Satoko Nishino

会社員を経て2020年12月に独立、つぎてとして活動中 このnoteでは記憶に残った…

Satoko Nishino

会社員を経て2020年12月に独立、つぎてとして活動中 このnoteでは記憶に残ったミュージアム、地域で地元で出会ったヒト、大切に思うこと など日々のことを不定期に綴ります✨

マガジン

  • もう一度訪ねたいあの美術館

    再訪したいと思っているミュージアム、記憶に残る企画展、常設展、美術館の記事です

  • 読んだ本の記録

    覚えておきたい本の記録を残しています

  • あとでゆっくり読もう〜

    noteをみていて気になった記事、繰り返し読みたい記事を紹介しています

  • ひとりごと

最近の記事

初めまして RUT BRYK!

フィンランドの 陶芸家 RUT BRYK(ルート・ブリュック)さん。 展覧会でその作品を知ってからかれこれ5年が経つ。 コロナもありその後2回ほど計画とリスケした。 ルートさんの作品を訪ね、雪が残る体感気温-1度のフィンランド ヘルシンキを訪ねてきました。 「はじめまして、ルート・ブリュック」 2019年の春、東京ステーションギャラリーで開かれたルートさんの展覧会「はじめまして、ルート・ブリュック」に出かけた。陶芸の工房で師匠に図録を見せてもらったのがキカッケだ。

有料
200
    • "all of us" ヘルシンキで訪ねたみんなの図書館 「 Oodi」

      ヘルシンキ中央図書館 「Oodi」はヘルシンキ駅から徒歩5分ほどのところにあった。ゆるやなかに波打った曲線を描く建造物は(ここだな)と遠目に見てもわかる。フィンランドの独立100周年を記念した、国民へのギフトだという。 時間があったら1日ここで過ごしたいと思ったくらい居心地のいいステキな場所だ。 残念ながらその時間はなかったのでもう一度、ヘルシンキを離れる日に訪ねた。日本も、魅力的な図書館が増えてきているが、all for you の精神が隅々にデザインされ、馴染んでいた。

      • 現代アートの祭典・黄金町バザールの一角で〜「黄金森」のネコたちはどこに

        横浜トリエンナーレの分室ともいえる黄金町バザール。「黄金森」から持ち帰った6つのネコさん。ぬいぐるみバッヂなのだが、こんな方々に持って欲しいなぁと思う人にもらわれていきました。岡山、能登、作家の方、美味しいものを作る人。気がついたら手元に残ったのは一つ。 また行かなくては... ネコの作り手は、大分在住のアーティスト 安部泰輔さん。 安部さんのことを知ったのは昨年の夏。 大分県立美術館に竹工芸に関する取材に出向いた時だった。 取材時間まで30分余裕があり、吹き抜けのアトリ

        • 仕事で出会った友人と

          2年ぶりに前職でお世話になった方とお会いした。お子さんが小学校を卒業したのだと写真を見せてもらった。 彼女はバリバリのキャリアを重ねているのだが母なのだ。つい忘れてしまう。 何冊もの本を出している。しかも何年もかけて積み重ねないと彼女しかできない本だ。社会に出てから海外のビジネススクールを卒業されていて大変な努力家だ。でもチャーミングで、惚れ惚れする。とても尊敬している。 前職にいた時に、10年以上前になるのか、、、当時の上司に「僕が一番尊敬する編集者だ」と紹介してもらった

        初めまして RUT BRYK!

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        • もう一度訪ねたいあの美術館
          9本
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          15本

        記事

          日本最古の金物の町

          2月は逃げるという言葉どおり。今日は2月25日 日曜の夜。 今週の金曜日には3月ですね!!! 2月の初旬、神戸まで出かけたついでに、三木市という町に足を伸ばした。新潟の燕三条と並び金物で有名な町だということは行きの電車の中で知った。三宮駅より阪急線に揺られ、到着した駅は無人駅だった。 気温が低く寒い日でもあったので歩いている人はまばら。駅前にあった洋菓子店で名物だという甘栗ソフトクリームを食べながら調べてみると金物神社という神社を見つけた。金物のお店があるといいなと思って

          日本最古の金物の町

          読書メモ: 『ソニーデジカメ戦記』 

          先日二人の編集者に勧められたのが『「ソニーデジカメ戦記」もがいてつかんだ「弱者の戦略」』。 ソニーグループの元副会長 石塚茂樹氏にインタビューした内容が書籍化された本だ。アマゾンから届いた本を開いてみると、対話形式だ。(対話形式は連載向きで読みづらいな)という先入観を覆し、一日で読了してしまった。 ソニーのα7を持っている。 数年前、仕事仲間が持っていた一眼レフがこのカメラだったこと。友人がソニーに勤めていたことに購入理由がある。「買わなくても相談に乗ってくれるから」と勧

          読書メモ: 『ソニーデジカメ戦記』 

          アートで歩く台北

          2024年の正月明け、台北で訪ねた美術館などについて書きました。 備忘メモです。 華山1914文化創意園区 かつての酒造工場の跡地🏭をリノベした文化施設。アートに関わるものを集めた商業施設だろうか。印象派、ハローキティの50周年企画、印象派展。レストラン、カフェ、映画館もある。現代アート系のギャラリーには奈良美智さんの作品もありました。 奥は南国の緑に溢れた公園。ふらりと散歩だけでもいいかも。 松山文創園区 デザインミュージアム 1930年代の紙巻きたばこ工場をリノベ

          アートで歩く台北

          2024年にやりたいこと、と2023年recap

          あけましておめでとうございます! 新しい年、窓からみえる青い空はいつもと同じなのに晴れやかでした。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 年末年始、それぞれに過ごし方がありますよね。 ご家族過ごす時間。初詣に出かけたり、田舎のある人は年末年始は帰省されているのかもしれません。 私は例年、地元で過ごします。 年末から仕事しながらいろいろ店じまい。今年は仕事のつみのこしが多かったので"小"掃除もお正月の準備もおしせまってから一気に。 あ、合間にでかけているのでご心配なく。

          2024年にやりたいこと、と2023年recap

          灯台と村___3年を経てHPをリニューアルした理由

          2023年の秋、3年ぶりにHPをリニューアルしました。 そこに至るまでの背景とHPの世界観を残しておきたくて、お世話になったクリエイターの方の言葉を思い出しながら、手書きのメモを拾い集めて整理しました。 仕事の中身に応じて、HPは「動いていく」ものです。 が、「灯台」というモチーフはつぎての軸となり、仕事を続ける限り不変です。 リニューアルの理由 最初のHPを立ち上げたのは2020年春。法人化を準備していた時だ。 「銀行口座を作る時にはHPがある方が何かといい」と人づ

          灯台と村___3年を経てHPをリニューアルした理由

          11月の最終日

          2023年11月30日ーーー 今朝のFacebookが教えてくれたのは、10年前の今日、ベトナムのハノイへ旅していたことだった。ハロン湾の景色を見たいという母との二人旅だった。 時は流れてコロナ禍に突入—- 3年前に勤めていたコンサルティング会社を辞めた。サラリーマンを卒業し、独立した。1年続けてみよう、2年はなんとか頑張りたい。そう思っていた。 当時、その時間は途方もなく長く思えた。 そして今日。 卒業した日から丸3年が過ぎた。 今朝は東京・お台場の国際展示場にいた。

          11月の最終日

          産業遺構 犬山とノリタケの森

          通過点になっていた場所を目的地へ。 名古屋から在来線で30分ほどのところにある犬山城。天守閣が現存されている数少ないお城。 近いからいつでも行ける。そう思っていておそらく10年くらいたってしまった。 9月末だというのに、日差しが強く、帽子か日傘なしでは日焼けを免れずな暑さだ。 城内にエレベーターあるよねと思っていたら、ありません。入り口でお時間に聞いたら「あるわけないでしょ。昔の武将さんはこの階段を上り下りしていたんだよ」といわれてしまう。 過去に行った城。姫路城、小田

          産業遺構 犬山とノリタケの森

          奈落の底。ナラッキーにいってみた

          新宿通りをわたるとガラリと風景が変わる街、歌舞伎町。 長いこと足を踏み入れたことがない。知人に誘われなければこの先もたぶん行かなかった。 今回の目的は、「王城ビル」という昭和レトロなビル。Chim↑Pomインスタレーション、展示制作を行なったという期間限定の現代アート展覧会「ナラッキー」だ。 王城ビルは 「1964年に竣工し、城を模した独特のデザインで愛されながら、当初は名曲喫茶、キャバレー、カラオケ店、居酒屋へと業態が変化し、2020年3月まで続いてきた」 連休最終日の

          奈落の底。ナラッキーにいってみた

          三度目の奥能登 

          能登に来た 今年三度目の奥能登に来た。羽田空港から飛行機でわずか55分。能登空港の上空から窓に広がるのは懐かしさを感じさせる田畑の景色、今回は頭をたれた青々とした稲穂。「帰ってきたよー」という気落ちでいっぱいになる。 「おかえりー」と出迎えてくれたのは輪島地域でも唯一、分業制の輪島塗でデザインから一貫体制を手がける「輪島キリモト」さん当主の奥さん。奥さんというかいわば副社長だ。そして、今回は彼女の紹介で今回は總持寺のある門前地区の農家民宿「noto forest」さんに宿

          三度目の奥能登 

          奈良でみつけたアートの森 - アートとデザインが新しい仕事をつくる

          「映像もつくる。これは私がつくったものです」GoodJob! センターKASHIBAで活動するふーちゃんがセンターでの活動について自ら作ったパワポ資料をつかって説明してくれた。 GoodJob! Center 香芝(かしば)のこと 酷暑で35度を超える8月下旬、奈良県の香芝(かしば)にある「GoodJob! Center KASHIBA」にいた。一緒に訪問した元同僚の岡村さんと道に迷いながら5分遅れての到着。 なんとも気持ちのいいおしゃれな建物。入り口は開放感にあふれ、「

          奈良でみつけたアートの森 - アートとデザインが新しい仕事をつくる

          夏の思い出〜 「山水郷デザイン3」 をみにいった

          先日出かけた丸の内にあるGOOD DESIGN marunouchi. ゆっくり訪ねるのは2年ぶり。目的は「山水郷デザイン3- 地域の価値の耕し方と伝え方」 Facebookをみていて(最終日しかないな)と実家から夕方中央線に揺られて、日曜夕方の有楽町に出かけたのだ。 ”丸の内”とあるけれど東京駅からよりも有楽町駅が近い場所にある。 小雨まじりの不安定なお天気だったけれど会場は賑わっていた。学生らしき人、シニアな人、研究しているっぽい人、観光客などなど。 去年訪ねた丹波篠

          夏の思い出〜 「山水郷デザイン3」 をみにいった

          「東京現代」 /TOKYO GENDAI に行ってきました

          東京現代ってなに? 東京現代は、アジア太平洋地域の主要なアートフェアを主催する The Art Assemblyが運営す?世界各国から集結した73のギャラリーが集った新しい国際アートフェア。 7/6のプレビューディから4日間開催された。主要なコレクターや美術館・アート関係者を含む20,907人が訪れたそうです。 5月に開かれていたART FAIR TOKYO も気になりながら、何人かの知り合いが「行ってきた! よかった」という声を耳にしてちょっと悔しがったりしていた。 ア

          「東京現代」 /TOKYO GENDAI に行ってきました