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Twitterの140文字から溢れた想い
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#写真好きな人と繋がりたい

一光一会

一光一会

木漏れ日のスポットライトが、
苔を、シダ植物を、名も知らぬキノコを照らす。

それを切り撮れたのは奇跡で。
待って同じモノを切り撮る事が出来るかと言ったらそうとは限らない。

天気と時間と季節と俺とカメラと。
その時の光を切り撮る。
一光一会。
森に入って出会った新シリーズ。始めます。

備忘録。

変顔こそ最高のエロス

変顔こそ最高のエロス

テーマはだいぶ前から僕の中でくすぶっていて、ただそれを形にするきっかけとタイミングがなかっただけ。

美しい、可愛い、カッコイイは撮りたがるけど変顔は撮りたがらないし、できれば撮られたくない。そりゃそうでしょうね(笑)

SNSで写真がバンバン流れていく時代。
美しい、カッコイイ、を作り上げパリッとした写真は観ていて心地よいしグッとくるものがあるには間違いないんだけど。僕の求めているものと違うって

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写真とテーマ

写真とテーマ

幼い頃、家にあった図鑑を絵本がわりに読んでた。中でも昆虫の図鑑なんかは大好きで擦り切れてボロボロになるまで読んだ。

一つのテーマをシリーズ化して撮りためる癖やテーマをとことんまで追求した作品が好きなのは幼かったあの頃、図鑑に見たドキドキやワクワクに作られたものなのかもしれない。

ただ、テーマは生まれても形にするまで時間がかかるし納得するものを作り上げるまでに根気がいる。ま、その時間が楽しいんだ

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走る岩に出会った話

走る岩に出会った話

夜。
スーパーカブで雨上がりの山道を下ってたんだけど。
道の横に落ちてた岩から急に足が生えて立ち上がってするでぇ眼差しでこちらをギロロロンッって。
岩だと思ったソレは少なく見積もってもくっそイノシシで。
急ブレーキかけて止まってソレにびびって突進されても死ぬし、走ったまま突進されても死ぬじゃんか。どっちにしても死ぬじゃんと思いながら岩と10mぐらい並走した。
緊張で鳥肌ボツボツで変な汗かいたところ

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ネットでUPされた写真は見る環境によって色味がなんじゃこれ?になる事を僕は知っている。だからこそ紙媒体で残したいのだよ。
#花 #花の写真 #写真好きな人と繋がりたい #写真集 #zine

クリスマスカラー

クリスマスカラー

赤と緑がビャーっとなったクリスマスカラーのソレはなんかグッとくるもんがあったんだけどモフモフの花弁っていうの?を見てたら気持ち悪っ!ってなって鳥肌がたったので風邪ひいたかな?なんつって80年代のロックを爆音で聴きながら葛根湯を炭酸で割ったやつをロックでグビッといったときの話なんだけど。

しばらくしたら葛根湯の神様が現れて呑み方が違うって鬼の形相でキレてくるもんだから鬼なんか神なんかそのへんハッキ

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写真で嘘をつく②

写真で嘘をつく②

首の折れた花を捨てるっていうからもらって撮った。そこに枯れない花が生まれた。

写真と一括りに言っても様々なジャンルがあって。

報道写真、広告写真、ポートレート、スナップ、風景、記録、思い出からアート的な写真も写真と言われるわけなんだけど。

真実を写すと言いつつ、そのほとんどが嘘だ。

そこに美しい風景があったとして、その一瞬の感動を写真に残そうとした時、匂いや音、空気感は写真には写す事が出来

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ピャーの話

ピャーの話

夜と朝の間ほんの一瞬だけ、ピャー!ってなるっていう話を聴いた。
一日の睡眠時間は大体同じで。早く寝ると夜明け前に目が覚めるから(じいさんか)明け方の空を眺めながらピャーっとした瞬間を探すんだけど見つからなくて。ピャーっていうのは感覚の問題だから、受け取り方の違いで俺には「しゅごーん!」に見えたり「でゅー!」に見えたりするのかもなぁ…と思って撮ったそれは、「はでーん!」でした。俺も「ピャー!」を撮り

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花を撮るのが楽しい

花を撮るのが楽しい



「ナンバーワンにならなくてもいいじゃんか、元々特別なオンリーワンだからねー」って槇原が言ったとか言わないとかいう話しがあって。

言いたい事はわかるんだけども、でも少し違うくねぇか?と桃栗は思うわけでございます。

本人にそんな気がなくてもナンバーワンにしようとしてるのはその人の周りだったりする事が多くて、数字を並べてランキングにしたりするじゃんか。

「一番になりたがる?」いや、そうじゃねぇ

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視点がぶっ壊れている?

視点がぶっ壊れている?

「視点がぶっ壊れてるよねぇ、いい意味で」と、

言われましたが「いい意味で」を付ければなんでもOKじゃねぇからな。

うるせぇです。(いい意味で)

でも、写真を生業とする僕にとって視点がぶっ壊れてるっていうのは

意識している部分ではあるので、言われる度に

してやったり感でうれションが出そうになってます。

いや、少し出てるかもしれません。(いい意味で)

被写体を一枚の写真に収める時、

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写真で嘘をつく

写真で嘘をつく

モノには形があって色があって、そこに匂いがあったりなかったり、触れば硬かったり柔らかかったりするするわけで。

写真が真実を写すものだとするならば、俺の発信するものは写嘘かもしれない。

モノクロにした時点で色という情報を消しているし、池に咲いている蓮の花を撮っているのでもちろん背景も実際はこんなんじゃない。

写真や文は見る人、読む人に主導権があると言われるがこうして余計な情報を削除することで相

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