で突破して行けるものなのかも知れません。

でも、集中力や忍耐強さの様なものは必要に思えて、

繰り返され、蓄積されるものが、
ある時器から溢れ出す様に

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逆らって

真夏 汗を掻き掻き大掃除をします。

祝祭日は元より、盆暮れを始めとする
連休などは、外出しないのが何より。

人のたむろする施設や催しに
先を競って参入する等以ての外です。

何が楽しいのか楽しめるのか、

たまに親の顔を見に、話をしに
丸一日かけて里帰りし、

2,3日寝て暮らして、又丸一日かけて帰って来るのです。

思い立った時、会いたい、
顔を見たい、声を聴きたい、話をしたい、

そんな気

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手がかり

目標が定まると、
急に慌ただしく、気忙しくなって来ます。

あれも此れもと、完璧を目差してはいけません。

本当に必要なもの、
必ず準備して置かなければならない事。

その 要 不要を見極める事が出来なければ、
目標に到達するまでに、疲れきってしまいます。

本当は何をしたかったのか。

自分は喜び、楽しみ、
元気になるはずだった。

何かを始めようとする時、
まず 身の回りを整理し、
片付けてか

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付け焼刃

「 切れ味が良く長持ちする刀は何度も地金を打って作られるが、
鋼を足しただけの付け焼刃は、すぐに切れなくなり使い物にならなくなってしまう。
その場しのぎのために、一時的に知識などを覚えることを意味する語」

今まさに、鋼を付け足し 付け足し、
何とかその場だけでも凌げたら、
と 焦っている。

受験間じかの数ヶ月前の様な

学年毎の試験前日の様な

就職試験も、日毎の料理も、

その場しのぎの付け

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蜘蛛です

蜘蛛です

蜘蛛です。

パチンと弾けた毬栗の様な

ぷんぷんと怒った、破裂マークの様な

そう思ってよく見ると

何と、 背中には欧風レリーフの入った、
白と黒のシックな装いのお洒落な子。

暫く遊んで、何処行ったんだろう。

自然界は不思議です。

生物は其々に

短かろうが長かろうが、
そんな事お構いなしに、
精一杯、

自分の生命を主張して、生きて、生きて、

そして潔く消えて行きます。

新しい衣装

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不思議 ミラクル

謎解きを始めると、
総ての謎を解き明かしたくなるそうです。

私にとって総ては不思議でミラクルで、
奇跡そのものでしかないのだけれど。

尽きる事の無い謎解きの
最初の駒を打つ様に、
パチンと一手、駒を動かすと、

密林の枝を掻き分け進み、
道なき茂みを踏み進む様に、

一つ一つの手がかりを頼りに、
明らかに、確実に、確固たる核心に

手を架けようとする。

「謎」とは何だ?

その人をその人たら

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