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変かなわたし

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再び

再び

ただいま
おかえり
ありがとう

やはり 私は根っからの普通人間であるらしい

特に何に秀でているというのでもなく
何かに特価して才能があるとか、特技があると云うのでもなく
優秀に憧れつつ落ちこぼれに怯えていながら、
ぼーっとしたまま、ぼーっと生きて来たような気がする。

それを、再認識したと云うか
ならば、徹底して普通人間としての生き方、楽しみ方を
思う存分味わってみると開き直るのはどうかと、思

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行ってきます

マンネリ化した私

変化も
始まりも終わりも無い自分

つまらない
面白くない

繰り返しばかりの毎日
そんな日々に甘んじている私

もうそろそろそんな自分に

サヨナラの時が来ているのです
怖くても
不安でも

よろよろとした足取りでも
歩き始めなければ
何も始まらない

何も変わらない

そんな自分では
居たくない

ふらふらと
風に吹かれてみようと思います

おどおどと
波に揺られてみようと

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貴方と私の隅っこに

昨日亡くなった人達にとって
今自分が生きている「今日」と云う日は
自分達も生きるはずの 「未来」だった

今自分の生きている意味って何なのか
ずっと探し求めて
探し続けてしまう事もあるけど

意外と それは身近にあって
すぐ傍に居る

貴方や私の為に有って
出逢う人達や
すれ違う人達が創り上げる風景の中に

自分がその一部となっている事に
今生きていると云う意味が隠れているのかも知れない

看取る

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何か 違うよ

今日一日
一体何をしたんだろう と
思う日が続きます

何をすれば
何が出来れば
其の日一日有意義だったと言えるのか
はっきりと解っている訳でも無いのに

いつの間にか
自分にとっての意味ある事が

何か形のあるもの
言葉として表せるもの

そんな何かに換えなければ
納得できない
無意味さを感じてしまう

そんな繰り返しの
日々が続きます

エネルギーの循環が上手くいかなくて
有り余っているからな

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ホスピス

言葉を変れば
誰もが”余命”と云う時間を生きている

生まれた時から自分の持てる
この世界の滞在期間を費やして行く

残された と言うけれど
限られた と言うけれど

誰にしても
この世界を終える間の
命を生きている事に違いない

“余命”と聞いて
辛かったり 苦しかったり
悲しいと言葉が浮ぶのは

貴方と私の
距離が近くて

沢山の感情を
抱き過ぎてしまったからなの?

看取る とか
送る とか

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ソウルフード

ソウルフードと云うものがあります

魂の食べ物
魂を育て育んで来た誰もが持っている
心の食べ物

故郷の味
家族の 母の
味 料理

よく見れば
食べ方 流儀 作法など

各国で違っていたりするのです

ある国 地域では
音立ててもそれほど批判されない事でも
絶対と言っていい程許されない国もあり

スプーンにフォークの国あれば
箸にレンゲの国もあり

手でパンをちぎると同様に
手でご飯をまとめ 粉

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どうして

どうして背負わないではいられないんだろ

どうして 吐き出さずにはいられないんだろ

湧き上がって来る感情を
言葉にして
絵筆を持って

或いは音に換え
ステップにのせ

表出した途端
何らかの形となって

他の目前に提示されてしまうのに

或いは 共感し同じ音色で響き合う
音叉の響きを受け取るかもと

そんな恵みに震えながら
恐れに怯えながら

表さずにはいられない

そんな人達のいる事を
そん

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お誕生日が来ます

その日は私が主役です

朝の太陽も
朝露の光のキラキラも
私のものです

其の日 私は女王であり
プリンセス 天使です

道沿いの
たんぽぽ クローバー
アザミの花も

目を楽しませてくれる
プレゼントです

風にのって運ばれてくる
草生す匂いも 鳥の歌も
皆私への贈り物です

その日聞く声
目にする景色

其の全ての中に
私へのメッセージが 籠められているのです

私は傲慢で

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もう一つの

家族とか仲間とか

この人と と決めて
家族を作り始める

或いは この人達と
と自ら決断して集まる

そうして 何らかの形
枠組みを備えて

中身 内容を整えて行く

そんな方向もあれば

自然の流れの中で
無くてはならない存在に

必要不可欠に
其処にいて当たり前
そこに居ることが自分の一部となっていき

いつの間にか
自然に 

家族の様な
仲間の様な

意識が生まれて来る場合もあるのです

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ソシオパス2軍

「ソシオパスは肥大した自我の持ち主で

他人の痛みや 不利益に対しては無関心で
時には非情な行動をとることがあるそうです。

ソシオパスの行動指針は
「自分が楽しいか自分にとって利益があるかどうか」 で

そう言われれば
思い当たる事は 誰にでも

私にも充分備わっている特長です

鈍感と言う言葉では片付かない
自分最優先の

「自分さえ良ければ」しか
見えていない

自分の事で一杯で
他人の事に

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王道

王道と呼ばれるものがあります

誰もが通る道
誰もが持つ本質的なものの

最大公約数の様な
最小公倍数の様な

そんな本筋の道があって
シナリオがあって

初めのうちはなるほどと思い
わくわくしたり
どきどきしたりもしていたものが

非常につまらなく思えてくる
脇道へ逸れて
何か違った風景が見たくなって来る

何時までも 王道を歩いていると
安全で守られているような気にもなったりするけど

新たな

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意味ではなくて

生きている意味が分からない
と言います

何を目的に
何がしたくて
今生きているのか分からない
と言います

何も考えられない
考えたくない

虚脱感や焦燥感に駆られてしまいます

そんな日が続くと
抜け出せない
彷徨いっ放しの自分に疲れてしまうのです

でも そう自覚している自分は
生きたいと云う要求を持っているのです

何か違う
自分ではない自分に捕らわれている

そう感じるから
生きたいと 

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ああ そうだった

カリブの海賊達は
国の認可した
公務員的存在だったと知ってびっくり

宝石取引の舞台裏には
知られざるドンがいて またびっくり

見回すと 何かにはまって
専門博士になっていたり
其れ一筋に生きて人生の方向が決まったり

沢山の個性派ぞろいの世界に
驚いてしまうのです

びっくり過ぎる人達は
もっと星の数ほどもいるのだろう

そうした人達と見比べて
何と自分は平凡な
何のとりえも無い人生なんだと

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第三の

自分の失敗 過失 思わぬ結果を

認めたくなくて 嘘をつきます

「いや 私はやっていない」と

けれど自分がした事は
誰よりも自分が知っている

其の感情や肌触り
匂いや風景気配までも含め

全ての自分を
自分は知って 覚えて
記憶しているのです

否定すると
また 其の否定した自分を

何よりも深く
心に刻んでしまうのです

そんな事は誰にでも
一つや二つはあるものだと

慰めなのか
自己援護

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